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(感想文)The puzzle of motivation - Dan Pink

今回から話したいフレーズも書いていきます.
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ロウソクの実験:1945年の行動科学の実験
道具はロウソク(上が空いた箱)・画鋲・マッチ(火が消えてしまうことに備えて)
『ロウソクを壁に,蝋を机に落とさず付けてください』

その箱を壁に画鋲でくっつけてしまうことが正解.
最近のロウソクの実験で,インセンティブを与えるAと与えないBに分けて実験を行った→結果はAが3分30秒長くなった.(40年に渡ってこの実験は再現された)
これはクリエイティビティが加速されるようにインセンティブを置いたのに,結果が逆になったことを意味する.

成功報酬的なやり方=If then式なやり方は,状況によっては機能するけれど,時には阻害要因になる.←社会科学で最も確固とした発見の一つであり,最も無視されている発見でもある.
科学で発見されたこととビジネスで行われていることには食い違いがある.(There's a mismatch between what science knows and what business does)

同期には内的動機と外的動機がある.インセンティブは外的動機付けである.そしてこの外的動機付けは,20世紀的作業-左脳的-=単純なルールと明快な答えがある場合に機能する,視野を狭め,集中力を高める役割を果たす.

対して,21世紀的作業にはより高いインセンティブがより低い質の結果を生み出すという事実が証明された.現行のビジネスの背景にはこの考えがなく,古いやり方を続けている事,それが一番の問題である.

**では,新しいビジネスのやり方は何か,内的動機付けの3つの要素を軸にして回る:

autonomy(自主性);自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求
mastery(成長);何か大切なことについて上達したいということ
purpose(目的);私たち自身よりも大きな何かのためにやりたいという切望**

例えば,autonomyの実際:20%の時間(グーグル)-普段の仕事の一部でなければ何をやってもいい時間.最後には必ず全体の場で発表する(fedex time).新製品の半分はこの時間から生まれたという.

ROWE(results only work environment):アメリカのコンサルたちが生み出した完全結果思考の職場環境.全てが+のモーメンタムを得る.この証拠に,Microsoftとwikipediaの結果が残っている.

常識に反したevidence有りの主張です,感服.

figure out;motivator;on average;make sense;sharpen thinking;
be out of the box;a clear destination to go to; of our time ; meaningful ;they did the worst of all ; the urge to ; show up when they want ; be totally up to sob ; Let me wrap up. → I rest my case. 

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