それぞれの道へと進み


先日、二宮さんがTwitterを開設した
アイコンもヘッダーも初期設定のまま
アカデミー賞受賞の写真をあげて
本物だとわかるや否や、爆発的にフォロワーが増えた

年末、松本さんはInstagramを開設した
個人の生配信中、気がついてもらえないゆえに
フォロワーが伸びないことをぼやいていた
大河ドラマ 「どうする家康」の甲冑をあげると
こちらもまた、爆発的にフォロワーが増えた

櫻井さんは今まで2回の生配信をやっている
相葉さんは、今後何かやるのかな


色々な面が見られて嬉しい
ファンクラブ会員限定で聴ける嵐ジオや
無料のチケットを手に入れれば見られる配信
誰もが気軽に見られるSNSまで
ファンのことも決して忘れず、幅広く楽しませてくれている
有難いことだと、思う


嘘じゃないのに 嘘にしたくないのに
ひとつひとつ情報が入ってくるたびに
「嬉しい」が一番に出てこない
違う 嬉しい、と同じくらい
もしくはそれよりほんの少し多く
違う感情が湧き出してくる

休止してから特に自覚するようになったのだけれど
私は嵐の5人のことを
あまり個として認識していなかったみたいだった
一人の人間だというのはわかってる
ただ、何というか
“嵐”というあまりにも大きな存在を
5人で動かしていると言えばいいのか
平たくいえば、脳内ポイズンベリーのように
理性、記憶、ポジティブ、ネガティブ、衝動
が脳内で会議している、みたいな
それぞれ役割も性格も何もかも違うけれど
収まっている場所も向いている方向も同じで
根っこが、同じで

嵐を表す5つの要素が
自我を持って、各々の道を進んでいる姿が
どうにもこうにもすんなりと飲み込めなくて
嬉しいと言いながら声も心臓も震えてしまう
嫌なわけじゃない やめて欲しい訳でもない
大野さんを見聞き出来ないしんどさを
4人にぶつけているだけなのかもしれない
だって、もう一度彼の姿を見るには嵐しかないの
あの人はきっと一人で表舞台に立つことはしない
4人がいなきゃ、多分、ゼロに等しい選択

「寂しくなったら嵐の曲を聴いて」
そう言ってくれた松本さんの言葉、忘れたことなんてない
でも、どうしても
個々の供給があればあるほど過去になっていく
5人の姿も声も

記憶力にも限界がある
必死にあの瞬間を思い出していても
きっと少しずつ薄れていく

変わらないでほしい 慣れないで欲しい
そんな我儘、誰も叶えられない

夢みたいだったねって
私はまだ言えない


#Nowplaying

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