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新刊「地域創生DX」本日発売となりました!

11月26日に新刊「地域創生DX」が発売となりました。24日には日経朝刊に広告も入っていましたので、ご覧になった方もおられるかと思います。

11月24日日経朝刊のサンヤツ広告より

アマゾンはじめ、各書店で電子書籍と同時発売です。ブラックフライデーセールで何やら賑やかですが、目次なども確認できますので、良かったらこちらものぞいて見て頂けますと幸いです。この日経COMEMOの連載に大幅に加筆して200ページを超える一冊となっています。編集さんから「もうこれ以上入りません……」と何度か泣きが入るくらいトピックを詰め込みました。

新しい映画祭も開催される新潟――コンテンツへの期待と問われるDX

新潟では来年春に新潟国際アニメーション映画祭が初めて開催されます。少子高齢化・人口減少が進み、財政状況が厳しく、産業転換も道半ばのこの地域において長編アニメーションに絞った新しい映画祭がどのような変化をもたらすのか、わたしも注目しています。プログラムディレクターを務める数土直志さんとの対談記事がいま良く読まれているようです。

本書「地域創生DX」でも述べていますが、コンテンツによる地域創生はいわゆる「聖地巡礼」のような作品の舞台に限られるものではありません。実際、新潟もアニメやマンガ作品の舞台はほとんど存在していません。地域発の物語も地域創生に活かせるコンテンツとなり得ますし、映画祭のような取り組みはコンテンツに係わる人々が集うことで、新たな動きを創出するものとして期待できます。

ポストコロナの中にあっても、コロナ禍での経験を活かしてデジタルツールを組み合わせながら、新潟と全国・世界が繋がるような映画祭となって欲しいと願っていますし、わたしも何かお手伝いできることがあれば関わっていきたいと考えています。

またオンラインやハイブリッドでのイベントの強みは、録画などのアーカイブを通じた「疑似同期」的なコミュニケーションが開催期間だけでなく、イベント終了後も持続することが期待できる点です。その受け皿となるオンラインコミュニティの重要性も本書にまとめました。

なお脱稿した時には、Twitterの運営がここまで混乱状態になることは予想できませんでした。COMEMOでも補足的にこれとどう向き合っていくべきかは書いていくことになるでしょう。地方にいるとイーロン・マスク氏のあれこれが話題に挙がることも少ないのですが、確実に地域におけるSNS活用にも影響を与えることになると考えています。

このTwitterの混乱、特に公式ラベルを巡る仕様変更には実は私も巻き込まれています。1年以上前から認証を得ていたのですが、表示名を新刊告知も含めたものに変更したところ、タイミング悪く再編集ができなくなってしまったのです。このままですと、ずっと新刊発売のテキストが表示にはいったままになってしまいます。近いうちに問題が解決されると良いのですが……。

※この記事は日経媒体で配信するニュースをキュレーションするCOMEMOキーオピニオンリーダー(KOL)契約のもと寄稿しており日経各誌の記事も紹介します。詳しくはこちらをご参照ください。

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