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XIIX LIVE TOUR「USELESS」(前半戦)の感想

6/1 昭和女子大学 人見記念講堂と6/8 なんばHatchのごちゃまぜ感想です。
思い切りネタバレしています。

「今一番ライブを見たいバンドなのにチケット取れない!」「CURIOSITYも行けなかった上にUSELESSも全滅!」と悲嘆に暮れていたら12月追加公演が発表されて大喜びしましたけど、結果的に前半戦も2か所参加できて、「あの時絶望していた俺よ…希望を捨てるではない」と声をかけてあげたい。いやほんと私ツイているありがたい。人見の当日券を幸運にもゲット(16時から販売ということに15時50分に気づいた)、どうせ当たらないからと憂さ晴らしでエントリー(どんな言いぐさ)した大阪2次が当選したのでした。
東京在住なので、人見に行けるとわかっていたら無理してなんばHatch行くこともなかったんですけど(仕事の調整大変だったのよ)(知らんがな)、貴重なXIIXのライブを1公演でも多く見れて幸福感に満たされています。ああ本当にありがとうXIIXの神様(誰)ありがとうー!!!

感想としては、わー!最高!感動!感激!XIIXと書いて幸せと読む!ぐらいの勢いでますますこのバンドが好みです。私もだいぶ余韻ってた!

【ざっくり感想】

・ライブを重ねるごとにバンドが進化していてとても楽しい
・セットリストが新鮮
・ピアノが効いている
・うすうす気づいていたけどユニゾンの宏介よりXIIXの宏介の方が好み
・ライブ終わったらすぐまた次のライブが見たい

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・ライブを重ねるごとにバンドが進化していてとても楽しい
White White赤坂、配信(4th FLOOR、BBB)、タワレコミニライブ(CD特典映像)、ライホリ、ビバラと見てきて、見る度にバンドが育っていっているなーと感じてすごく楽しいです。アレンジも変わるから聞き応え抜群。何よりメンバーが楽しそう。新人でやる気満々なのにデビュー早々ライブの場を奪われて、そりゃ楽しくて当然だ。

最初の頃はデビュー後の緊張感もあったように思ったけど、だんだんリラックス度が増しているんだろうなという空気をすごく感じる(特にすってぃ)。この写真にそれが表れている気がする(笑)

お客さんは、まだライブ初見の人もたくさんいるし、1曲終わるごとに「拍手していいのかな?」みたいな探り探りみたいな雰囲気もあって、新人バンドのライブっぽいなーと思ったりもしました。でもその分ルールもないし、それぞれ好き勝手に楽しんでいる感じがして心地よかったです。

・セットリストが新鮮
まだワンマンライブを2本しかやっていないので当たり前ですが。人見のMCで「2枚アルバムを出してようやくセットリストを組めるようになった」と言っていましたが、確かにその通り。「White White」の時は持ってるもの出し尽くすしかなかったけど、持ち曲が増えたことで「ああ、ここでこの曲が!」「この曲の次にこの曲が!」という予測のつかないセットリストにびっくりするやら衝撃を受けるやら、アタフタ&ワクワクの嵐。個人的には「like the rain」からの「アカシ」にめちゃくちゃ打たれてしまったのでした(詳細は後述)。

・ピアノが効いている
もちろん音源にもピアノ入ってますけど、ライブに生ピアノがあると華やかでXIIXに欠かせない音ではないかなと感じます。ライブならではのアレンジも好きで、キラキラしたフレーズに心躍る。ビバラの時はケンタさん不在だったので、少し物足りなさを感じてしまいました。

・うすうす気づいていたけどユニゾンの宏介よりXIIXの宏介の方が好み

私はもともと「ソロ宏介」のライブを見てファンになったので、当然の感覚かもしれないです。「ユニゾンの宏介」は好きになるのに少し時間がかかったんだけど(バンドが特殊だと感じるので)、「XIIXの宏介」はナチュラルに私が好きな音楽スタイルなんだなーと自己分析。

