line_14775068342275小林先生プロフィール写真

適切な治療と予防によって健康な人が増えるますように、やりがいと出会いが変化をつくる”小林 英健”さん

プロ野球選手、Jリーガー、オリンピック選手などはじめ、たくさんの著名な方も全国から施術を受けに来られる学校法人近畿医療学園理事長”小林 英健”さんにお話をお伺いしました。

プロフィール
出身地 :奈良
活動地域: 大阪
経歴:1958年生まれ、関西大学卒、柔道整復専門学校卒、鍼灸専門学校卒
日本痩身医学協会会長、小林整骨院総院長、学校法人近畿医療学園理事長
現在の職業及び活動: 柔道整復師、鍼灸師、スポーツトレーナー、日本痩身医学協会会長、学校法人近畿医療学園理事長
座右の銘: 利他の精神

本当にいい医療を提供することによって健康な人が増えること

Q.どのよな夢やビジョンをお持ちですか?

小林英健さん(以下、小林 敬称略):目標は東京オリンピックにスポーツトレーナーとして関わることですが、夢は本当にいい医療を提供することで健康な人が増えること、そして柔道整復師、鍼灸師の立場向上や整骨院の認知度を上げることです。
この仕事は身近な人を施術し痛みを取ってあげることによって喜んでもらえる素晴らしい仕事です。

今は腰や膝が痛くなるとまず病院に行きます。 そこでレントゲンやMRI、CTスキャンなどを使って検査をしてくれます。異常がない場合は薬を服用したり湿布を貼ったりしますが、それでは治らないことが多く、手術をしても半年後に再発する人も結構います。
そこで口コミで整骨院に来られます。そしたら数日で治ってしまいます。
例えば10日後に手術をひかえている方が治療に来られて治ってしまい手術をキャンセルするとか、ヘルニアが手術なしで治るというようなことがあります。

お医者さんは検査をして大変な病気に対して手術をする。それは役割分担でいい、筋肉とか関節の痛みは整骨院に行ったほうがいいことを世の中の人に知ってもらいたいのです。それを広めるのが自分の役割だと思っています。

自分たちは身体のゆがみや関節、靭帯などの治療を手技でやるので検査費がかかりません。レントゲンもMRIも撮らない、手術しなくて治すことができるのであれば、患者さんの負担も減るし医療費の削減にもなります。
このまま医療費が膨らめば、いくら消費税を上げても国家が破綻してしまいます。

だから、東京オリンピックで選手が活躍した時に「僕がこうやって記録を出せたのは僕も頑張ったけど、鍼灸師の先生、整骨院の先生にお世話になった。ケアしてもらったおかげです」と言ってもらうことが、自分の1つの目標です。


「自分たちががんばることによって、本当に国民が助かるという意識が大切、トレーニングをしながら治療もしてもらえる仕組みをつくりたい」

Q.どのような目標や計画を立てておられますか?

小林:寝たきりが増えているので、予防として整骨院で軽いパーソナルトレーニングをしたいと思っています。
今、整骨院に来ている患者さんは膝や腰が痛いとか、肩が上がらないなどの関節疾患の方が多いのです。なぜ膝や腰に負担がかかるかというと、運動不足の状態で年齢を重ねるため筋肉が弱ってくるからです。
そういった関節の痛みを血行をよくしたり、炎症を抑えて治療するのではなく、炎症がおこらないように守っている筋肉を整骨院で衰えさせないような軽いトレーニングをしながら治療もしてもらえる仕組みをパッケージにしたいのです。

ちょっと無理した時の痛みでも筋力がしっかりしてたらすぐに回復できるので予防になります。
そして、筋力があれば車いすのお世話にならず、寝たきりにならなくて済みます。
車椅子で運動しなくなると、心肺機能が弱ってきて病気にもなりやすく、少し座っているのも難儀になるから横になることが多くなり、横になっている間に歩けなくなって寝たきりになってしまいます。
それを食い止めるのがお医者さんではなく、柔道整復師、鍼灸師さんの役目だと自分は考えています。

5年以内に100店舗くらい広げていきたいと思っています。自分たちが100店舗展開することによって、整骨院はそういうことができることを世の中の人に知ってもらうためにやはり数を増やしていきたいです。

記者:そうですね。それで東京オリンピックで火がつけば、早く広がりますね。

小林:自分たちががんばることによって、本当に国民が助かるという意識が大切だと思っています。
病気がないことが健康だと思っている人も多いかもしれませんが、ちょっと負荷がかかったら病気になってしまうものから、どんな負荷がかかっても病気にならないスーパーヘルスというのもあります。
みんなが予防したらスーパーヘルスになれば、ちょっとやそっとのことでは病気になりません。


「スポーツ活法」をブランド化、柔道整復師や鍼灸師の格や認知度を上げ、治療を国民が選べるように

Q.目標・計画のためにどのような理念を持って、何を実践されていますか?

