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ver.1.1.1【ライブメモ】 島田歌穂 Musical, Musical, Musical !! vol.4 新宿文化センター

ver.1.1.1は、補足と誤記修正。新しい内容はありません。
ver.1.1は、ちょっとした加筆と誤記修正。

素敵な大人のジャズコンサートでした♪ ミュージカルといえば中学の時、音楽の授業で観た、サウンド・オブ・ミュージックとアニメのアナ雪くらいなオヤジが、歌穂さんの骨盤シルエット・・ではなく、圧倒的パフォーマンスにノックアウトされたのです! 美しき佇まい目に焼き付きました~♪  


席はこんな感じで~。

2F席は急勾配で見やすかった♪

◆セトリ(第一部)

*終演後、配布されたので助かりました~。

①Sing, Sing, Sing
暗がりの中・・ Swing Swing Swing Swing~♪  登場です!
スタイル抜群! 鱗キラキラのワンピースでマーメイドのようでした!!
曰く、猛暑の中、ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
Musical, Musical, Musical は4回目。皆様がミュージカルをもっと好きになりますように。

洋風の?しゃがむようなお辞儀がカッコ良いです~。一挙手一投足が綺麗で目が離せませんね。

曰く、ミュージカルとジャズは深いつながりがあります。ブロードウェイのダンス作品に取り入れられたパターンともう一つはミュージカル用に作曲されたパターンがあります。

②Mack The Knife
静と動、光と影。美しいシルエットと指先まで研ぎ澄まされた所作が素敵です♪ 歌穂さんが歌う時シンプルなスポットライトが似合います。

曰く、(スクリーンに絵が映されて)サミー・デイビス・ジュニア、エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング。和田誠さんのイラストです。和田さんは、島健と私の媒酌人をしてくださった方で奥さんは平野レミさん、トライセラトプスの和田さんはご長男。イラストレーター、映画監督など多彩な方でミュージカルの訳詞もされていて、そこから2曲を。

③I Got Rhythm
④Someone To Watch Over Me

曰く、和田さんは”ピース”をたくさん集めていました。ピースとはレコードの楽譜で、かつてティンパンアレイとかのレコードショップにはピアノを弾く人がいて、レコードを選ぶときにピースを使って試演してくれました。和田さんはピースを集めていて、それこそ900枚くらい持っていて、まさにお宝です。和田さんが亡くなった後、レミさんがピースがばらばらになってしまうのは忍びないので、歌穂ちゃん持って行ってと、(私に)くださいました。ここ(スクリーン)に実物を示しますが、素敵ですね。
(以下、多分に間違いがありますが、メモをベースにできるだけ・・。)ジプシー、Everything’s Coming Up 、CAN-CAN、 Gentlemen Prefer Blonds、 The Party's Over、 Guys And Dolls、 Meet Me In St. Lewis、 Moon Diver、 ティファニーで朝食を、The River Of No Return、 ファニー・フェイク、The Lonesome She Loves、 Annie Get Your Gun 、My One And Only Love ・・。

曰く、次はミュージカルからスタンダードジャズになったものを(スクリーンに写した和田さんのピースと共に)お聴きください。

⑤和田誠コレクション・メドレー
・You’d Be So Nice To Come Home To
・Cheek To Cheek
・But Beautiful
・I've Got You Under My Skin
・Night And Day

萌音さん登場1
ここで皆様お待ちかねのゲスト登場です~!上白石萌音さん~♪ と捌けていかれました。

⑥Tea For Two
黒のドレス!で登場です。歌穂さんの圧倒的パフォーマンスの直後、いきなりトップギア!! 堂々の歌唱でした~。らららら~う~ううう~♪  アドリブで少し足してましたね、笑。この時、オヤジは過去一の視力4.0くらいになってました~!

歌穂さん再登場で、ふたり向き合って、お互いに(腰を引き気味に)拍手~。
萌音さん(以後、萌):おじゃましております~。こんな上質な音楽の空間に呼んでくださって(ありがとうございます)。
歌穂さん(以後、歌):萌音ちゃんとかもねもねとか呼んでますが。いつかコンサートで共演したいねって言っていて、幸せでございます。ナイツテイルで初めて共演して、その時は二十歳だった萌音ちゃんが20代後半に・・。
萌:いつもよくしてもらって~。
歌:なんて素敵な女優さんになったなって。毎日胸がキュンキュンしてました。
萌:ミュージカルに携わるものとして、皆が目指すのが歌穂さんです。もう一生好きです~♪
萌:ナイツテイルの休演日にUSJ行こうってことになって、でも絶叫アトラクションで声を枯らしちゃいけないので、やめようかってなって。でもせっかくだから行くことにして。
歌:どんだけ怖くても声出さないように・・笑。
萌:できましたよね。表情・・顔で声の代わりに発散させればいいんですよ♪
歌:Tea For Twoをどうして選んだの?
萌:カムカムエヴリバディという朝ドラに出演して。ジャズの話も出てくるんですけど、安子と稔さんが喫茶店で聴いた曲です。
歌:公演中にやってたので嵌っちゃって~笑。朝弱いのでNHKプラスで公演後とかに見てました。皆は朝見てたので、内容言わないでって、笑。萌音ちゃんは今日は凄いですよ~とか言ってくれて。
萌:コーヒーを飲むシーンで聴く曲で。自分の中で特別な曲です。
歌:この曲はミュージカルのために書かれた曲です。萌音ちゃんにとってジャズとは何ですか?
萌:憧れです。音楽で遊ぶとか。アドリブで歌えるようになりたいです。コツはなんですか?さっきからかじりついて見てました、笑。
歌:昔、売れないアイドルやってました。その時、父からジャズを勉強しろって言われました。それで最初に歌ったのが Tea For Twoでした!私も萌音ちゃんの歌、大好きですよ。ストレートに入ってくるんです♪
萌:私、こんなにしゃべちゃっていいんですか?
歌:わかんない、笑。後で私のとこで巻くから、笑。