初めてソロ宏介(洋楽カバー&他バンドのカバー)のライブを見た時(↑参考記事)、UNISON SQUARE GARDENがどんなバンドなのか全然知りませんでした。今思うと勝手にXIIXっぽいバンドだと期待していたのだろう。ちなみに上記の記事には「ギターを抱えた斎藤宏介がオン・ステージ。Maroon 5の“Sunday Morning”を斎藤と川上の伸びやかなヴォーカル・リレーで歌い上げ、ねっとりとファンキーなリズムとともに甘美な色気を振りまいていく。」とあります。なのでユニゾンを聞いてみたら、えっイメージ全然違う…とショッキングでした。本当にこのコラボ良かったなぁ。今もたまに録画を見返す。

宏介は多かれ少なかれユニゾン仕様に自身をカスタマイズしてきたところがあると感じるので、XIIXではもともと自分がやりたかった音楽を表現できている(+ユニゾンで培ったものを生かしている)ように見えるし、私はそういう宏介の方が好みなんだなと思います。
白シャツにストラトで鋭く切り込むユニゾンの宏介もかっこいいけど、柄シャツでセミアコ抱えて余裕の微笑みでギターソロかましてるXIIXの宏介を見て、今まで見た宏介のギターソロで一番かっこいい…と思って感動してしまったのでした。もちろんユニゾンも大好きなことには変わりないけれど。2パターンのかっこいい宏介を拝めるなんて俺ら超ラッキーだな!

使用ギターもユニゾンと違いますし使い分けも多いですけど、このツアーで白いセミアコっぽいギター使っていて最高に似合っていて好きでしたね(右上の写真)。2会場とも席が後ろの方だったので、ギターをはっきり目視できていないのが残念ですが。

・ライブ終わったらすぐまた次のライブが見たい
人見でもなんばHatchでも宏介が「またすぐライブやりたい(笑)」って言ってたけど、私も終わったそばからまたすぐにライブが見たいと欲望が(ビバラの後も思った)。こんな社会情勢の中でデビューしてライブもままならぬ状況で、できたとしてもチケット争奪戦だと、やる方も見る方も切望しちゃうよね。

【曲やセトリなどの感想】

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以下、曲やセトリ、演出の忘備録です。MCは覚えられないタイプなのであまり書きません。

全体的に照明がムーディーで、ピンクや赤紫色が印象的でした。ライブハウスというよりナイトクラブみたいな(感覚的過ぎる物言い)。

登場SEは、出だしでシンセベースの太い音が鳴り響くのが印象的で、妖艶かつ骨太でXIIXっぽくてかっこいい。私が今年参加したイベント(ライホリ、ビバラ)は全部このSEだったかな。なんとなく今のXIIXには「妖艶」というキーワードが当てはまる感じがする。

ベースソロ(ピンスポ)からスタートする妖しげな魅力いっぱいの「Halloween Knight」、からのひたすら陽気で気分が上がる「LIFE IS MUSIC!!!!!」。このコンボは挨拶代わりの2曲としてとても良い流れだなと感じました。ビバラでも立ち上がりはこの2曲で、当分は定番の流れになるのかな。

「LIFE IS MUSIC!!!!!」は、間奏で2人が向かい合わせでニコニコ楽しそうに弾いてからの♪たぎる~(たぎる~)の追っかけコーラスが大好きなのですが、なんばHatchではすってぃが上手に遠征してきて長めにサービスしていたせいで、いつもはステージ中央で向かい合わせになるのに、珍しく上手で向かい合わせに。その後、慌てて立ち位置に戻ったのですが、少々間に合っておらず、♪…ぎる~って感じになってたのレアだった。田淵智也かよ(笑)
私はすってぃの歌声も大好きで、この追っかけコーラスを聞くのに命をかけているので(真顔)「ぎゃー!コーラス間に合わなくて聞けなかったらいやー!」と内心ハラハラしたわよ。こういうハプニングも、きっとステージでのリラックス度が増したからではないのかなと思ったり。

