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ユーザーが無知でいる理由はない。賢く楽しく商品を選ぶために原材料について学ぶ意味がある

化粧品の原材料について学ぶことのできる場所はない
一般の人が化粧品の中身(原材料)を知る機会というのはほとんどありません。
化粧品は世の中に溢れていて選べないほどあるのに、その中身について学べる場所がないことが当たり前になってしまって、それが常識だと思い込んでいる。


○○という成分は肌に有害だから使わないほうがいい
口紅に含まれるタール系色素は、裁判にもなるくらい沈着するものだからダメ

そういった危険性をうたう情報は、ネットで腐る程出てくるのに。それなのに「じゃあその原料はなぜ安全と言えるの?」「原材料を組み合わせて商品になったときは?」というと、机上の空論?みたいになっている。ネットでどこそこの専門家や企業の情報をうのみにするしかないという現実
ユーザーを無知にするのもメーカーの戦略なんじゃ?? とさえ感じることも多々あります。

原材料を見て、触って組み合わせてみる。
危険だという原材料も見て性質を学んでみる

そういう機会が身近にないことも、ユーザーを無知にするんだと思う。



【ユーザーが無知でいる理由はない。賢く楽しく商品を選ぶための知識】


わたしは今、主に友人たちを対象に化粧品原料を学ぶ講座(カドゥー・コスメレシピ教室)を開き、原材料を目の前に置き、触り・作り・使ってみることを伝えています。

材料を計るところから(1ml単位)
ml単位の油脂、0.1g単位の粉体をはかりながら作る

焦らず慎重に、そして楽しく1つ1つやっていく

材料を合わせて練ってみる。こういう作業を通して、健康で美しくなるための化粧品とは何か?肌で感じて行きます


【「やらなきゃ!」と雷に落ちたように追い立てられる気持ちを、知識をつけてクリアにしていく】

藍さんだから習いたい。
こうやって安心できる材料で作っているだけで癒される
どうしても自分に必要だし、家族の肌を健康にしたい


そんな風に言ってくれる。まあ、友人と言っても元々はお客さんだったわけで、信頼してくれるからこその関係が成り立っているからこそなんですけど。

女性が集中してモノづくりしている姿が、めっちゃ好きです!可愛いしツボ!

ここに来ることが、日々、疲れてクタクタになっている友人たちの楽しみになって欲しい。
家に持ち帰って使うことができるのも、そのあとの日常が少し明るくなるんじゃないかな?
趣味を仕事にしているわたしとしては、化粧品の販売も原材料を学ぶコスメ作りも、全ては使う人が賢く楽しく商品を選ぶための知識がつく。それを伝えるためにやっています。
習ったら「自分の家族(娘さんや息子さん)に、安心して使えるものを渡したい」というのも心底納得できると思う。
手間暇かけて作ったもの、自分で費用をかけて学んだことは、必ず誰かのために役立つ。まずは大事な家族から、っていうことですよね?


タール系色素についても学びます。実際に見てみる
毒性ってどの程度?種類ってどのくらいあるの?


知識って、資格を取るためにつけるものではない。
自分の興味関心のあることや、ある日突然「やらなきゃ!」って思うような雷に落ちたように追い立てられる気持ちを、知識をつけてクリアにしていく。やるってなったら、とことん楽しむ。
全30回という、超ながーーい講座ですが、この友人たちは凄いエネルギー持って積極的に楽しんでくれているので、多分、挫折せずに楽しんで続けられると思う。

肌心理研究家・宮下藍の肌ミステリー ブログ http://ai-miyashita01.com/blog/

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