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とりあえず大谷翔平さんに憧れるのをやめてみませんか?

あわてて1つ投稿します
「ほのぼの記事」を書いてる場合ぢゃないっ
と方針転換したのが前回でした。
…ところが、そもそもnoteなんて書いてる場合ぢゃないという事態が私生活におこり、結局、そのまま放置状態だったのですが、前回投稿が「表紙記事」のままになってしまうと、あたかも「コンパニオン遊び」をキレイな大人の遊びとして推奨しているかのようにとられかねません(自民の露出ダンサー宴会というタイミング悪すぎるニュース)。そして31日までに投稿してみようというnoteの促しメッセージもあったのであわててこの投稿です。

 独裁政治や超長期政権など絶対的存在というのは腐敗の原因となるのが常ですが、大谷翔平さんという「絶対神」の弊害もそろそろ出始めているようにみえます。
 たとえば、もともと日本では「依存症」というものを軽視してきましたが、今回の件でさらにそれが加速してしまった観があります。
 実際の和田アキ子さんは「水原さんなにしてんねん」と水原氏の今回の行為を大谷さんの純情をふみにじった単純悪のように吐き捨てる発言をしていました。

 漫画家の西原理恵子さんはアルコール依存症を、
「ただのだらしない人と見られがちだが、アルコールというものが麻薬のように作用してしまう体質の人のこと」
と説明していましたが、これは糖尿病などにもいえることでいくら暴飲暴食、不摂生していても、ならない人はならないのです。

 日本は世界一ギャンブル依存症が多い国です(くわしくは再開してから書く予定ですが、気になる方はググってみてください)。
 悪いことにコロナ禍で増加したギャンブル依存症のうちわけの一位がネットカジノ、次いで公営ギャンブルで中でも競艇が一番の伸びをみせたということです。やはりCMというのは効果があるのですね。
 日本は「自己責任」というワードを前面に押し出すお国柄で、依存症という難解なものは「自己責任」でけちらしてしまうようです。
 自殺案件が発生するときわめて事務的に相談ダイヤル&サイトなどを文字情報のみで告知しておしまいです。つまりゲロ吐くときはちゃんとトイレに行けよというわけです。

 絶対的存在といえば大谷さんは野球以外に人格もパーフェクトだなどといわれていますが、パーフェクトな人が大災害のおりに結婚発表したりするでしょうか?裏金問題とあいまって、あの時期の災害報道は確実に減ってしまいました。
 いやいやいや、それはいくらなんでも飛躍しすぎだよ、難癖だろうというかもしれませんが、スーパースターというものは自動的に超インフルエンサーでもあり、それは巨大ヒーローのようなものです。正義を謳いながら闊歩している足元では善良な街が破壊されているかもしれないのです。

 たとえば東京オリンピックを実施したことで、今回も話題になった「災害関連死」は確実に増えたと思われます。くわしくは次回投稿以降にも書きますが…

 影響力のある人はその自分の影響力について考えて行動するべきということでは、たとえば競艇のCMには日本のエンタメ界のそうそうたるメンバーが次々に登場して競艇の「普及」に貢献しているようです。世界一のギャンブル大国では確実に借金苦が発生し、さらにはその向こうには人命にかかわる事態も確実に起こっているでしょう。ましてや日本は「自己責任大国(くわしくは再開後に)」でギャンブル依存症対策の予算も世界的にみても低い国です。そこに大谷ショックの一撃。

 といいながらも、大谷翔平さんがこれを期に今オフあたりギャンブル依存症に対する啓発活動をしてはくれないだろうか?とひそかに思ったりしていますが実はMLB機構はファンデュエルというスポーツギャンブルの会社とパートナーシップ契約を結んでいたりするので難しいかもしれません。グローブプレゼントもあれって結局、ニューバランスの市場開拓の一環でしょ?ってのも従来のマスコミだったら書いていることでしょうが、そんな下世話なつっこみ記事がない世の中が正解ってコト?でしょうか。

次の投稿は4月中に予定しています。

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