その後は「No More」「フラッシュバック」と「USELESS」からライブで初聞きの2曲。「No More」はライブで聞いても爽やかで、「フラッシュバック」はライブで聞くと驚くほどリズムが気持ちがいいと感じました。照明がフラッシュバック(チカチカ)していたな。

「Light & Shadow」は終盤にかけての流れが楽しみで仕方ないです。音の広がりが壮大で、ステージ一面が白い照明で満たされて、圧倒されて立ち尽くして聞き入ってしまう。びっくりするぐらい野太い音のベースソロも好きで聞き惚れる。

なんばHatchの翌日にすってぃのインスタライブがありましたが、昨日のベースソロのインパクトが色濃かったので(ライブだと音源以上にボリュームがすげぇ)、「Light & Shadowのベースソロ好きです」ってコメントしたら拾ってくれて嬉しかったです。「ああいうベースソロを弾く人はあまりいない、ギターが好きだからああいうソロになっちゃうんだよね」と話してくれて、私もこういうギターソロみたいなベースソロを聞いたことがなかったので(めっちゃひずんでる)、なるほど!と思いました。色んな楽器ができるからこそ、ギターソロみたいなベースソロというオリジナリティーが出るのかな。
同じくインスタライブで、「Halloween Knight」のイントロベースソロはちょっと緊張するって言ってましたね。1曲目の出だし、全注目が集まるからね、でもめっちゃドヤ感もある、どんだけ主張強いんだよという音(笑)

歌詞も雰囲気も大人の色気をまとった「Fantome」、音源にはないケンタさんのイントロ(エレピ)がまた素敵で。4th FLOORの時も思ったけど、この曲は特にピアノのアレンジが好きだなーと思いました。ケンタさんの高音コーラスと、すってぃの低音コーラスも印象に残る。ひときわ甘さが際立つボーカルも好き。

「E△7」のみ宏介とすってぃの2人編成で。すってぃがギブソンのセミアコ、宏介はフェンダーのアコースティックストラト(レディーキラーと私は呼んでいる笑)でしっとり。

リズムはルーパーをその場で重ねて作るいつものやり方。タワレコライブ、4th FLOORでやっていたアレンジ。(このアレンジのイントロ聞くと、なぜか竹内まりやの「元気を出して」を思い出す。)
バンド編成だと可愛らしさが前面に出る曲だなと感じるけど、アコースティックだと大人っぽさが増す。これはこれで好きだけど、バンド編成でもまた聞きたいなぁとも願ってしまいます。
最後ブレイクして、わざと不自然に間を空けて笑いを誘っていた。笑いを取るところではない気はするけど、何かしら意表を突きたいという欲望をなんとなく感じた(笑)
最後のサビ、人見の時はいつもと違うメロディーで歌っていて、おおー!と思った気がするのですが(既に記憶が曖昧)、なんばHatchの時はいつもと変わらなかった。気のせいだったのかな…ああいうの好き。ユニゾンの時に比べて、自由に音程変えて歌っていることが多めな気がする。

ライブで化けるなと思った曲がたくさんあるけれど、その筆頭が「ZZZZZ」でした。ちょっとアンニュイで可愛らしい曲なのに、ラストの長めセッションでガラッとカラーが変わるの好きなんだけど、その変わりように唖然としてしまった。溢れ出る色気が生なましいの凄まじいのなんの。ギターソロの轟音の気持ち良さに悶絶。ギターに呼応するように各楽器も暴れていて圧巻でした。ステージから色気が渦巻いて押し寄せてくる。予想を遥かに上回る音の迫力に意表を突かれて面食らって大喜びです。
音源だと爽やかな朝の青空のイメージなんだけど、ライブでは照明がピンク系で、最初は不思議な感じがしたんだけど、ラストの展開を想うと納得。長めセッションの部分だけ真っ赤な照明で変態性が強調されているように感じた(笑)「♪頭の側で~」でピンクに戻っていて、最高の演出ですねと思いました。

