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建物の中で混在するもの

こんにちは。こんばんは。吉田です。

杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。

Architect innovation株式会社という名前で、注文住宅を設計したり、施工したり、デザインをしています。

仙台の街から毎日、家造りのあれこれを書かせていただいてます。

さて、本日は“建物の中で混在するもの“について書かせていただきます。

建物には既製品と手作りの部分が混在しています。

手作りというのは、いわゆる造作工事で手掛けたものです。

本棚、カウンター、造作洗面、造作扉、など。

工場で制作したものではなく、現場で手作りしたものをいいます。

つまり、建物の中には工場で制作したもので作る部分と
現場で手作りする部分とが混在しています。

これはどうしても起こりうることです。

例えば、お風呂です。

お風呂を手作りしてしまうと(いわゆる在来風呂です)とても値上がりしてしまいます。

何より、日本の工場で作られたユニットバスはとても優秀な商品です。

ここは手作りよりも、既製品がいい。

無垢材なんかは、手作り品に近いです。

現場で好きなように加工をして、取り付ける。

これが面白い形を作りだしたりできます。

このように建物の中にはなるべく既製品にしたほうがいい部分と、
作り品(無垢材も含む)と既製品を選択して使用できる部分とがあります。

どの部分にどの材料を使用したいかはお客様次第になります。

ここで一点、注意していただきたいのは
それぞれにメリットとデメリットがあるということです。

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