自分はサラリーを貰う仕事をしていたこともあるし、個人ではあるが、自分が定めた対価を貰って仕事をしたこともある。
そして今現在も、その二足のわらじを履いている。

またサラリーを貰う仕事では、従業員10人以下の小さな企業から、知らない人がいないような大企業まで多くの経験をさせてもらった。自ら起業して、会社と社員を守っていく社長の責任感や爆発的な行動力も知ったし、大企業でうまいこと政治的な動きをしながら事業展開をしていく難しさも知った。

・・・と、いろいろな経験をしてきた結果、
あれ、ウチの祖父って実は最強じゃない？！と最近、思いはじめた。

祖父は子供を育て終わってから、脱サラし、農家へ。
「おじいちゃんは50歳を越えてから農家になったんだよ」って子供の頃にきいて、へー、としか思わなかったが、当時としては珍しかったのではないかと思う。

今も現役で、70歳を越えてから覚えたエクセルに、農作物の糖度等をデータ入力。様々な実験をしている。
毎日夜21時過ぎに寝て、朝は4時から畑や田んぼへ。
「そりゃたまに足や関節は痛くなるけど、そりゃ年とったからね。騒ぐことでもない。みんな騒ぎすぎなんだよ」と、背中も曲がることなく、転倒などのケガもない。祖母が体調不良になってからは料理もする。お金の話は孫にしないが、帳簿(経理関係)も多分自分でやっていると思う。

元々、ハイスペックな人なのだろうが、やっぱりすごいなぁと。
あと、何でも自分でやってしまう（やりたくなっちゃう）ところは、受け継いだなと。笑。私も、自分で経験しないと気が済まないタイプだ。

そんな祖父の家には、漢文の掛け軸がある。
「なんて書いてあるの？」と訊いたとろ、「これは家訓だ」と言って意味を教えてくれた。多分10分以上しゃべっていたけど、一文に要約すると（笑）
「家(家庭)をおさめるためには、家族の全員が、仕事も勉強も家事も手を抜かずにすべて真面目に努めなさい。」ということであった。

これ、コネクティング・ドッツ的な事じゃないかなと。
一人ひとりが自分の役割を努めていくこと（極めていく）で、その点と点がつながる。それが良いチーム（家族）ですよと。

まだまだ祖父の足元にも及びませんが、1日でも早く追いついて、良い結果報告をできるように、一つひとつ真面目に努めます。

9/2個人メモ。
・睡眠　3:40→8:00 　寝付けず・・！！
・運動　ストレッチ、広背筋トレちょっと。