そう言えばギタリスト八橋さんのnote(ゲストすってぃ)で、配信ライブを見た八橋さんがXIIXのことを「情報量の濃さがMUSEみたい」と評していたけれど、それを思い出した(いつかのフジロックとサマソニで見たMUSEすごかった)。

「Regulus」は、人見の時は星型を想起させるようなスポットライトが光って、ちょっと星座みたいで感動したな。宏介の思いが詰まっていると感じる曲だけど、ギリシャ神話のような雰囲気もあってロマンチック。照明の演出はやっぱりホールの方が映えますね。
ピアノイントロで始まる「Stay Mellow」では、イントロですってぃが思いっきりお茶目にケンタさんを指さしていて、あらあら、なんだかリラックスして楽しそうだなぁと思いました。こういうささいなところにもバンドの変化を感じてしまいます。この曲、色んなツボが詰まっていて本当に好き。一番好きかも。ミャウミャウ言ってるギター最高。

「Vivid Noise」はカラフルなピンスポが上から降ってきていたような気がする。ライブで聞いたらめちゃくちゃ楽しいだろうと思ったけど、やっぱり楽しかったです。特に「ええ!」「よ!」が。耳で聞くと「hey yo!」かなと思うのに実は「ええよ」って言うの最高にいかす(笑)間奏のセッションも生で聞くとアグレッシブさ増し増しでど迫力だった。ベースのビキビキ…!って言う音、けっこう驚きを隠せない音量。音源にも入ってるけどライブだとえげつない音量。

前述のベースオンラインクリニックでエフェクターの説明もしてくれたのですが、このマシンガンみたいな「ビキビキ」の正体はラプティオというエフェクターだそう。「XIIXのライブに来た事ある人は、あいつやってる!ってわかると思います」って話していて爆笑してしまった、うんなんかあいつやってる!って思ったわ(笑)「ベースで使ってるの多分オレだけだと思う」って話していて、配信スタッフも笑っていました。すってぃのマニアックさがよくわかる(笑)

あとこの曲、音源にクラップ入ってるからクラップしてもいいけど、基本的に手拍子好きじゃないので、無理にしなくてもいいなと思ったり(バンドの音を聞くのに邪魔なことが多い)。2ndアルバムにはライブシーンを想定してなのか意図的にクラップ音入れてるのかなと思う曲が他にもありました、でも無理にクラップ煽らなくてもいいんじゃないのかなーと思わなくもない。お客も好き勝手楽しんでいると思うので。でもすってぃに煽られたら喜んで応えるけどw

「like the rain」は、曲の前に宏介が「音楽への大きな気持ちを歌った」「音楽から離れられない運命」というようなことを熱く語っていて、それを踏まえて聞くとさらにじーんとしてしまいました。音楽を生業として選んでいても、宏介からはたびたび使命感といったような言葉も聞くので、好きな反面背負ってるものも大きいだろうし、好きだけでは済まされない思いや覚悟を感じてはっとすることがあります。「好きだけど辛くなるし 嫌いだけど離れられない」みたいな。そんなことを思いながら、伸びやかで力強く魂のこもった歌を聞いていたらどうしようもなく泣けてきたのでした。

感動冷めやらぬまま拍手のタイミングを逃していたら、次の曲につながるSEが鳴り始めて、なんの曲だろうと放心状態で構えていたら、「アカシ」の印象的なイントロギターが鳴って、照明がピカピカ光って、身体全体に衝撃が。

