下関から関釜フェリーに乗って子どもと釜山を旅してきた記録➄出発編【2】
いよいよ乗船。
スタッフの方がお出迎えしてくれてチケットを見せる。
スタッフはどうやら全員韓国の方のようだ。
「フロントに行ってください~」
日本語は通じるらしい!
フロントで部屋の鍵を受け取る方式だった。
そして、フロントに書いてあった一言。
「Wi-Fiはありません」
えーーーー!!
知らなかった(笑)(調べなさすぎ)
スーツケース宅配業者さんからの連絡届くのかな!
もう夜は寝るしかないってことだな!
行きはベッドの1等個室が取れず、和室。
和室は3階のようだ。
エレベーターのレトロさに驚きつつ、わくわくしながら部屋へ向かう。
部屋のドアを開けて、まずちょっとびっくりした。
写真で見ていたより、想像より、かなりのレトロ感!
古い安い民宿感!!!
実質4畳半くらいかな?そこに3人が入ると結構狭い感じがした。これ大人3人ならもっと狭いな。
フェイスタオルとシャンプー、リンス、歯ブラシのアメニティセットあり。緑茶のお茶パックありました。お湯は給湯室までポットを持って取りに行きます。ちなみにボックスティッシュはありません!
シャワーはよく韓国にある、トイレとシャワーがカーテン一枚でしか仕切られていないやつです。お布団は、三つ折りマットレスで、ペラペラでした。
子どもたちも、「ええ?想像よりちょっと・・・」という反応(笑)。ホテルを想像してたかな(笑)。
この値段で釜山まで運んでくれて、トイレとシャワーがついて、横になれて、個室なだけありがたいのかも!と思うことにした。
いい?みんな、これはアトラクションだからね!
3階のフリースペースにある電子レンジでお弁当をあたために行くと、すでに多くの人がテーブルを囲み、それぞれわいわいと夕飯(宴会)を開始していた。いい雰囲気!韓国のこういう感じ大好き。
我々も部屋でお弁当を食べて、ちょっと一息。
1等和室は3階にあって、眺めがいいからか、出航前はたくさんの人がこの窓の前を通り、中を覗いていた(笑)
一息ついたら、船内の探検へ。売店の充実度に驚き、船から眺める景色にときめき、そんなこんなしてたらあっという間に船が動き出した!
ついに日本出るぞー!
行ってきまーす!
大浴場は22時半まで。21時くらいに大浴場に行ってみたけど、そんなに混んでなかった。大浴場に居るのは日本の人が多かった。たまたまかな?部屋のシャワーだけではやっぱり寂しいから、こうして大浴場に入れるのはいいなあ!って思った。
あとはもうやることもなく、子どもたちは宿題をやり、22時半には布団を広げて消灯した。互い違いにしてようやく3人布団をギリギリ敷けるくらいのスペース。
関門海峡を眺めながら、船はしばらく陸地に沿って進んでいた。
なので出航してからしばらくは普通に電波があった。夜23時くらいから、電波が1本しか立たなくなった。それでもネットの検索などはかろうじて出来ていた。0時くらいからはほぼ電波が入らなくなった。
そろそろかなと思いながら、ahamoの海外データローミングをONにした。ちゃんとつながるかな、これでつながらなかったらかなりやばいな、などとドキドキしていたらますます寝つきが悪くなってしまった(笑)
必死で目をつむって呼吸に集中したらようやく意識を失った。
行きはまったく揺れがなかった。これが当たり前ではないんだということを、帰りの船で思い知ることになる(笑)。
次はいよいよ韓国に上陸するよー!
(いやあ自分でもびっくりするくらいの大作になりつつあるな(笑))
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