人間が一体いつ

人間自体を再開し

その矛盾を解消しようと

し始めるのか

認知と言ったものの照り返しの中で

私は濡れる山火事に乾く砂漠をみる

裁判所からトイレットペーパーを持ち出して

漂白されたホームレスに手渡す

庭にも公園にも野草を

野草を植え直す

夜窓や　夜想という言葉を知りながら

いやそう　やそう　それもよそう

開け過ぎた道は道にみえない

経ち過ぎた神は神にみえない

道行く神神の残滓に語り掛けながら

今日もおもいます

なんておもいんだ

こんな宇宙の果てでは

忘れる記憶の軽やかの中では

誰も居ない厳かの内には

アドルフお疲れアドループ

だけどポリコレ的にも今日も無効

フェードアウトするコマ割りの向こう

本当の神様がクラッカーを鳴らしました

パ　トラッチ