謎制作者はあなた方の敵ではない~疑心暗鬼になりすぎていませんか?~

どうも皆様こんにちは。中部謎解き団体トリクレットの謎製作兼広報活動をしております、愛知県在住のあくあ( @A9A_porin )と申します。

さて、早速ですが、謎解きイベントというものは皆様の思考の裏をかいてくる、いわゆる”二段オチ”というものが多く、疑心暗鬼に駆られることは少なくないと思います。

しかし、疑心暗鬼になりすぎるがあまり十分に謎解きイベントを楽しめなかったり他のメンバーに迷惑をかけたりしてはいないでしょうか?

ここでは、謎製作者として、そして謎解きプレイヤーとして「ここは必要以上に疑う必要は無いんじゃないかな」と私が感じる点をいくつか挙げさせていただきます。(なお、本記事は特定の方を揶揄する意図はございません。)

1.中盤で取り返しのつかないような手順は踏ませない

最終回答を提出する時点では「チャンスは一度きり」ということは頻繁に良くありますが、中盤においてそのような取り返しのつかない選択をさせるような公演は私は見たことがありません。あるとしたらそれはバグか製作者の性格が歪んでいるかのどちらかです。

2.スタッフは嘘をつかない

スタッフ(いわゆる暗躍)が「これはやっても大丈夫です。」と何度言っても疑う方がいらっしゃいますが、スタッフがいわゆるストーリーと関係する人物でない場合はまず嘘をつく必要性がありません。もしストーリーの関わりで嘘をついていたことが後で判明したとしても、1.で説明した理由で取り返しのつかないことにはなりません。

3.導線の薄い三段オチが用意されるようなことはまずない

これが一番良くある疑心暗鬼ポイントですね。ニ段オチと思われる地点をクリアした後に、「もしかしたらまだ何かあるのかもしれない」と考えて自分で謎を作り出して自滅する、というパターンです。

謎製作者だって人間ですから、あらゆる可能性を考慮してその上で完璧な回答を作り出すことなんて出来やしません。素直に構えましょう。

4.謎製作者は誰も解けないような難解過ぎる謎を作りたいわけではない

謎製作者、というよりイベント開催者は、あくまでも皆さんに楽しんでもらうためにイベントを作っています。少なくとも私はそう信じています。

私は謎解きイベントの満足度は「クリアできたかどうか」ではなく、「最後の問題まで到達できたかどうか」に一番ウェイトがあると思っています。それに、せっかく謎を作ったのに最後まで解いてもらえない、ということほど製作者として悲しいことはありません。なので、最後のステップで悩みに悩むことは良くあることですが、中盤で手が止まって全く進展がないというような事がないようにスタッフ側も配慮しております。

以上、私が思う「ここは必要以上に疑う必要は無いんじゃないかな」と思う点を挙げさせていただきました。最後に、疑心暗鬼になりすぎないために私が一番大切だと思うことを述べさせていただきます。

イベントを純粋に楽しもう、という心構えが大切です。

最初から疑ってかかるのではなく、素直にイベントを楽しもうという気持ちがあればきっとチームメイトとの絆を生み出し成功を呼び込むことが出来るはずです。

それでは皆様、よき謎解きライフを。

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