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なぜこの空間が好きか、を考えてみる。

インテリア活動日記はじめました。
インテリア活動の定義(マイルール)は広く、ざっくり言ってしまえば日常を通してインテリアについて考えてみること。
今日のインテリア活動は好きな場所=なぜ?について考えてみようと思います。

好きや心地いい、というのは人間の感覚で当然人それぞれ違うもの。
私も色々な場所で好きだなぁと感じますが、必ずしもそのテイストが統一しているかというとそうではないのです。
例えば先日noteにアップしたKASHIYAMA DAIKANYAMA、

この空間は素直に好き、いや、大好き!と思ったし、だからと言って私の好きや居心地のいい空間が必ずしもこういったテイスト(シンプルをベースとしたかっこよく上質なインテリア)かといったらそうとも言えず、

上の写真、1枚目はラデュレ@銀座、2枚目はロンハーマンカフェ@千駄ヶ谷も好き。つまり、私の場合、好きな基準が○○系(カリフォルニアスタイルやエレガントなロココ調スタイル、パリスタイル等)ではないということ。
ではなんだろう、、、と考えてみた結果、

これはあくまでも私の分析で私の場合であるけれど
使っている素材が本物が多い空間であること
自然のものが多い空間であること
照明器具や照度にこだわった空間であること

のように思う。
きっと上質という言葉は広い意味なんだろうと思うけれどきっとそれらは私にとって「上質である」ということなんだろうと思う。

ここからは家族でよく行くホテル(まさに居心地のいい好きな場所)を例に紐解いてみようと思う。

こちらはラウンジの暖炉スペース。暖炉は薪のものではなく、最近よく見かけるエタノールのもの。
火山岩でしょうか、この積み上げている石のワイルドさ、そしてミラーの両サイドにあるブラケットライトは鹿の角、暖炉を囲っているのは大理石??でしょうか。
自然のものは迫力があり温かみがある、きっとこの先何年か経った時によりその良さが際立ちいい感じになっていく、そこがプリント製品やビニール素材とは違うところだと思います。

そして照明。照明は空間にとってとってもとっても大事な要素だと思うので私はいつも照明ばかり見ている気がする。いいなーと思ったレストランの照明の使い方が良くなかったりすると勝手にがっかりしてみたり、、、とにかく照明が好きなんだと思う。そして心地よさにとっても大きな影響を及ぼすと思っている。
ここのホテルのデザイナーはイタリア人。やっぱり欧米の人は照明の使い方が上手だなぁと思う。文化や歴史の違いでしょうか。

卓球とビリヤードルーム。まさに「非日常」。
もしこの空間が天井に蛍光灯のような白いシーリングだったら???そこまでいかなくとも無難なダウンライトだったら???こんな空間にはならなかったはず!

上二つの写真は浴場と脱衣所。湿度の高い場所だし、無難に無難にダウンライトやシーリングにしがちですが、このシャンデリアが空間の質を高めてくれています。

最後にプール。プールだって照明に手を抜かない。欧米では普通なの???その辺はよくわかりませんが、照明が空間にとって大切だということはやっぱり私にとっては揺るがない要素だったりします。

好きや心地いいは人によって様々。カフェだって照明が明るい空間で読み書きするのが好きな人もいるでしょうし、落ち着いた光の中でくつろぎたい人もいる。
それぞれの好きの中にきっとそれぞれ自分基準があるのだと思う。

今日のインテリア活動日記はこの辺で。

#インテリア  #インテリア活動日記 #自然素材 #インテリアデザイン #心地いい空間 #照明  









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