時速300km平行移動しながら覚書




気の抜けた日記ですご容赦くださいだって一仕事終えたんだもん。あらら三条に晒した髑髏を回収し忘れた。年代物にすればコレクション趣味に引っ掛かると思って保管していたのだが、確かに社会的動物というところの

カムナガラ クニカツギ アヤカムナオビ オホカムナオビ イツノメニ オオトチムスビ イツノメノ ソコツワタツミ

社会性というものは 半端じゃなく根深い母体のようなもので それまでの生命は社会性という情報層に到達した時に上から下まで機能が相当に書き換えられていると思う あ忘れてた

ソコツツヲ イシマトマリメグル ナカツツヲ 正直に言おう、そして最初に言っておくがこれは俺の母も同じような感覚を抱きそして抑圧しながらしかしながら今となっては忘れていることだろうが、人間や状況に関する大まかな流れが大体分かる

むしろ分からない人なんていないと思う しかしその程度や精度がかなりかなり 多くの人とは異なっているのだと思う 人と最初に接触した時にほぼほぼ大体その後どのような経過を辿ることになるのか分かる そこにどの程度の不確実性や自由意志が認められるのかも分かる 俺の知人友人の内の誰がああお前はそうなんだろうなといい他はそうでないまたは分からないと言いながら既に俺にどの程度惹きつけられていてそれは何故でずっと未処理なまま抱えてきた問いや問題をいつどのようにして目を瞑りながら俺に提示してくることになるのか

( 最初の接触の後に恐ろしく精度の高い予言みたいな予定帳を相手に送りつけていることがあり 双方が後に驚く程の正確性がそこにあってしまったりする なんでことずっとやってる 流れをむしろ作って履行させているのかもしれない 俺は俺の奴隷だと思います )

カムナガラウハツワタツミムラジイツクウハツツヲアマテラスウツシキカナサクタケハヤス サノヲツクヨミ タキリヒメ イチキシマ サヨリヒメ

全部既に何度も何度も起こっている有名なパターンだ 有名とはそのままの意味であり物語の題名がついて古典として成立しているレベルだ そして根源的には自己同一性とも呼ばれるそのようなあらゆる呪い 名付け に人々の行動習慣は縛り付けられていて 名前を知っているからこそイメージできて イメージできるからこそ解体含めてマニピュレーションできる人間を 人間は必要に従って無意識に探し出しそして選び抜き 自分の未処理を代行させる

この点に関して人間は恐ろしく絶対な非対称性を保持しており、この非対称性こそが破れのシーソーとなって多様性という生存戦略を全体として可能としている

なので、誰も何からも逃れられない これから逃れる逃避するとは社会生命として矛盾でありそのような消極的態度は絶対冷徹な取り立てによって終局を免れない

五月蝿えな漢字なんて全部当て字なんだよクニタチ アメクニカソコソギタチ アメノネノ アメノオシコロオキミツゴ 絶対に連れてってやる引き摺り込んでやる お前が俺に何を提示し提示したのかそして俺がそれをどのように口に含んだのかお前に見せつけてやる 多分これはそれは美しい だからこそ帳尻を合わせなきゃならない 支払いは厳格であり絶対の本質的なレベルに於いてのみ許容される

支払い シハライ 私祓い 死払い 試合 仕合 死合 私愛 しあいしたいしあいたいの 俺はお前はそれでいいのかということのフィナーレを準備し続けている 自分にとって元来である手触りが設置された境界世界で俺は待ってる この時代の多くの場合は俺にとってスペクトラム自体が薄くそして狭い 俺は健全な感覚と自意識としてこのことを思うようになってしまった 表現の目的も技法も問わない ただ毎日が祝祭であり毎時の接触を奇蹟として遂行したい これは傲慢だろうか それとも無性でしょうか

生きる心のあり方はそれぞれ次第だ 全くもって最初から違う 俺はこれとは正反対のことを同じくらい強く叫ぶことができる 生きる心のあり方に違いなんてありはしない 皆死にたくないんだ 俺は死にたい 俺が死にたくない時なんてない 俺はずっと覚えている限りずっと死にたい でもそれは大きな新陳代謝として必要でありそして何よりも健全かつ豪胆な感情として発生し 湧き出してしまうものであることを知っている それをいつも最初からずっと知ってる

俺は死にたい系の自殺族だ 必要の限りに於いて自己同一視してから他殺するこれも自殺 分かるかこれは人間の機能なんだ 土は人間から見れば異化にも同化にも支えられている 一つ有限な生体膜内に沸き起こる感覚や感情なんて問題じゃない 必要ある自然として害虫も害獣も異化も腐敗も発生する それは人間という情報の社会層に於いてもだ 人間の社会という情報層に於いてもだどっちでもいい 

俺は今不思議な姿かたちを書いて吐き出している お前の指がどこまでをなぞれたのかは気にもならない吐き出す とある地平のあらゆるを含んだ蠢く図形を掛け合わせて 確実なる優勢種を生み出す それはどんなものどものどんな動きも包含してしまうという意味で優しい勢いのある沢山の図形なのだ どこかに収斂しているかもしれない

俺は時速 300km で平行移動しながらどうでもいいことを書いている 平等院鳳凰堂の隣にはウトロ地区がある 本来の人間無重力に力を通すには高貴と穢多が必要なんだ だから俺はその両方をいつも歩く 俺自身にはどちらもが必要でも重要でもない でも俺にいつも差し出される未処理の問の前提世界はそこから出てる出て来てる 俺にとってはそれらの全てが重要じゃない 俺はただインフォルマ ただずっとインフォルマを見てる















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