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いつもより1時間早く恐怖で起きた朝に。

おはようございます。
1週間の始まり。月曜日です。頑張りましょう。

別に自分の試合があることを特別なことのように位置づけすることもなく、誰もが自分にとって特別なものと闘っているのだと思っています。けれども自分にとっては自分の目から見えることがいちばんのことであり、今は自分の試合が一番のことです。

月曜日6時45分。目が覚める。

いつもだったら8時前に目が覚めるので1時間早いです。
言葉にするのが難しい恐怖感が身体を包みます。ああ試合なんだ。

そういえば1日前はこんなことを呟いていました。

そうだ。殺気を持って殺してやろうと思って生きるんだった。

でも大事なことを忘れていたのだと思います。殺すには殺される覚悟を持たなければいけないし、どちらか一方に気持ちが寄った状態はフェアではないし、バランスも悪くなっています。殺される覚悟があるから殺す気持ちが持てるのだと思うし、今回も覚悟は決まっていると言える状態なのかもしれない。

覚悟は決まっているとは言っても恐怖に押しつぶされそうになっているし、今朝ももう投げ出したら楽になるし、こんな仕事は辞めたいと思いました。これが覚悟が決まっている状態とも言えるのではないかと思うし、そう見えるのだと思います。実際のところは揺れ動きっぱなしで震えています。今回もしっかり怖いし、辞めたい。

ただ今週僕は試合というだけで、世の中の方々は電車に乗る中で日々そんなことを思うのだろうし、企業している方々は胃に穴があきそうな重圧と闘っているのだろうし、皆が自分と個々の強大な敵と闘っているのだから、自分だけ特別なように思ってはいけない。自分だけのことのように感じるのが人間の心理であって、それは正常だとも思うのだけれど、皆が闘っていることを視野を広げてみることで少し和らぐし、頑張れる気がします。

おい。ファミリーよ。毎日怖いよな。

毎日怖いよね。何かと闘っていたら毎日怖いのだと思う。

昨日僕の友人は「勝負しよう」と思うと僕に話してくれた。
僕から見たら今も十分に勝負しているし、ここまでの立ち位置を作って、ここから勝負するしなくてもいいのではないかと思ったが挑戦したいし、勝負をすると話してくれた。それは自分に対する挑戦であり、自分の可能性を使い切る責任を全うしようとしているように感じた。彼も恐怖を内包していたと思うし、オレにはわかる仕事で疲れきらないと夜も眠れねーはずだ。

もう一人の友人は僕の試合に向けて気持ちが昂ぶっていると話してくれた。
その気持ちは嬉しいし、36歳になって団体戦の意味合いが増してきていることに人士の面白みを感じるし、そもそも闘うのはオレでお前が昂ぶってどうするんだとも思わなくもないのだが、気持ちは嬉しいし、多分人生でいちばん応援されて幸せな時間を過ごしていると思います。感謝してる。もちろん辛く苦しいこともあるけれども。

人生必死に生きれば生きるほど楽しいことも増えるが苦しいことも増えるぞ。
本当によくできている。このシステム作ったの誰だよ。

もがき苦しんで生きよう。今日も目の前にあることに全力で。

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