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明日のONEジャカルタ大会の見所を書いたよ。

ONEのジャカルタ大会が明日に迫りました。
ジャカルタは年始に行って試合をしたのですが、まだまだ発展途上な国でWi-Fiが遅くて苦戦したのを覚えています。それと北岡さんがとにかくメシを食べて、今年の彼の恐竜ボディはジャカルタで下地ができたと思っています。そのくらいによく食べていました。そんな北岡さんは松嶋さんのセコンドで2回目のジャカルタ。お疲れ様です。

今回は日本人選手が3人出場(内藤、松嶋、若松)で日本で馴染みの深い!?那須川選手とやったロッタン選手も出るので、日本的には勝負大会だと思ってます。ONEの場合は多種多様な側面があるので大会によって刺さるか場所が違うのが、これまた面白いです。

今大会の選手は格闘技至上主義というか原理主義の中で育ってやってきた選手たちです。ストーリーとかドラマからは距離をおいて、格闘技のみでやってきた選手たちです。僕も格闘技力には自信があるし、格闘技の人だけどもドラマやエモーショナルなMMAをやっていると思っているので、この文脈とは別の文脈だと思っております。

そんな選手たちがどこまで跳ねるのかは興味深いし、見ていきたいです。
さてさてとは言ってもどう見たらわからないじゃないですか。それを解説するのが僕らの仕事なんだけども、見所を今回は提示できなかったので(忙しかった本当に)、ここで書いていきます。

僕の注目試合はロシア人対決。

ナフュースキンとセイジッド。ロシア人同士の対決。
ナフュースキンは安藤選手にも勝っていて(安藤よりだったとも思う)、力はある。セイジッドも山田選手との試合を見る限りは素材が違います。ロシアはどんどん出てきます。アジアカードではなくしのぎを削ったロシアカードとしてかなり楽しみな試合です。

松嶋ガフロフ。
ガフロフは1月にグラップルですがやらせてもらって相当強かったです。組み技が単純に強かったし、彼と組み技でやれたことは貴重な経験でした。松嶋さんは素材的には抜群だし、国内のフェザー級トップだけども初戦でこの試合は荷が重いとも思います。何を今更だけども。圧力に負けずになんとか凌いで競り勝ちたいところです。勝てない試合じゃないはず。

若松フィリピン人。
ストローとフライに関しては体格的にも日本人の強みが出やすいと思うし、人材も豊富な階級です。若松選手は23歳(24の学年)で日本の若手の希望的な立ち位置。ここはひとつ勢いのある勝ち方を期待したいところです。デビュー戦での勝ち方って本当に大事でその後の立ち位置を決定づけます。初の海外での試合だけども時差もないし、やりやすいでしょう。頑張れ!

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