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Juneお散歩&冒険記⑦

6月26日

叡山電鉄二ノ瀬駅付近。蛍の舞う川瀬。




6月、あっという間に過ぎていきました。
残すところあと四日ほど。

今日は夕食後に、自宅からさらに山の方へと歩いて行って、
川の瀬で蛍がふわふわと舞うのを見てきました。

夏至が過ぎてまもない今の季節は、19時過ぎまであかるいです。

今日は梅雨の中休みで、雨は上がっていたのでお散歩にはもってこいでした。

夕食を済まし、早めにお風呂に入ってしまって、自宅を出て山の方へ。

湿気もありますが、川の側道を歩いているので風が通り、
水の流れる川の音と、水と植物の香りとが心地よくて足取りも軽く進みます。

少し進むと、叡山電鉄の陸橋があります。
この陸橋付近には、よく鉄道ファンの”撮り鉄”さんがいらっしゃるのですが、
今夜も”夜の撮り鉄さん”がいらしてました。


先日撮った陸橋の写真です。

この陸橋写真の左下には川が流れているので、この付近にフワフワと数匹の蛍が飛んでいます。

そして、さらに山の方へと進んでいき、叡山電鉄『二ノ瀬駅』前を通ります。

この石段を登ったが二ノ瀬駅です。ここに駅があるなんて、地元の人しかわからないのでは?


さらに先に進んで川にかかる橋の上まで行くと、水が大きく流れていました。

川の水がサラサラと流れ、心地よい風に乗って水の香りがします。
蒸し暑さが少し和らぐので、暫しの間、橋の上で夜風にあたり川の流れを眺めていました。

けれどそこにはあまりたくさんの蛍はおらず、少し木々が生い茂っているようなところへ目を向けると、フワフワと黄色い光が舞っています。

なので、蛍が飛んでいそうなところへと向かって、蛍の光を頼りに歩いていきます。

蛍はゆらゆらフワフワとただ舞うだけですが、時間が止まったみたいに私たちを惹き付けます。
水の音と蛍の光とが、時間と蒸し暑さを忘れさせてくれる気がします。



蛍光灯の光と影で遊ぶ4歳の人。

こんな山の方には、夜にはいつもはほとんど人の気配などないのですが、
今夜は蛍を見に人々が集まってきていました。

それこそ、本当に珍しい光景。
いつもは夜の時間帯にはケモノと虫の気配しかしないのにw

実はこれまでは、この鞍馬川のさらに下流の方や、八瀬の方にまで車を出してわざわざ蛍を見に行っていたのですが、こんなに近くで見られることに気づいたのは、つい最近のことでした。

二ノ瀬駅近くに住んでいる、最近お友達になった方のお家まで歩いて遊びに行くことで、初めて蛍の存在と蛍が見られるスポットに気がつきました。
(この土地に住んで11年目にしてw)

車を置いて歩いてみることで、
いつもは通り過ぎてしまっていたけれど、とっても近くにあった素敵な景色に出会ったり、思いもよらない出会いがあったりするものなのですね。

そんな、お散歩での出会いがとても楽しい6月末です。


フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