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分裂気質のトータルトランス 2nd2




アリヤ アリヤ リリオウカラニ マハラサンバンダジ バスン バスン モミチミロナガアキタマコヌチ コレヌボカシニ 私から分泌される構成は名もない瞬間でありギリギリギリギリ 淡いを重ね合わせたギリギリの嗅覚 226の碑を眺めてそれでどうする このままこの道を行ってしまおう   御前お前 足りなかったから足りなくて今に飢えてる 自分の飢餓を時たま晒していることに気が付いていないか 気が付くことと忘れることの繰り返しをしているのか 苦痛への耐性は構造理解の保持力そして現実への介入と変革の性能と高密度に連関している 自分に設えたクラスルームに閉じ込められている惑星に目を遣り手を当てろということだ そこには確かに既に沢山の家族民族が住んでいる お前の力は未だ未分化未発達であり急がしいからこそ道路標識に捕らわれる 本当に道はその外にあると言うのに 名前の付いた甘い瞬間と空間をむしろあとどれ程の時間憶えているかな お前は早く覚えを憶えて思い出すべきだと思う 自分の氷河に眠っている地の底の記憶と嘗て地を闊歩した血の者共の囁きを 彼らの紡いだ言語と共に 多くの人と話しながら私は三度思い出した 私はどうも座標で荒れる 目前の人の落着する空間を提示できてしまう それは確かに正しく心地よいものでありながら 私は絶対の破れを期待している だから一人で独り崖を登って飛び降りろ 飛び付いて爪と歯を突き立てろ お前の知っている通りそれこれも破れと溢れを期待している それにこれとは常に目前の現象のトータルだ 私は私の祈りで捧げようと思う アメノトヨセツミ カムナガラ アイダラボッチ キトムカシ センテンスに混ぜ込まれた群れの粗熱に気が付いては引き剥がし 聞くなら根本に聴き耳を立てろ 触れるなら底にある全体を捉えろ 見るなら確かに直視しろ 目を伏せるな何処を見ているんだ 何を見せているのか知りたいのか なら今ここで口を開けろ 流し込んでやる 見たもの聞いたもの触れるものものことこころ ここにあらず ころにある ときところとこたち 私が私が流し込んでやる 注いでやる お口直しの玉露はそこにあるから 見切りを付けて軽やかに 必要以上の音を出すなよ 音楽は既に溢れているから 何も無いかのように曲を選ぶな 何か何かを教えてください 空前の偶然を咀嚼したような貴方貴方の物語を聞きとう御座います その溶け合わさりにありがとう 当座 恐ろしく折り畳まれたコンポーネントを開いて 一つか二つの数少ない貴重なパターンを見抜いてしまおう やることをこれからの整理しよう 悪魔のように とても洗練された現代的な悪魔のように これからのやることに受肉させてやろう それからはまた天使のように 軽やかに軽やかを道筋みたいに運んでしまおう 私も一つの遣い魔だから 小箱を片手に世界を駆け抜け境界を越え 素潜りしては底の石に触れてから 帰ろう 還ろう孵ろうかえろう 一緒の陽炎みたいな蜉蝣 両手を使って気を付けて 一人にしちゃってごめんなさい あでもほら誰か来たよ そいつも沢山の天使のようだ ありがとう そんなことしたくなかった したくないんだ 木の葉さらさら燃やせば甘い 甘さはどんな種類でもいい透明であれば 選ぶ甘さの透明を記憶していよう キオク ヒトミ コヨミ ワクミ 思い出の落とし玉は伝わったかしら 重くて熱い地殻の記憶として渡しておくよ 何回か歯を当てるといい そいつは上等な檜の木玉より余程いい 何故ってそいつは吹き込んでいる 何故ってそいつは溜め込んでいる 熱を熱を 熱い熱を 時間を忘れてお裾分けしている だからお前の分裂を許さない 取り零しに満足はしない それは俺とお前のセパレートされた 陳腐な地獄の孤独を許さないということだ 俺は手を出されれば必ず握る 握り込む どうもささやかな暗号みたいに 要らないものは捨てていって全体を解けよ 確かにあらゆるレベルで繋がっていて 感覚と感情に間違いはない だから湧いてきたものが沸いてくる前に肚を揺らせよ 見えないところでよく食べる割に吐き出しが下手なんだ 刺激に犯してやるから驚きはしないこと 俺の筋なる指は何処から何処へどのようにでも入って行ける イルイラル イレルラル イレラレナル 密度の不思議なんて好きじゃないんだ 引き寄せ掴む割には処理しないから その手の閉息が苦しめているなら まずは換気してから引き締まってこいよ 手放しに締まるネジを緩める役も手放しに緩まるネジを締める役ももう沢山だ 好きなんだけど沢山だ 嘘だもっとやらしてください愛しています ありがとうありがとう 選んでくれてとても楽しかった 貴方が悪であるとは誰も思っていなかった むしろ貴方は全なる触媒であってしまった 全膳善然 全然無理ないくらいに可愛相に お前がグラスを投げられたのはだな お前の見つめ方を思い出したからだ それを含めてフリースタイルでお前には 俺を見つめる自由と選択がある合っている 海沿いの時間を君に捧げよう ささぐ ささぐささぐよ 人工地震を作りに行こうよ 音楽については作る前に奏でにやっぱり気付いて欲しい ここには風と水と越えるものがあるから 見えない見えないんだけど見えない何かに曝されているということに気が付いてしまう ごめんね 接した面をこちらに向けて時たま何だと問い掛けてくる 黙って 全然違うことでね 私の悲しいは納得なんです それが唯一か一番の絶対エネルギーなんです 電気余ってます触れさせてください 体液をそちらに寄せて注がせてください 円錐状の穴が見えなくたって開いているから 縁を辿って音もなく挿れさせてください ねえねえ 踵の皮が破れちゃったよ 歩きにくくて丁度いい 丁度さ今迄の歩き方をやめたかったんだむしゃり 出たらば涙を俺との視線に注ごうとするなよ 大きいが抱擁をしたら動けなくなっちゃうだろ 動き始めたのに勿体無いじゃないか 後ろから一部を当てるか刺し込むだけで充分なんだ どうせ何処かへ今にそこから行かなくちゃならないんだから 行こう向かおう行きましょう 行かなきゃなんない 行きたくなくても行くことになる 行きたくなる 今度また離れ離れの世界に クリック音を頼りに

見もしないカタログは捨ててウィンドウショッピングをやめろ お前の手触りは全部活かされるべきだ 黒目に更なる黒が必要ならば貸してやる 支払いは厳格であり絶対の本質的なレベルに於いてのみ許容される そんな帳尻はこちらから付けてやるから 破れと乾きと貪りの音に気付けよ 全部大切なんだからさ













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