小林:トレーニングのインストラクターにもなる治療家兼インストラクターになるために、新しい店舗のスタッフは運動のインストラクターになるための資格を取るようにしています。
今までは治療家のプロとして痛みを取ってあげることをしてきました。筋肉のことは知っていますが、どうやったら効果的な筋肉がつくかとか、関節に負担がかからないような筋肉のつき方などは勉強しなければなりません。
4月から東京での新しい店舗ではそういうトレーニングと治療、両方できることを計画中です。

記者:まったく新しい職業みたいな感じですね。

小林:あと「スポーツ活法」をブランド化したいと思っています。
柔道整復師の資格を取って開業した時に南條先生という先生から戦国時代に使われていた南條家に古来から伝わる治療法を教えていただきました。
これがびっくりするくらい即効性のある治療方法でした。

戦国時代に味方同士で戦の訓練する場合、ルールもないのでたくさん怪我をします。それを早く治すのに活用されていたのが活法で、戦場で相手の急所をつくのが殺法、2つは表裏一体です。
それが柔術となり、ただ強いだけでなく人格も高めることも大切とされ柔道となります。なので昔は柔道場の経営者が近所の人の身体を治していました。それを資格化したのが、柔道整復師です。そのルーツをたどっていくと柔道整復師、柔道、柔術、戦国時代の武術、南條家に突き当たります。整骨院をやっている人だったら、みんなできて当たり前だと思いました。だから世の中に広めようと私になりにまとめて20年前から柔道整復師、鍼灸師限定で小林式背骨矯正法というセミナーを始めました。これを元にしてできたのが「スポーツ活法」です。

中国は西洋医学の役割分担、東洋医学の針などが病院の中に併設されており格が一緒です。西洋医学の薬もあれば、漢方薬もあるし針も灸もあり、同じレベルでやっています。日本は整骨院の看板は出ていますが、柔道整復師は国家資格なのに柔道整復師や鍼灸師の資格を知ってる人は本当に少ないです。だから、最初に申し上げたように格や認知度を上げたいのです。
そしたらこの症状は西洋医学、この症状は東洋医学、柔道整復師の方が治るというように国民が選べます。
それに歴史の中で埋もれていった日本にあったいいものを復活させたいという想いもあります。

記者:そうですね。いいものはみんなに享受できればいいですね。

生きがいと思える仕事と利他の精神

Q.そのようなことをやるようになったきっかけは何でしょうか?

小林:大学2年生の時に専攻していた心理学の中に「幸せとは何か」を問う幸福論の授業がありました。その時に「人間は好きなことをしている時が幸せ」という講義がありました。
その話を聞いて自分は「好きなことが仕事だとしたら、仕事をしている間、ずっと幸せでいられる」と思いました。
皆さん生きがいを持ちなさいという講義だったので、生きがいと思える仕事に出会いたいと思うのようになりました。
まだ働いたことがなかったので、生きがい探しの時間確保のためにどのような仕事がいいのだろうと就職活動をしてた時に、3時頃にシャッターが閉まる会社があったのです。3時にシャッターが閉まるということは5時か6時には帰れるかもしれないと思い入社したのが銀行でした。

しかし、高度経済成長の真っただ中で残業もあり、生きがい探ができなかったので辞めたいと思いました。
辞めるには次の仕事を見つけてからでないとと思いながら営業をしていました。あいにく中小企業の社長や大企業の支店、商店街などありとあらゆる職種へ好きなところに行けたのです。
そこで、仕事どうでうすか?景気どうでうすか?と聞きまくったのですが、なかなか生きがいを持って働いている人に出会えませんでした。

