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ミニマリストの日曜日とパンクラスの感想。パンクラスの試合感想は盛りだくさん。

日曜日。パンクラスのアンダーカードでの解説のお仕事をいただいたので15時から新木場スタジオコーストに行ってきました。家から新木場まで23km。自転車で行ってきました。消費カロリーが700カロリーなので往復で1400カロリーの有酸素運動だと考えれば、休日の運動として素晴らしいでしょう。

朝起きて朝食を食べつつ(食パン2枚に目玉焼き2個)、昨夜のACA(ロシアの格闘技大会)を見て、出発前にさらにパンを2枚食べて、自転車で出発。会場に到着して、abemaが用意してくれた弁当を食べて、解説。

解説終了後は田中選手の試合を見てから会場を後にし、鶯谷の萩の湯に。
萩の湯は都内ナンバーワン銭湯。休日でも630円でサウナに入れます。券売機で切符を買っていたら本日初めてお金を使っていることに気がつきます。無駄なく、シンプルに暮らしているのだけれど、交通費もかからなければ、飯代も本日はかかっていないです。シンプルに暮らすことを追求するとストレスもなく生活できるので、オススメです。

帰りに卵と明日食べるシリアルバーと缶詰を購入して300円ちょっと。夕飯は冷蔵庫にある肉と野菜で自炊で済ませる。生活がシンプルすぎて自分でもびっくりするのだけれども、これで無理していないし、むしろストレスがないのです。何も所有しない生活を追求して、最終的には家を捨てたいのが僕の理想です。

まあそんなことはよしとして、試合の感想を書いていこうかと思います。

アンダーカードはアンダーカードなので、完成度は低く、お客さんもまばらです。半分アマチュアのような扱いでいいと思うし、ここから這い上がっていく選手達です。ただ格闘技で上に行くような選手は一気に駆け上がっていくし、才能だけで駆け上がっていってしまうのも事実です。

ただアンダーカードで半分趣味として試合に出ている選手にも幸せはあると思うし、草野球ならぬ草格闘技(本気の)として、30歳後半や40歳を超えて出場しているのも、また幸せがあると思っています。経済的な豊かさや生業として格闘技をやるだけではない、人生の豊かさ、潤い、やりがいを求めてやる格闘技があってもいいよねって話です。

田中選手の試合は解説から外れていたのですが、会場に残って見させてもらいました。田中さんはUFCリリース後からもロシアのACBと契約するもビザ問題で試合ができなかったり、大会が中止になったりとここ数年の日本人で、一番苦労している選手だと思います。運が悪いとか、持っていないとかの話ではなく、お祓いが必要なレベルだと思っていただけばわかりやすいと思います。

相手のロシア人選手は格闘結社田中塾の田中塾長が連れてきた選手です。田中塾長に会場で話しかけられて、「ロシアで試合しないか?」、「3000くらいだから日本でやるよりいいぞ!」と言っていただいたのですが、3000万ではなく300ドルだし、僕はONEの独占契約なので丁重にお断りさせていただきました。

ただ田中塾長から聞いたロシアの話は面白かったです。田中塾長が連れてくるのは極東の選手のようでモスクワとは違うようです。ACAとかM-1とかファイトナイトはモスクワで、田中塾長が連れてきている選手は極東地域の選手のようでした。ただロシアにはめちゃくちゃ強い選手がたくさんいて、今回連れてきている選手は下のアマチュアレベルの選手なのだと教えてくれました。前田日明さんもロシアの層の厚さをよく語ってくれるのですが、ロシアを触った人は皆それを言うのもあって、ロシア幻想は広がります。

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