地上から人工衛星を見る方法

宇宙空間を飛んでいる人工衛星を見てみたい人って結構いるのではないでしょうか?
実は、実際には見たことがないのですが、私もその『見てみたい人』の一人です。

地上から人工衛星を見る方法は2つあります。

1.イリジウムフレアという太陽光を人工衛星の平面部(ソーラーパネルなど)が反射する光を肉眼で見る方法。
2.月や太陽の前を人工衛星が通り過ぎる瞬間を望遠鏡でとらえる方法。

今回は、後者の『月の前を通り過ぎる人工衛星を見る』動画を紹介します。

人工衛星とはいっても、今回の動画でISS(International Space Station:国際宇宙ステーション)が月の正面を横切る様子を地上から撮影した動画です。
『なんでISS?』と思われる方がいるかもしれませんが、それは単純に大きさの問題です。
(ISSの大きさは約108.5メートル×約72.8メートル)


動画をご覧になってどうでしょう?ちゃんと見えましたよね?
じゃあ、どうやってこんな動画を撮影できたのでしょうか?

それは、CalSKYというサイトを使うと、Googleマップの地点情報から太陽や月の前をISSが横切る日付と時間を計算することができます。

CalSKY:https://www.calsky.com/
CalSKYの使い方:http://ameblo.jp/marbo555/entry-11751885295.html

この動画も、そのCakSKYで得られた情報をもとに撮影されたそうです。
日常生活で天文学に触れることはあまりありませんが、その英知は計り知れないものがあり、まるで魔法のようです。

パソコンとYoutubeを介して、こんな素晴らしい計算や動画に出会える今の世の中、本当に素晴らしいですね!

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