そんな中で1人だけ整骨院の先生が、この仕事は患者さんに喜んでもらえて、しかもお金を払ってもらえる。すごく感謝される素晴らしい仕事ですよと教えてくれました。
その先生は高校を卒業して富山県から出てきて、柔道整復師、鍼灸師の資格を取り開業されていました。自分と出会った時には3階建てのビルの1階を整骨院、2階3階を住居にしていました。腕、技術一本でこんなビルを建てられるのだと感激しました。
そこで、こういう仕事をしいたと思っているのですが、どうしたらいいですかと聞いたら専門学校を紹介してくれました。

記者:すごい出会いですね。

小林:そうですね。そして学生の頃は欲が強く人のこと考える余裕がなくて、自分のことしか考えていませんでした。そういう時は、ひとついいことがあれば、ひとつ悪いことが起こる。ひとつ嬉しいことがあれば、ひとつ悲しいことが起こるそんな連続でした。

でも自分には辛かった銀行の仕事から整骨院に変わって本当に天職だと、自分にとってのやりがい、学生の時に教えてもらった好きなことだと思いました。患者さんがすべて、この人の痛みを一日でも早く取ってあげたいと思って治療しました。そういう思いが強くなったら自分よりも患者さんとか人のためにという考えに変わったのです。
そして、人のためにやりだしたら、どんどんいいことばかりに変わりました。

こうして2年間、先生のところで学んで卒業した年に開業しました。そしたら、初日から近所の人が来てくれて、その患者さんが口コミをしてくれてあっというい間に地域で一番流行るで整骨院になりました。


出会いがなかったら、今の自分はありません

Q.出会いから、どのような発見がありましたか?

小林:口コミの紹介は、「小林さんのところ行ったら一発で治るとか」いい意味でいい加減なことを言ってくれました(笑)

そんな時に自分の施術によって、ぎっくり腰の患者さんを悪化させてしまったことが2、3回続きます。すごくショックでした。
そこで業界の人が集まる定例会で、もっと速攻性のある治療がないものかと、恥を忍んでたくさんの友達に聞きました。それで紹介していただいたのが南條先生でした。

それから土曜日の午前中までは自分の整骨院の仕事し、土曜日の昼からと日曜日は南條先生の元で技術の練習を3年間続けました。
そしたらぎっくり腰で這って来られても、担がれて来られても、帰る時は歩いて帰れるくらい、ぎっくり腰が得意になりました。

先ほども申し上げましたが、これはすごくいい治療法なので今は「スポーツ活法」という形で柔道整復師に広めようとしています。

南条先生から学んだ治療で患者さんがどんどん増えていき東京や九州など、他府県からも治療に来られるようになりました。南条先生との出会いがなかったら、今はありません。

記者:危機がチャンスになったのですね。

自分の基本姿勢は患者さんの痛みを取ってあげたい、治してあげたいそういう気持ちでこの35年間やってきました。
これまで問題が無かった訳ではなくて、次から次へと山ほど問題がありました。しかし協力者が出てくれたり、何か問題があってもその問題がぱっとクリアになったり、不思議と人に助けれたりと、そんなことの連続でした。
自分のことしか考えていなかったら、たぶんうまくいっておらず、人様のためにやっていることで、逆に自分が活かされていると思っています。


最後にこの時代の人たちに向けて一言、応援メッセージをお願いいたします。

小林:今の若い人たちは夢を持たないと言われていますが、本当は夢を持っているのだけれど、自分の限界をすぐに感じて、あきらめてしまう人が多いだけだと思うのです。
自分がなぜこうやって頑張れているかと言うと、どうしてもこうしたい、どうしても患者さんを治したいという想いから南條先生との出会いがありました。学校教育を学生の頃から何とかしたいという想いから学校をつくることができました。
周りから見たら、そんなこと絶対無理だって言われたことも、あきらめなかったからクリアしてきました。

だから、若い人たちに一言いうのであれば、「夢を達成するまであきらめないでほしい」ということです。

記者:ありがとうございます。私も聞いていてジーンときました。

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小林さんの活動、連絡については、こちらから↓↓
HP:https://www.kinkiisen.ac.jp/


【編集後記】
インタビューの記者を担当した川名と小畑です。
記事では書ききれない数々のエピソードもたくさんお伺いしました。
人のために、ご自分の仕事に真摯に向かう姿勢が本当に美しいと感じました。ますますのご活躍を楽しみにしております。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36






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川名哲人

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