アニメ「ダイの大冒険」のエンディングとして「アカシ」がリリースされてから、曲の世界観を知りたくなって、アニメをシーズン1から見たりまとめ動画やサイトを見るようになりました。そうしたらどんどん「アカシ」の聞こえ方が変わってきて、特別で大切な存在になっていたので、その曲が不意打ちで来たものだから、感動×感動の連続でやられてしまったよ。
それに、「アカシ」はダイ達の物語でもあるけれど、宏介自身にも通じること歌ってるんだろうなと感じる部分もあるので、「like the rain」と「アカシ」を続けて聞いたら、余計に胸に迫りくるものがあったんですよね。良かったなぁこの流れ。

ただ、ビバラの時も思ったんだけど、♪もしこの世界が~のパート、音源だと弦の美しい音色が流れてくるけど、ライブ会場だとこの音が聞こえない。会場設備や自分のいる場所にもよると思うので、私だけかもしれないんだけど、少し気になっている。あの音色好きなので。あといまだに2番の英語部分、何と言っているのか聞き取れない、気になる!

ちなみに「アカシ」については好き過ぎるため、別記事で書きました。


今までメンバー紹介の定番曲は「Answer5」だったけれど、今ツアーでは「in the Rough #02」の「あれ」がチョイスされていて、良いアイディアだなと思いました。2人だけのセルフレコーディング曲が、フルバンド編成で賑やかにセッションすることで、とてもファンキーで心が弾む。ヒロロンとケンタさん、よっちとすってぃの掛け合いが何往復もあったり、セッションの楽しさを堪能できるパート。ギターソロでは宏介が背面弾きを披露していました、テンション高い。背面弾き見るの、スカパラコラボ以来だな。

宏介がメンバー紹介するのも新鮮で好きです。ただ、「Answer5」ではベースのブォーンから宏介自らが「ギター、オレ!」って自己紹介をする流れが最高に好きだったんですけど、それ見れなくなるの残念だけどな!
今ツアーでは「あれ(メンバー紹介)」の後に「Answer5」の流れなので、「Answer5」で「ギター、オレ!」がないのがめちゃ物足りなく感じてしまった。ちっ(笑)

今のXIIXがラストに披露するのはこの曲しかないよなーというほどに幸せに満ち溢れている「ユースレス・シンフォニー」、いつもは正面を向いて弾くギターソロ、なんばHatchでは初めて2人が向かい合って弾いているのを目撃。めちゃくちゃテンション高くて強烈なエネルギーを生み出していて、えらく感動してしまった。ライブできて楽しい、嬉しい、音楽もっとやりたいと言う気持ちがステージから溢れ出ていて、空間が全て明るく温かい気持ちで埋め尽くされてキラキラ輝いている気がして、顔がほころんで幸せな気持ちになりました。

宏介が新曲がどんどんできているって言っていたけど、「USELESS」からまだ全曲披露していないし、「White White」からもまだ聞きたいし(「Saturdays」聞きたいなー)、リリースも嬉しいけどちょっと待ってくれ…と思ってしまった。嬉しい悲鳴だな。
12月に追加ツアーはあるし、その間にもイベントに精力的に参加してくれているから、ますます進化していくXIIXの音が聞けると思うと未来は明るいなー。

【前半戦 セットリスト】※ナタリーより引用
01. Halloween Knight
02. LIFE IS MUSIC!!!!!
03. No More
04. フラッシュバック
05. Light & Shadow
06. Fantome
07. おもちゃの街
08. E△7
09. ZZZZZ
10. Regulus
11. Stay Mellow
12. Vivid Noise
13. like the rain
14. アカシ
15. あれ
16. Answer5

<アンコール>
17. Endless Summer
18. ユースレス・シンフォニー

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大阪には午前中に仕事してから夕方入りしたので滞在時間が少なかったけど、カレーキング・すってぃがいつかのインスタに載せていたカレーのお店に行けました。さらっとしたルーで、辛さと甘みが同居していて、インデアンカレーっぽくて美味しかった。

