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占い師がマーケティングを勉強するよ!②自己欲求を満たす〜説教する占い師は滅べばいい〜

さて、前回の記事の続きとなります。
前回の記事はこちら

②価値の中身を知ろう~人の欲求は3段階ある〜

私が読んだ 佐藤義典氏の著書【ドリルを売るには穴を売れ】を参考にし
占い師ならそれをどう活かすのかに焦点を絞って書き記していきます。

人間の欲求といえば「マズロー」が思い浮かぶ方が多いと思います。マズローは五段階の人間の欲求を解きましたが、ちょっと多いので今回は3つにします。(ERG理論だそうです。ごめんなさい、そこまで詳しく書けない。)

1つ目→生存欲求、2つ目→社会的欲求、3つ目→自己欲求

このうち、占い師はどの欲求を満たすのでしょうか。自己欲求という部分にあたるでしょう。
自己欲求とは【他人を関せず自分自身の充足感を得る欲求】を意味します。

私なりの解釈では、他の誰でもない自分が自分のことをご機嫌にさせる方法を知っており、実行可能なことが自己欲求を満たすための条件だと思います。

自分をご機嫌にさせる方法はありますか? 

私の場合…食べ物なら、ケーキ。場所なら布団と温泉。そんなに、数はありませんが1人で心が満足する方法があれば何より。

では、人との関わりの中ではどうでしょうか。
他人と比べて満足するという比較ではなく、この人といると落ち着く〜、この人たちと喋ってると元気になる〜っていう人、いますか?
ここに占い師は当てはまるのではないでしょうか。
お客様にとって落ち着く場所になったり、元気になる場所であったり。
人は認められると、ほっとします。安心感がうまれます。その安心感を占いを通して提供することで、お客さんの自己欲求が満たされていくと信じています。

不安を煽る、説教するのは悪い占い師

昔テレビで『あんた、ふざけんじゃないわよ!』と一喝している占い師、いましたよね。
テレビ的なパフォーマンスなのかその方の占いスタイル(営業スタイル)なのかは、さておき罵倒されて改心する人って、圧倒的に少ないと思いませんか。
占いだからといって人に説教する人、割といると思います。
占う内容は、不倫や浮気など一般的には良くない質問が大半です。周りの人に相談できないから見ず知らずの占い師に聞くんですよね。
ここでね『あんた!不倫なんかして奥さんや子どもたちがいるのになに考えてるんだ!バカじゃないの!?』と正論かざしたらどうでしょうか。
たしかに正論です。不倫も浮気もするくらいなら別れてからすればいいと思います。
しかし、占いおける相談とはその物事の是非を問うているのではないのです。お客さんはそんなことを相談するほど悩んでいるんですよね。悩む?は??となるのも一般論です。その価値観は大事です。
しかし占いでは、一般論と自分の価値観は横に置いたうえで、言葉の通りに話を聞きます。
遮らずに。決して相手の言葉を遮らずに話を聞くことは、本当に難しいです。
つい口を挟みたくなりますもん。『そうは言ってもさ〜。結局不倫でしょ?』って。

こんなに世の中、便利になっているのに占いって廃れないんでしょうね。
私はとても不思議に思って、占いを始めた人なので今はまだはっきりした答えは出ていません。

しかし、この自己欲求を満たすための手段の1つに占いがあると信じているのは、世間一般では批判されることをしている自分が悩んでいることも含めて話を聞いてくれる人がいるという、1つの救いになるのではと思っています。
そこにプラス、占いの要素をしっかり盛り込むことで言葉の裏側や心理、本当の思いを吐露するきっかけを作れると思っています。

あなたの占いは、説教じみていませんか?
今一度確認してみませんか。

占い師のマーケティングはまだまだ続く…☆



純粋にありがとうございます。いいんですか?