コイン投入口の向きの話

飲み物の自動販売機のコインの投入口は横向き。
駅の切符販売機のコイン投入口は縦向き。

これって、何か理由があるのかな?と思って調べてみたら、コインの識別機の性能の違いから来てるんだそうです。

コイン投入口が縦向きのものは、横向きのものよりもコインの落下速度が速くなるので、より短時間で正確に多数のコインを識別できる性能をもった識別機が必要になります。

当然、コインの識別機のコストとサイズはコイン投入口が縦向きのものの方が高価で大きなものになります。

なので

①駅の切符販売機→混雑が予想され、販売機の商品の格納スペースが小さい→コインの投入口が縦向きのもの

②飲み物の自動販売機→混雑せず、商品の格納スペースが大きい→コインの投入口が横向きのもの

と使い分けられているそうです。
処理速度を優先される自動販売機って意外と少ないので、意識してみると横向きのコイン投入口を使うことが多いことに気が付きますね!

どうでもいいことかもしれないけれど、合理的な理由があることが分かったので、ちょっと得した気分でした。

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