MCで、須「大阪は空前絶後のカレーブーム」須「2軒ハシゴして腹パンパン」須「自作の皿(グッズ)で食べたらもっと美味しいだろうなぁ」宏「店に皿持ち込んだら嫌がられるんじゃない?(笑)」のような流れがあったな。自作の皿で食べたら…の下り、まあまあ変態だなwと思って面白かったです。

ちなみにすってぃが大阪のホテルで6時に起きた一方、宏介は何度も2度寝を繰り返し(掃除の人が来たため最初は9時に起きて「9時って朝なんだな」と思ったとのこと)最終的に起きたのが13時、「2人合わせて24時間営業」と言う謎の着地点のMCに笑った。
このトークの時、「オチはないんだけど」って宏介が断っていたけど、ユニゾンでは1人でトークするから大変だよねと改めて。XIIXではすってぃと2人で気軽にMCできるのも良いよね、MCネタに労力割くの気の毒に思うことがあるので。芸人じゃないから。オチは求めていないからw

※ツアー後半「USELESS+」はこちらです(めちゃ長い)

【すってぃのオンラインベースクリニックの話】

オンラインベースクリニックめちゃ楽しかったです。私はギターもベースも弾けないし楽器ができないけれど(小学校6年間ピアノ習っていたぐらい)、機材には興味あるから教えてもらえるのありがたい。雑誌の機材紹介も読むことあるけど素人には難しいです。でも動画で「このベースの音はこんな感じ、このエフェクターはこんな音」って教えてもらえると、この曲でこれ使ってるんだなーって知ることができて勉強になりました。

ギターに比べるとベースのことはますますわからなくて、私が注目するのはギタリストが多いんだけど、すってぃはベーシストにしてはなかなか奇抜な音を出す人だなーマニアックだなーと感じていて、クリニックで足元紹介してくれた時に、ギタリストしか使わないようなエフェクターを紹介していたり、ルールにとらわれず好きにカスタマイズしていく探求心に触れて、なるほどと腑に落ちました。

サポートのお仕事をたくさんしているせいか、勝手に控えめなイメージがあったけど(物腰柔らかい)、宏介に自分から「バンド組もう」と持ち掛けたり、1stでもっとベースソロ弾けば良かったと思って2ndは多めにしたとか、音作りも目立ちたがりか?と思わせるところがあったり、数々のマニアックなエピソード聞いて、音楽にめちゃ貪欲で積極的なんですね(中1の時に夏休み毎朝締め切って黒夢の練習、高校の時耳コピ屋やってた、クリック練はあくびが出る、サポートで呼ばれても主体性を大事にしている、ヴィンテージにもガンガン手を入れる派、などのエピソード好き)。

サポートで呼ばれた時、どんな風にプレイするのか実演してくれたのも興味深かったです。「ソロ弾いて」と言われることもあり、エフェクター使いまくってゴリゴリに弾いてみせると、『「ギターソロみたいじゃないか」と言われて爆笑されるまでがセット』と笑っていて私も爆笑したよ(笑)はーおもろ(笑)

『「1+1=2ではなく、1+1は田んぼの田になりますよね」という考え方で音楽をやっている』と話していて名言だと思いましたわ。素敵。いやほんと宏介と組んでくれて良かったなー。おかげでファンとして楽しいですからね!
「またいつかゲストとか呼んでオンラインクリニックやりたい」と言っていたので楽しみにしています。課長呼んで欲しいな。ベーシスト同士の話を聞いてみたいです。あとシンセベース、ウッドベースの話も興味があります。

ベースやエフェクターについてのトークは、先ほども書きましたがギタリスト八橋さんのnoteも面白かったです。素人にはちょっと難しい部分もあったけど。ドラちゃん、シロちゃん、アカちゃんはともかく、見た目ぼろぼろのプレべが通称「おじいちゃん」って笑った。八橋さんがすってぃのエフェクター使いについて、「一体何の音だろうと言う瞬間があるもんね」と話していたのも爆笑した(笑)





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