右肩上がりの成長が見込めなくなった時からが格闘技は楽しい。やりくりこそ面白いんだ。

最近は格闘技が楽しい。

楽しい理由は格闘技以外のことを学べているからだと思う。
20代のときのように練習すればするほど伸びるわけでもないし、練習すればするほど消耗していくのに格闘技が本当に楽しい。背伸びしてるわけでも、カッコつけているわけでもなく楽しい。

35歳になると同じ時期を過ごした選手は現役を引退しているし、引退していなくても休業状態だ。人生を見越して他の道にいく者もいれば、成長しない自分に絶望してやめていく者もいる。

メシが食っていけないことを悟って他の道に行くことは正常な思考の持ち主だし、成長の伸びしろのなさに絶望することもアスリートとして正常だと思う。何一つ間違っていないし、それでいいと思う。

僕は年齢を重ねて、大きな成長が望めなくなってきてから面白くなった。理解できないかもしれないけども本当に面白い。こんなに面白いのかと思うくらい。びっくりする。

何が面白いかって。

やりくりが面白い。限られた条件の中で如何に自分のパフォーマンスを出すか。これほど面白いことはないと思う。殴り合うだけがファイトじゃないし、極めるだけがファイトじゃない。

練習にしても回復力が落ちているから、限られた中で。
試合も限られた武器と体力で組み立てを考えて。


限られた予算の中でやるから仕事も面白いし、プロレスだって大技ができなくなってからがレスラーとしての懐が問われるんだと思う。なんだってそうだ。うまくいかなくなってからが楽しいんだよ。勘違いしたらいけない。悩んでる先に開き直りがあって、その先に楽しさがあることを。

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右肩上がりの成長が見込めなくなった時からが格闘技は楽しい。やりくりこそ面白いんだ。

青木真也 shinya aoki

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