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背筋を使いこなそう(広背筋編)

背筋編第二回は広背筋です。
(それはそうと、『せすじ』と『はいきん』って漢字が同じで紛らわしいですよね)
広背筋は背筋の中で一番大きいため、背筋=広背筋を連想する方も多いかと思います。
しかし、その役割は知られていません。
今回は広背筋でできる便利なことをまとめてみました。

広背筋の場所

僧帽筋と広背筋の形状

広背筋の主な役割を箇条書きにしてみます。

広背筋の仕事
①腕を前内側へ引く(脇を締める)
②上方の筋肉が僧帽筋の働きを助ける
③下方の筋肉が広背筋と肩を下げる
④腕を固定すると
肋骨の下方を上げ、強く息を吸入する
⑤両腕を固定すると
胸・腹筋を助け、体幹の持上げと前方への牽引
体の回転動作を素早く行う
⑥腕を強く下方に下げる

書き並べてみると、とてもできることが多いですね。
体幹に関係し、脇を締め、呼吸を整えるのにも使える。普段意識せずに使っていますが、オールマイティーに縁の下の力持ちだと言えるのではないでしょうか?
(実は、『腰から肋骨下までを真っ直ぐにするには』で説明しなかった役割をここで説明しています。)
体力測定の項目に背筋測定が加えられている理由がよくわかります。

また、⑥の働きは剣道と居合の構えかたの違いを、試合と実践を繰り返した結果として生み出した理由なのだと考えられます。

試合を繰り返すことで自然と合理的な方法が編み出されていきます。そして、ルールの抜け道が見つかって、勝つための近道が見つかったりします。
しかし、実際の試合の楽しみかたは、勝てる理由の追究と、抜け道のない新しいルールを模索するところにあると久野は考えています。
『勝ちにこだわる』と『強さを求める』の違いは大切です。

久野は、勉強することで、長いものに巻かれない生き方を、自分の本来の性格で貫くことを目指していました。
これからもそうありたいものです。

参考文献:『解剖生理及び体育』 川瀬元九郎 著

版権: Eraxion / 123RF 写真素材

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