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第38回 全日本トライアスロン宮古島大会

次に出る時に見直し用の備忘録(選手編)

レースで使用するウエアや補給食は事前に何度も練習で試しておいて準備した。 【レース当日に新しいことはしない】この鉄則は守る✨

3:45 起床
4:00 朝食 いなり寿司 しじみ味噌汁(具無し) きなこオレ
4:50 出発 今年は娘(高2)が初めての大会ボランティアに!(スイム担当)
5:10 東急ホテル到着 レース準備
ゼッケンは都道府県順なので周りになじみの顔が見えるので安心する✨
トランジバッグを預ける際の移動時に内地の仲間と声を掛け合う✨

6:30頃 海に移動  途中カメラマンに笑顔を向けたり、仲間と談笑したり
いつもの【ワイドー三唱】がある予定だったのにその場所に行っても始まらず。。。?
スタートポジションへ移動 1時間以内グループの最左端に位置取る。
同じ考えの選手が多く周りに仲間だらけ(笑)

スイム (1:08:12 283位)
スタート直後から大バトル。。。そして 2、300m辺り?で『ドカッ…』平泳ぎキックが右目を直撃しゴーグルの右目レンズ破損(外枠とレンズが分離)、手で探ってみると外枠のゴムの少しでかろうじて繋がってる感じ。。。
心中『マジか。。。でもしゃーない、とりあえず3kmもってくれ!』

その後はバトルを避けるためできるだけ外側を泳いだ。
が。。。またしても平泳ぎキックが右の胸と脇腹の間ぐらいに炸裂。。。
これはかなり痛かった… 一瞬殺意が生まれるほど…w (沈めんぞゴラッ!)
そこからは右目はつむったまま、脇腹の痛みとお共に泳ぐことに…
いろいろとありつつ、前半終わって時計を見たらちょうど30分、自分の予定から2分遅れ程度で折り返し。イレギュラーあってこれなら良し👍
後半のコースインしたら一気にがら空きだったので泳ぎやすくなった感じ。
潮の流れに乗って一気に折り返しまで進み折り返すも、帰りはやっぱり流されてうまく真っすぐに泳げず… ボードの方からの『左に寄ってます、もっと右です』という声が聞こえる。 聞こえているけどなかなかねぇ。。。

それでも結果的にはそんなにヨレてはなかった感じかな。
浜に上陸する波打ち際でウエットを脱いでビーチランへ!
時計は1時間4分ちょい、ほぼイーブンで泳げてる👍
とりあえずゴーグルがちぎれなくて良かった✨
無駄な体力は消耗したくなかったので計測マットまでは殆ど歩いた。

バイク (5:30:12 1128位 スプリット 6:44:49 1039位)
イレギュラーはあったものの概ね予定通りでスイムを終え、T1も慌てずサイコン起動、タイヤをチェック、ゼッケン装着など丁寧にすすめて『高木さ~ん、頑張って~!』に手を挙げ応えながらスタート!🚲
予定は気温に注意しながらバイクゴール13:30を目指して! (5時間15分 Av.23~24km/h)
東急ホテルを出てその先のY字の交差点(ゴムマット)を気を付けて右折した後にリアディレラーからガチガチッと音が???
製糖工場を過ぎたところの変速時にもガチャ…???
なんやなんや?バイクラックでディレラーに何かあったか?
そこからの緩やかな登りで変速の度に異音が… 間違いなくトラブってると感じるも、変速しなおすと音もなく走れるので降りることなくやり過ごすことを選択して進む。
最初の固定メカニック地点のあるパイナガマビーチでの停車も考えたが手前の下りの勢いを殺したくないが頭の中で優先されて通過する。
そして24ノース前を通過して軽い登りにさしかかった時に『ガチンッ シャラッ…』登りなので踏み込むもペダルに抵抗が無い…???
後ろを振り向くと地面にチェーンが。。。『はっ?』直ぐに足元を見るとチェーンが無い。。。 慌てて降車してバイクを歩道に倒して落下したチェーンも元へ行きチェーンを拾ってバイクに戻る。
瞬間的に頭に浮かんだのはクイックリンクの外れでチェーンを確認せずにクイックリンクを探しにもどり地面を凝視するも見当たらない。。。
通りかかったバイクマーシャルが止まって無線で移動メカニックに対応要請して下さった。 移動メカが来るまでに出来ることは? バイクを立てて拾ったチェーンをセットして直ぐに繋げる状態にセットして、気持ちを切り替えて目の前を通り過ぎる選手達に声をかけた!
こんな序盤で歩道で止まってる自分の姿を見て仲間たちが『えっ?高木さん、大丈夫?』『どうしたの? 大丈夫?』と声をかけてくれる。
『大丈夫、あとで追いかけるから!』と過ぎ去る背中に応えた。

