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原価を気にするかって話。僕は原価を気にしないで、その人の想いや物語を大切にするタイプです。

ちょっと前はsioの鳥羽シェフが原価で燃えて、最近はZOZO前澤社長が原価で燃えておりました。

飲食にしろ、アパレルにしろ原価が売値よりも高かったら成り立たないわけですし、普通に仕事してたら大まかな想像はつくし、アホでもグーグルで調べたら出てきます。

言わなければいい話だとは思います。(それは大前提として)

ただ原価を買う側が気にするのも理解ができない部分もあります。鳥羽さんのsioは鳥羽さんにも会いたいし、ご飯も美味しいので自分で行くご飯屋さんです。(青木が自分で行こうってなかなか思わない)ファミリーの家族を美味しいからきてねってご馳走したりするほど好きです。

僕が相場的なものがわかっていないのもあるし、原価はいくらだろうって考えたことはないし、いつも美味しかったし、楽しかった(ここ大事)と帰路につきます。ここで原価いくらって考えないし、美味しくていいお店だから、これからもよろしくと、また仕事頑張ろうって気持ちになります。

服でいうと練習仲間の宇野薫さんがスポーツブランドをやっていて、競技者目線で作られた商品の使い勝手は抜群だし、彼の思想信念が詰まったものなので、質はもちろん、物語を共有して満足して使うことができます。

これもまた原価を考えたことはないし、注文したときに値段を気にして注文することもなく、原価を気にしたことなど全くないです。むしろ、割引してくれて申し訳ない!みたいに思うときのほうが多いです。

僕ら芸事を商売にしている人間はそもそも原価がない。
原価を話題にする層を客にしてないので、僕は話題にすら出さないです。そこを相手にしていくといいものが作れなくなるとさえ思ってるし、自分が作りたいものを支持してくれる層を大切に商売をしていこうと考えています。そもそも青木真也は万人受けする商品じゃないし。


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