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胴回し回転蹴りを考えてみました。そもそもナスガワさんのやつは完成度が違うよねって話。

21日は参院選に友人のおときた駿さんが立候補。大阪ではRISEで那須川天心選手が試合。パンクラスも新木場で開催。どうやらクラッシュもあったらしい格闘技に参院選に忙しい日曜日でした。私は昼にDDTでプロレスしてました。

那須川さんのフィニッシュが胴回し回転蹴り。
ネットではネガティブな意見も出ているようでして、ここは感情論でうんこ投げ合うのではなく、整理してみようと思いました。格闘技を語る上で割と面白い話だと思ったのです。ちなみに男色ディーノさんもニールキック使います。ほら。

ルールで認められていたらOK。

大前提としてまずはこれです。ギャーギャー外野が言ったとしてもルールで認められているので、どうにもなりません。格闘技はルールが決まっているので、その中で如何に攻めていくかを考えるのは当たり前だし、そこが勝負の分かれ目とさえ考えています。ルールの穴を考えるのは当たり前のことなのです。

ルールは多様な価値観の人間が一同に介して闘うためのもの。

そもそもな話なのですが、ルールは様々な価値観を持った人間が集まって競い合うためのものです。MMAに例えるとわかりやすいのですが、国によってはパンチよりもローキックを評価するかもしれないし、上のポジションよりも下のポジションを評価することもあるでしょう。価値観が違うもの同士が揃うとその違いでトラブルが生じるので、それを極力なくすためにルールがあると思っています。

モヤモヤする人々の理由は胴回し回転蹴りがやり得だから。

モヤモヤする方々の理由は胴回し回転蹴りが反撃されることなく、グランドになってしまうので、かけ逃げに使われたり、フィニッシュにならないと流れが止まってしまうのが理由だと思います。那須川天心さんは命中率は高確率だし、実際にフィニッシュにつながっているので、那須川天心さんには全く当てはまらないのですが、技の性質としてあるという話です。

ちなみに青木真也は有名な長島自演乙戦でドロップキックとかけ逃げの回転蹴りを多用しましたが、那須川さんの回転蹴りとは種類も質も違うことをここに記しておきます。オレのはかけ逃げです。でもルールで認められているのであれば、悪いことではないけれどね。

那須川天心の完成度。

今回の胴回しに関しては、那須川天心さんの完成度が高いことに尽きると思うんですよ。あの相手にあの場所であのタイミングで持ってくることは神のレベルだと思うし、突っ込みどころがないからそのくらいしか言えないよねって話だと思います。

那須川天心の神格化。すでに概念になっている。

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