若い時は足し算。キャリア重ねたら引き算を入れてって話。選手やってくならね。

20代前半から中盤にかけての課題解決は足し算で対応してきました。

単純に練習を足せばよかった。打撃を強化したければ打撃を足せばよかったのだ。
実際に自分がやってきた練習量をみると莫大な量をこなしている。今、見返すとよくこんなにやっていたし、途中のタイミングで潰れなかったなと思います。二部練習は当たり前で量だけでいうと二倍近くやってたのではないかな。今の若い選手にお勧めする量ではないけど。

単純に練習に対してが足し算なのです。

その時はずっと足し算が成立するものだと思っていたけども、30歳前後で足し算ができなくなる。回復力が落ちてくる。回復しないのだ。無理をすれば動けなくなったり、怪我をしたりする。僕の場合は怪我がなく、単純に動けなくなったり、練習のパフォーマンスがガタ落ちでした。海外で練習している時にはコーチから「休みなさい」と声をかけられることが増えました。

30歳を過ぎたあたりから練習に関して足し算から引き算を取り入れました。
何かをやりたかったら何かを減らさなければいけません。打撃を強化したければ、何かの練習を減らすことが必要になってくる。トータルの数は決まっているのでその中で決めていくのです。

書いていると簡単になのですが、実際にやるとなるとそれはそれで難しい。
今まで足し算できたので、引き算で減らす作業が辛いのだ。罪悪感を感じます。
子供の頃から練習は圧倒的な善として生きてきた。そこで価値観を変えることは難しい。結果で前進することが目的なのはどちらも変わらないのです。その過程で練習を減らすことでの罪悪感が本当に辛い。ここまで練習を減らすことが辛いなんて。20代の時は全く思わなかった。やらないって辛いんだよ。当時は辛いことを少しでも減らしたかったけども。

もうすぐ35歳を迎えます。選手としてはベテランだ。
練習に関してはだいぶ減らしているものの、年を重ねるごとに回復が遅れていくように感じます。
出来ないのではなくて回復が遅れていくのだ。今までだったら仕事に練習に大車輪でいけたものが仕事を詰めすぎると練習が落ちる。ここら辺は先週セミナーに行って帰ってきてからのパフォーマンスで痛感しました。疲労が溜まって関節が痛くなるなんて初めてでした。

今は軸となるのは日に一回のコンタクトを軸にした練習。組み技スパーリングだったり打撃のマススパーだったりです。これを大事にしっかりとやります。

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若い時は足し算。キャリア重ねたら引き算を入れてって話。選手やってくならね。

青木真也 shinya aoki

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青木真也 shinya aoki

格闘技選手をしています。青木真也です。

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