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転職するぞ!


昨日で、1年間働いた職場を辞めた。
その前に働いていた職場が散々で、パッパと見つけた職場だったけど、楽しく働けた。

やっぱり本に携わる仕事がしていたいと思って、どうせなら初めてのことがいいなって思って図書館の仕事を選んだ。
資格を持っていなかったけど、それでも働ける場所があって助かった。

カウンターで本をピッピするだけじゃもちろんなくて、裏で新しい本を書架に出せるように行うコーティングや、請求記号つけたりする作業がかなり楽しかった(もちろんもっと難しいことも先輩たちがしてました)。図書館て見えないところでこんな仕事があるんだなって知ることができてよかった。

一緒に働いていた人たちもみんな優しかった。
こんなこと今の時代に言うのどうだろっておもうんだけど、女性だけの職場で、やっぱり働きやすかった。
その前の職場が私以外全員男性だったのもある。「これセクハラになっちゃうかな〜」って後につければいいと思ってる先輩が普通にいて、マッチングアプリやらないの とか結婚願望あるなら彼氏見つけないとじゃない? って言われたり。あれ何なんですかねむかつきません?!って話し合える相手もいなかったから最悪だった(笑)
図書館では、生理痛しんどい先輩のフォローを何も負担に思わずサッとみんなしてたり心配したり、周りを見て行動してて素敵だった。思いやりの心!

居心地のいい職場を辞めようと思ったのは単純にお金の問題が1番大きい。ダブルワークしていたけど、それでも実際厳しかった。入れる時間がフルタイムより少しだけ少なくて、時間にゆとりがあるけど私はもっと働きたかったから物足りなさを感じていた。
あとさっきも書いたけれど資格がないのでこのままここにいても年だけ取っていく...と思いはじめてしまった。
資格の勉強しながら働くほど図書館に愛があるのかと考えたら、ないかもって思った。

「本の何が好きなの?」と友達に聞かれたことがある(去年の4月くらいに)。
そんなこと今まで考えたことなかったから言葉が全然出てこなくて、ンー...となってしまった。好きなものに理由なんかいらないよ!とも思うけど言語化できるように考えるのは無駄じゃないよな、何で好きなんだろ、とそれから考えるようになった。
仕事のこと、これからのことどうしようと考えてるうちに分かったことは、私は本が好きというよりも、本屋が好きなんだということだった。
図書館は『本の保存』がかなり目的としてある。棚は全然動かない。廃棄する本も新しく入ってくる本もあるけど基本ずっと同じ場所に同じ本たちがある。
本屋は店内に入れば1番初めに新刊のコーナーがあることが多くて、他の棚も新しい本やベストセラーが多く置いてある。5年間誰にも手に取られていない本は多分もう置いてない。
移り変わるものやことに魅力を感じるので、本屋が好きなのかもなと思った(もちろん本屋を好きな理由ってもっとあるけどね!また機会があれば話す!)。
それに気付いて、3月で図書館はやめて4月からは本屋で働こうと決めた(去年の12月くらい)。

4月からは憧れていた本屋で働く。面接の手応えが全くなくて、あ、私ここには合わない人間なんだと思ってむかつきながら帰った。
でもなぜか合格のメールが来て、その時すでに前に面接してもらった違う本屋で働くつもりでいたからすっっごく迷ってしまった。22時過ぎていたのに友達に電話で話を聴いてもらったりした。
やっぱり憧れなので、一度やってみて合わなかったら辞めたらいいんだよね、とフワッと思えた。
研修に2回行ったんだけれど上司は丁寧に説明をしてくれた。面接が短かったし、初めは冷たい人なのかと思っていたので少し安心した。「年上も年下もいます」と言われて「大学卒業してすぐくらいから、ここで働いていたかったです」と返したら「色々見てからここに来る方が、楽しめると思う気がするよ」と言ってくれてとても嬉しかった。

大学を卒業してから、ぐるぐると同じ場所を回っているだけのような感覚になってしまうことがある。
でもほっんの少しだけでもちゃんと進んでいるよってたまには自分を認めてあげたい。

重すぎない気持ちで、また頑張るぞ〜!
新年度、頑張りすぎずに頑張りましょうね〜!

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