メドウ, メロウ, メノウ




さすればまた 透明な詩を書きたいと 思いました 象牙のような素敵な白に 惑星のような黒檀のペンで 好きのリズムで いつか いつも そこにあったようなものを 辿り綴れば あの喫茶店はもう閉じてしまったけれど 大丈夫 私がお茶を淹れるから 海の見える山の開けた虚空で 二人か三人数少な 私 確かなお茶を淹れるから 呑み干すように飲みましょう 要のスパイスに 本当の蜂蜜を持って行くから クローヴも カルダモン 誰かが誰かにお礼をして それっぽいキャラコの上で 与え 興るように飲みましょう静かに 山を滑る森の中 木々は人々を逃さない ずっと見ていて 祝い 漣のような騒めき 命ずっと見てる ほら 命ずっと聞いてる 触っても溺れない届かない いつか叶うでしょう スープ飲むでしょう お前 命の

メドウ メロウ メノウ
本当は句読点は要らない
とても近い 親しい音だ











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