大木 亜希子

ライター/タレント。日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー。数々のドラマ・映画に出演後、2010年、秋元康氏プロデュースSDN48として活動。2015年、しらべぇ編集部に入社。PR記事作成(企画〜執筆)を担当する。2018年、フリーランスライターとして独立。

旅先で男の子に「添い寝」をしていただいた①

2019年8月12日。 私は、ベトナムはホーチミン市郊外タンビン区にあるタンソンニャット国際空港にひとり降り立った。 当然だが、飛行機を降りると、そこにはベトナム人し...

二人で過ごした時間を忘れてきてしまっている。もう顔も、ボンヤリとしか思い出せない。もみあげの変な匂いも硬い髪も、もう全て触れることはないのか。
頭で分かっていても、この数年間、君の手にずっと触れている感覚がするのは何故か。 あの大きな手は、いま何を抱き、何に触れているのだろうか。

一緒にいると無敵な気がした

二人だと最強に思えた

いつかまた、どこかの人生では会えるといい

あの時の二人が5次元とか6次元とか7次元とか、地球のどこかにあるパラレルワールドで生き続けていてほしい

選ばなかった人生の先にあった1つの選択肢として、どこかで元気に過ごしてほしい

30歳になるのが怖い。

私は、あと1ヶ月ほどで30歳になる。それが非常に怖くて、動揺している。 このようなことを書くと、同年代の女性を不用意にナイーヴにさせてしまうのではないかとか、誤解...

あの時、笑った顔が可愛いって褒めてくれて、ありがとう。
笑った顔が可愛いんじゃなくて、君の前で笑うから可愛くなれたんだよ。
今度から私は、他の誰かに向けて笑うことになるのでしょう。
でも、あの時に見せた笑顔は、君にしかあげないから。
もう誰の前でも見せることはないから。覚えておけ

昔アイツとよく一緒に入ったカフェに1人で入る。2人の指定席だったテーブルに、あの頃の2人の幻想が見える。過去の私は、だらしない贅肉を蓄えながらも幸せそうで、切なそうで、彼にせっせと色んな事を話している。そのまぼろしの中の2人にそっと会釈して、私はアイスティをテイクアウトして去る。