treasureドヨンちゃんのセンイルライブで、ヒョンソクくんの言葉にハッとさせられたっていう話をします。

スケートボードが趣味のドヨンちゃんのために、メンバーがチームごとにヘルメットに絵を描いてプレゼントするという企画でした。
ヘルメットが完成し、それぞれのチームがコンセプトを説明するのですが、動画44:35~のヒョンソクくんのコンセプト説明に、彼の服哲学の一端が表れていたように感じました。

🐷「綺麗な靴や服は傷んだり壊れたりするのが怖くて、ただ家に置いて観賞用にしてしまうことがあるじゃないですか。けど、それだとコスパが悪いんです。だからこのヘルメットはジフンのセンスで描いて、気兼ねなく使えるようにしました」

わかるわ〜〜
わーこの服めっちゃ可愛い！と思って買うんだけど、可愛すぎてダメにするのがもったいなくて結局あんまり着ない。いくら大切に着ようとも、洗濯するたびに微小な劣化は発生し得るし。靴なんてもってのほかで、屋外を歩き回るんだから汚れやすり減りは絶対に避けられない。だから結局ハンガーにかけたまま、ケースに入れたまま、コレクション化してしまうんだ。でもそれじゃ支払った分の対価は、この所有の満足感だけにしかないのだろうかと思うと、そんなのなんか虚しいじゃん？

世の中には衣服を日用品・消耗品としか見なしてない、着れればなんでもいい精神の人も大勢いる。それに比べれば、デザインが好みだとか名の知れたブランドだとか、着るという用途以上の価値を見出だして服を買うことがあるんなら多少ファッションに関心がある方だと言ってもいいんだろう。それなのに、そんな「可愛い服」は着るのを躊躇してしまって、結局は気軽に着れる廉価で無難な服ばっかり着て出かけてる。じゃあなんのために買ったんだよ、その可愛い服。

こないだアメトークのスニーカー芸人の回(2回目)で、EXITのりんたろーさんがナイキ×ピースマイナスワンのパラノイズを普段履きしてるのを「すげーな！」って言われてたけど、たしかにすげーなって思った。普段履きするっていうその度胸が。普通ビビって履けないでしょ。パラノイズは表面の塗装が剥がれて良い感じになるから「雑に履かれる」ことを前提にしてるのかもしれないけど、果たしてその意図に躊躇なく乗っかれる人が何人いるのかね？ 仮に履けたとして、そんなドローイングの作業場なんかで履けるのは貴方だけだと思います、ジヨンちゃん。絶対汚れるって。

お気に入りの服は、着たいけど着たくない。ファッション好きなヒョンソクくんにとってその感情は人一倍だと思います。そして同じくファッションへの関心が高いドヨンちゃんに対してのプレゼントだからこそ、その葛藤が生まれないよう気遣って「気軽に使える」というコンセプトにしたんでしょうね。
ちなみにこのヘルメットの製作中、ジフンちゃんがヘルメットに絵の具を散らそうとして筆を振るったところ、ヒョンソクくんの靴に絵の具が飛んでしまうという不幸な事故が起こりました笑。だからやっぱりお気に入りの服や靴ほど外に持ち出さない方がいいということです笑。いつかとれじゃーちゃんが超売れっ子になって、汚れようが傷もうが構わない！新しいの買えばいいもん！くらいの精神でハイブランドでも何でも着れるようになれるといいですね。まあ庶民的な部分が残ってても可愛いから良いけどね。

おまけ

マシホくんがパラノイズ履いててちょっと湧いた。
PMO好きだもんねーマシホくん。クリップもいっぱい持ってたし。