2022 ジュニアカップ 全頭診断

今年1発目はジュニアカップ。全頭診断をやってみる。ど素人の見解であり、どうぞ生暖かい目でご覧ください。

2022-01-07 有力馬の回顧を追記

レース概要

3歳 オープン L 中山 芝 右 外 1,600m Cコース
1コーナー横のポケットからのスタートなので、1コーナーからバックストレッチに掛けては坂を下って、3、4コーナーは平坦。直線のゴール前に急坂が待ち構える。
Cコースへ変わる初日であるが、A、Bコースに比べてCコースは前が有利になると思われる。

出走馬

アバンチュリエ

 勝った新馬戦、3着だったベゴニア賞の2戦ともスローから上がり最速を出していて、適性的には東京のような長い直線コースがベストっぽい。また出遅れ癖があり、今回も後ろからの競馬になると思われるため、本来軸にはしづらい印象ではあるものの、新馬戦で負かしたソリタリオがその後勝ち上がっている事からも、能力はここでは上位の見立て。直線の走り見ても普通に強そう。

 ⇒4着
 スタートは五分も、行き脚付かずで後方からの競馬。やはりスタートからポジション取るところまでが課題か。後ろからになったことでコーナーも終始外を後ろから追いかける形で、勝ったインダストリアと同じ上がり最速タイムを出したものの、ポジションの差もさることながら、直線坂あたりでは勝ち馬に突き放された。中山のような小回りだと今の実力ではここが限界かも。直線長いコースでなら相手関係で見直したい。

インダストリア

 前走の未勝利戦はスローから上がり最速で、先行馬が残しやすい展開を、ほぼ最後方から差し切り。僅差で負かした相手はその後勝ち上がれていないが、展開的にも着差以上に力の差があった印象で、ここでも枠と展開次第では勝負になる見立て。

 ⇒1着
 これは思った以上に強かった。未勝利戦では確かに追われてからのギアチェンジに目に見張るところがあった事からも、この中山コースに適性ありと考えるべきだった。前走は2コーナーで掛かり気味でポジション下げる場面があったが、今回は折り合い欠くこともなくスムーズに追走し、好位から上がり最速の末脚を爆発させた。重賞でも勝ち負け出来そう

ガトーフレーズ

 前走のひいらぎ賞見るに基礎スピードが足りていない。テンから押していっても追走苦労。ここでは厳しい。

トーセンヴァンノ

 これも厳しそう。札幌2歳Sの3着はジオグリフが捲って潰した先行馬をかわしただけ。東スポ2歳Sでは鞍上に引っ張られる場面があったが、全く勝負に参加させて貰えていないことからも、ここでは厳しい判断。

 ⇒5着
 これが最善の結果。やはりバテた前の馬を交わすことしか出来ない馬。良くて掲示板が続くだろう。

ハッピープリベイル

 前走のひいらぎ賞は最後方から、3コーナーでポジション上げたが、4コーナー大外を回されて脚を使ってしまい、直線では前をかわせず。ハイペースにもかかわらず前残りの決着のため展開向かなかった印象。前が潰れる展開待ちの馬で、今回は軽視。

ベルウッドブラボー

 前走京王杯では前残りの展開で痛恨の出遅れからの結果で度外視できる内容で、ダリア賞ではコムストックロードを外からねじ伏せていて、ここでは能力上位だとは思うが、マイルはやや距離長い可能性は否定できない。相手には入れるべき。

 ⇒2着
 好スタートからハナを切ってスローペースの展開を作り、4コーナーからエンジン掛けて、最後50Mで失速も2着を確保。前に付ければ実力を出せることを証明。もたれる癖も修正出来ての好走。スローが予想されるレースが狙い所になりそう。

モンタナアゲート

 前走からは長くいい脚が使えるタイプに見え、東京などの広いコースが合いそうな雰囲気。ただ、勝ち上がった未勝利戦は中山マイルで、4角から直線向いての加速もスムーズなので、3連系なら紐には入れておきたい。

 ⇒3着
 見立て通り。決め手には欠けるが、長く良い脚が使える。ロードカテドラルと同様に跳びが大きいタイプでこっちは外の番手追走でゆったり走れたことが好走に繋がった。

ロイヤルザップ

 地方馬でレース動画なし。

ロードカテドラル

 勝ち上がった未勝利戦はスローを好位から差し切りの勝利。前走のひいらぎ賞はハイペース持久力戦を前から行って最後僅かに差し切られ2着。異なるレース質の2戦で結果出してきており、ここでも能力上位。負けはしたが、前走のようなハイペースからの持久力戦の方が、この馬にとって得意な流れと思われ、スタートも上手で前から自分でレース作れる点も良い。本命候補。

 ⇒6着
 好スタートから主張せず、2番手内目に入ったが最後、勝負所で外に出す事も出来ずに終了。跳びの大きい馬で、内で狭くなるのは向かないようで、外枠確保出来た2戦で勝っている事にも納得。それ以上にやはりハイペースで前から残して勝ってきた馬なので、スローで番手からの競馬では勝ち目がない。次は違うジョッキーが乗っているだろう。

印と買い目

能力は3頭が抜けている。枠と展開から印と買い目は以下の通り。

※あまりにオッズ妙味がないので、印と買い目変更する。太字箇所追記

◎ロードカテドラル
 能力、枠、展開全て向く
○インダストリア
 展開割引も能力上位、枠も良い
▲アヴァンチュリエ
 能力上位も出遅れ懸念あり
☆ベルウッドブラボー
 展開的には○▲よりも向く

馬連  ◎-○ 0.7k
3連単 ◎→○→▲ 0.4k
3連単 ○→◎→▲ 0.4k

ワイド ◎-☆ 1.0k
馬連  ◎-☆ 0.5k

⇒振り返り
後から変えたベルウッドブラボーは正解。
ただ、ベルウッドが好走出来るスローペースは、ロードカテドラルには向かない結果に。この組み合わせは最悪だったといえる。


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