何分待ったんだろう? やっと『メカニック車』と貼った車が視界に入り『おーい、ココぉ~!』と両手を振り上げる。
車には前日のメカニックブースで一緒に作業していたメカ仲間の顔が見えて安心した✨ だからか?車が速度を落とし停車する前に『11のクイックリンク!』と叫んだ!
阿吽の呼吸?で車から飛び出したメカ(マモさん)の手元には既に工具やらが抱かれていて、バイクに向かって走ってきた。
バイクの裏から自分でバイクを抱え、マモさんが手際よくチェーンを繋いでくれた。 所要時間は1分にも満たなかった✨ (レース後にGarminデータを確認したら、ちょうど30分止まっていた。)
そして『OK! Go! 高木さん頑張って!』と声を背に受けReスタート🚲
今回はいろいろあんなぁ。。。と思いながらも遅れた分を取り戻すべく予定よりハイペースで走ることになった。
さっき心配して声をかけてくれた仲間に追いついた時には『ただいま!』と声をかけながら進んだ。
天気予報は見事に外れ、ぐんぐん上がる気温の中を予定よりハイペースで走ったせいで、比嘉ロードに着く頃には脚が売り切れ。。。一気にペースダウンとなる。。。💧
こうなるとどうしようもなくなるので、ランのことも考えたペースに落とすしかなく、補給を見直しながらペース調整をして走った。
その後、東急ホテル前を通過してバイクの関門には問題ないことを確認して、そのままペースは上げることなくバイクフィニッシュ!

ラン🏃 (5:04:46 925位)
T2中は今年はいろいろあり過ぎるぞ。。。😓 ランは何も起こるなよ…
などと考えながらソックスを履き変えて補給を持って、前用のゼッケンを付けて、いよいよ最後の種目だ!
スタート直後のエイドで氷を貰ってアイスポケットスカーフに入れてGo!
放送で『バイクの制限時間まで残り5分と少しとなりました。』と耳に入ったので、残り時間約5時間で35km!
7分台で走れば間に合うと頭で思いながら序盤はゆっくり走った。
しかし、バイクのツケがやはりきて、8km辺りから痙攣発動💦 
座り込んで伸ばしたりマッサージしたりして9kmまでの1kmが16分かかってしまった。。。 で次が10分。。。 これはアカンやつか。。。とついにネガティブ思考が出てしまい、次のエイドで辞めよう。となった。。。
が、エイドのエアサロを発見し復活を願って噴射し、これで折り返しまで行って、そこで決めよう。とリタイヤするのを辞めて進んだ。
そして折り返し、目の前の時計はちょうど『16時』残り20kmを3時間。
『9分で👌ならワンちゃんあるな✨』ネガティブ思考消滅(笑)
そこからは攣ったら歩く、治ったら走るの繰り返し。ラップ見ながら『32秒貯金、22秒貯金、7秒払う、、、』を続けて25kmの関門を通過✨
途中、藁にも縋る勢いで落ちてるコムレケアを注入したりしつつ、またエイドでもない、私設エイドでもない沿道の応援の人に水を要求したり。。。
ラスト2kmぐらいで『あの時辞めなくて良かった… 諦めなくて良かった…』と込み上げつつ、そんなこんなで競技場に到着✨
仲間に迎えられてゴール✨✨✨ 11:57:12 1018位

100kmマラソンとトライアスロンでは100kmの方が辛い💦って言ってきて、今年の1月になんとか100kmを完走をしたことで自信にはなり、今回も完走はできると思っていたけど。。。こんなに苦しめられるとは。。。
やっぱりトライアスロンの方がしんどいかなぁ。。。(笑)

でも100km完走で学んだことは非常に大きく、今回も途中ネガティブ思考にはなったけれど、こうして完走できたのは自分のエンデュランススポーツへの最大のポイントは【諦めない気持ち】だとあらためて感じたし、今回の大会でまた少しメンタルが強くなったかもなぁと思えた👍

また頑張ろう✨

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