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令和六年、狼弦暴威

Des-ROW・組スペシアルの新曲がポップンに来た令和六年一月四日。
この日が俺らの正月だ。

これはもしかして、もしかしてしまうのか……!?

新年早々正月ボケすらしていられないショッキングな三が日だった中、明日から仕事始めという1月3日にポップン公式から予告が投下されました。

おっとぉ…………!?

「狼弦暴威」ロウゲンボーイという曲名。
「六は簡単には会ってくれないらしいのでまずは他の曲を覚醒していったらいいのかなぁ」との「覚醒のエルム」現状12曲の全解禁を要求するであろう文言。
要するに特別な立ち位置の曲ですよと言っている。

去年のBPLS2 DDR決勝でのライブ出演後、裏のLet's YOSHITAKA(通称レツヨシ)でも右寺先生は新曲のアイディアはあると話していたんですよね。後日ムルムルさんが新曲をレコーディングしている旨の報告……の範疇ですかね? 固有名詞は出してないので匂わせ? なポストもしていたので、「それ」がいよいよ来るのか、と。

でも前作・解明リドルズで「六担当の新曲=Des-ROW・組の新曲」はすでに崩されていて。
それも寂しくなかったわけではないんですが、「Des-ROWさんがいなかったら自分は音楽をやっていなかった」と断言するRoughSketchさんによるヒプロシリーズへのリスペクトに満ちた曲だったので、それほどショックではなかったと書き記しておきます。

そういうわけで期待値をめちゃくちゃ頑張って7割くらいに抑えて仕事始めの午前中を乗り切り、ようやく訪れた昼休み。

解禁勢によって判明したアーティスト名は、
「Des-ROW・組スペシアル」

とても座ったままで受け止めきれるものではなかったため、おもむろに人目のつかない部屋に移動し、特大ガッツポーズからの飛び跳ねてバンザイ(全部無言)でひとしきり喜びを爆発させてから素知らぬ顔でご飯食べてました。社会人擬態。

昨晩は異様に寝付きが悪くて、本来なら音ゲーせずにとっとと帰って寝るべきコンディション。でも期待通りの展開がやってきたのなら、解禁させずに帰れるわけないでしょう! 残る2曲の解禁(約2時間)は緩めに進めてもヘロヘロでしたが、まぁ気合でどうにか。
そしてついに自らの目で拝めた「狼弦暴威」のバナー。解禁可能になった時点で流れるプレビューを「あぁ……荒々しいギターにYUさんのラップ……確かにDes-ROW・組スペシアルの新曲……」などと感慨深く聴いていたら。 

\うるせえババア!/

反抗期かしら、口悪すぎておばちゃんびっくりしちゃった(謎目線)

塵と化す感慨(褒め言葉)

peaceの「令和の国」以来なんですよ右寺先生の新曲! 令和になって間もない2019/7/25以来、4年5ヶ月10日ぶり!! それほど久しぶりの新曲だってのに解禁前から全然しんみりさせてくれない推しよ。
でもそれは「期間が空いてたのはただ期間が空いてただけ」でもあるのかな。「久しぶり」なんて言う暇なかったね。そんなもん必要ないだろって一刀両断されたも同然よ、あのプレビューは。

BPLS2 DDR決勝のライブ裏でぐだぐだ進行のレツヨシを見てたときにも似た感覚を覚えました。あのときも、表に出てこれない事情があったんです感が皆無だったなぁ。組スペ3人+よしくん(あえて)の間に飛び交う軽口やジョーク。そこには単純に「あの頃の続き」があった。

何はともあれ満喫させていただく

「狼弦」は「弄言 - 言葉をもてあそぶこと。やたらにしゃべること。」が元でしょうか。使っている漢字の意味合いは「狼藉」の「狼」?「無法な態度や行為をすること。乱暴をはたらくこと。また、そのさまやそのようなふるまい。」
「暴威 - 荒々しい勢い。乱暴な威勢。」こちらは Boy に掛けてるのでしょうね。
それほどの暴れんボーイならそりゃうるせえババアくらい言うわな。プレビューで無遠慮に飛んできますけどね。老人会の感慨を清々しいまでに吹き飛ばす反抗期をこの状況でやってのける、それがDes-ROW・組スペシアル。

反抗期(はんこうき)は、精神発達の過程で、他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のことである。

Wikipediaより

歌詞はまだほとんど聞き取れてないです。「あなたのためを思って」と差し伸べられる干渉は保護者だけにとどまらず、年齢を重ねてもなお四方八方から飛んでくる……てのと繋がったりするのかどうかは定かではない。「清く正しく優しく馬鹿馬鹿しく」はちゃんと聞き取れた。清く正しいだけじゃ息が詰まっちゃうもんね。

YUさんもムルムルさんも右寺先生も歌ってくれてて嬉しい! 展開が荒々しいばかりで終わらないDesイズム! あと右寺パートで聞こえるベースが良い音してた!  アルモバで聴ける日を心よりお待ちしてます!

譜面が粘着しにくくてつらい

難易度:EASY 17 / NORMAL 32 / HYPER 42 / EX 48
初っ端から3連符主体。合間合間に3連符が挟まってきます。

Nから容赦なくリズム難なので、HおよびEXで曲に馴染んでからSランクとパフェが取れました。そもそも32は詐称との意見が多数。

最初に触れたのはH譜面だったんですが、序盤のリズム難ラッシュや中盤あたりのトリル地帯がなかなかに暴れており、EXに対する嫌な予感が発生しました。改めて42~44のハイパー譜面をいくつか触ってみたところ、やはり42にしては暴れすぎてますコイツ。ところどころ片手交互を強要する上に性格が悪い配置してますし。
コンディションを整えての再挑戦で94kのBAD1まで追い詰めたものの、なんだか下振れがとんでもないです。粘着すると駄目になるタイプでつらい。

EXはまさに「嫌な予感」が降ってきて笑顔になりました。推しからの新鮮な殺意、大変助かります。ゲージは助かってない模様。片手処理力が求められるタイプですかね。後半に出てくる片手階段でなぜか手が動いてくれません。
あとゲージ2個ってところまで追い詰めたものの以下同文。癖が付いたんじゃなかったらいいな。恐怖。もっと粘着させてくれ。

一刀両断された巨大感情の供養

しっかしとんでもねえことをやってくれたなって感じです。いろんな意味で。 ほんともう……こっちはずっとおとなしく待ってたわけでもないのによぉ……!!!
2年間くらいは「推しの新曲が出た音ゲーマー」が羨ましすぎて勝手に消耗してたんですからね(えぇ勝手にです、当然右寺先生の非ではないです)。ややこしいことに「双璧のもう片方であるSLAKEの新曲が聴けている自分を羨むDes-ROW推しの自分」もいたよ。供給がない程度で推すのをやめたりするもんかと歯を食いしばってもいたよ。とは言え新曲が来ない間にしていた過去の掘り下げもわりと楽しかったし、別に歯を食いしばらなくても結局この人の曲からは離れられないのだろうと思い知らされたところもあるよ。

そんなこんなで特大お年玉をいただいてしまいましたので……するか……世界に還元……(日本赤十字社のサイトを開きながら)。

※1/11追記

ささやかですが。

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