⑦On The Sunny Side Of The Street
この共演すごかったな~♪ yattokoa2022の岡山限定ソングでもありました。私は岡山だけ落選で聴けなかったんですが、ver.アップして聴けるなんて幸
せでした~♪

歌:(ダッシュで捌けていく萌音さんを見送って)嬉しいです。萌音ちゃんが大好きなんですよ♪

⑧It Don’t Mean A Thing  
ノリノリで第一部終了です。

◆セトリ(第二部)

赤いスーツで再登場です。
何々? ”ミュージカルとJAZZ集中講座”??これはなんでしょう?
おっと歌穂さん、メガネをかけてシマダ教授に変身です~!
2F席からは綾瀬はるかさんに見えてました~笑。

⑨On My Own 
シマダ教授による訳詞解説です。英語から日本語に変換するだけでは、雰囲気でないどころか意味不明にー。ノリでできちゃう代物ではないのです。

『On my own』
On my own
Pretending he's beside me
All alone
I walk with him till morning

の訳が、舞台の『レ・ミゼラブル』では・・

ひとりでも二人だわ
いない人に抱かれて
ひとり朝まで歩く

なるほど素晴らしい~👏👏 

そして『Look Down』ではジャン・ヴァルジャンの囚人番号は、英語の 24601 から 24653 に変更された訳が当てられています!語尾をゼロイチ~!とするとメロディとの相性が悪いので、oh one の発音に 近い ゴー・サンとしたといいます。
勉強になるな~。さすが実際に大阪芸術大学の教授でもいらっしゃる歌穂さん♪ 私の最終学歴が上書きされました~笑。

曰く、次はヨーロッパのミュージカルをジャズレンジするというチャレンジです♪

⑩ヨーロッパ生まれのミュージカルをJazzに
・最後のダンス
・世界が終わる夜のように
・僕こそミュージック
・民衆の歌

次は会場の皆さんにも参加してもらいますね。ワルツのリズムを作ってもらいます。島健さん小道具をお願いします。(ピアノの下から👏こんなやつ登場)私がこれ👏を出したタイミングで、会場右側の方はワルツの1拍目を、左側の方は2,3拍目をお願いします。じゃ練習しますね~。

⑪My Favorite Things
練習の甲斐あって、大成功でした。楽しかった~♪ 
歌穂さんと”共演”ってことで良いですか~笑。
 
spika29さん、これもだいぶ前に弾かれてますね!いつもながら先見の明、素晴らしい♪

https://twitter.com/fYYRFU9uU6c97mm/status/1682596909813501953

萌音さん登場2
ここで萌音さん青ドレス(小走り)で再登場です~。
歌:萌音さん~。あれ?体育会系になってます? 可愛い~♪
萌:綺麗~♪ ありがとうございます~。ちょっと滾(たぎ)っちゃって、笑。
歌:映画、舞台、MCなどで大活躍ですね。
萌:今は千尋の稽古中です。御園座と来年は東京でもやります。
歌:舞台観ました。走ってますね。
萌:だから今はいくら食べても太らない期間なんです、笑。なので体育会系にもなります!
歌:公演行きたいです。ジョンは元気ですか?
萌:元気ですよー。
萌:映画『夜明けのすべて』では稔さんをやっていた松村北斗さんと再会します。全く違う関係性ですが。
歌:みんな観ましょう!
萌:11-12月はライツアーです。東京とかいろんな場所でやります。
歌:BUDOKANは大感動でした。大きなところでもずっと萌音ちゃんは萌音ちゃんでした。
萌:私、芳雄さんみたいなことやっちゃってる、汗。他の人のライブで喋りまくって・・。
歌:またライブ一緒にできるようにおばちゃんを見捨てないでね、笑。
歌:萌音ちゃんの好きなミュージカルソングは何ですか?
萌:ウイキッドの『Popular』です。鹿児島のミュージカルスクールで最初に練習したのがこの曲で。思えば、そのときから今日歌うぞって決めて15年間練習してきました、笑。

⑫Popular 
またまた贅沢な時間でした~♪

萌音さんが捌けていって終盤です。歌穂さんはに衣装替えして再登場。何を着ても美しい~♪ 
⑬Sparkling Diamonds
⑭New York, New York
⑮I Love Musical

演奏が終わってバンドメンバーと最後の挨拶。
歌:萌音ちゃんも呼びましょう~。
さらに腰低く萌音さん登場。バンドメンバーもつられて腰が低くなり、お辞儀の応酬・・笑。
萌:(歌穂さんと萌音さんがハグして)ありがとうございます。幸せいっぱいです。

島健さんと歌穂さんだけが残って。
歌:最後にもう一曲。

◆アンコール

⑯My Funny Valentine 
楽しいコンサートでした~。島健さんの水が流れるようなピアノも素晴らしかったです~♪ 

◆さいごに

歌穂さんの練りに練られたステージ構成に驚くばかりでした!ゲストを呼んで関連曲を一緒に歌って終しまい・・じゃなくて、vol.4はジャズがテーマだから、セトリはこんな感じで・・ここはメドレーにしてこんな遊びも入れて・・あら?このパート萌音ちゃんと一緒にできるかしら?って感じで無理なくシマダ教授のプログラムに組み込まれた感じですね~。 オヤジは萌音さんに会いたい一心(笑)で参加しましたが・・大反省してます~汗。

おしまい