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小さなV2、巨大な有人月ロケット

データを整理していたら、昔行ったロケットペーパークラフト展の写真が出てきたので、、、。

これが今回紹介したい写真です。模型はすべて100分の1の縮尺で作られています。

V2ロケットと、有人月飛行ロケットのサイズの違いが非常に印象的でした。

数値にすると、大きさの違いはこんな感じです。
月まで人間を運ぶとなると、必要なペイロード(積載量)を確保するために100m級のロケットになってしまうそうです。


V2の正面からの写真です。ちっこいですね。というか、不審な人影が、、、。邪魔だなー、誰だこいつ。


N1とサターンVの正面からの写真です。
どちらのロケットも、人を月に運ぶ目的で設計されました。
それにしても、カッコいいですねーソ連のN1。

ソ連のN1の一段目は30基の小型ロケットエンジンを束ねていて、その連動制御が困難だったことから打ち上げ実験は一度も成功せず、完成間近の4号機をそのままに計画は中止されました。

ちなみに、アメリカのサターンVはロケットエンジンは4基です。昔からアメリカは巨大なものを造るのが得意といいますが、、、サターンVは打ち上げ試験はすべて成功していたそうです。統計学を駆使した精緻な品質管理能力の勝利、、、なのでしょうか?

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