馬場このみ「it's me」に狂った話

初めまして、そうでない方はいつもお世話になっております。
A,Tiden(えーちでん)と申します。
前回(10分前)にトイレビューの記事を初めて書いてみましたが、
第2回目は筆者が絶賛ハマっているコンテンツの「アイドルマスター ミリオンライブ!」のある楽曲についての所感になります。振れ幅。


前提

今回の記事は筆者A.Tidenがひたすらとある曲の思うとこをネリネリ連ねる記事になるので、アイマス分かんねぇ~って人は(そも見向きもしないだろうけど)置いてけぼりになるかと思います。ご了承ください。
なんなら書いてる情報に間違いとかザラだと思います。
そうなってたら許してください。

はじめに:マスパ2こえぇ~~

 ※堅苦しい文章はつかれるのでやめます。
 ミリアニ先行上映から夢の扉をたたき、ミリシタ内で気になった楽曲/ユニットのCDを買う日々を過ごしていたA.Tidenです。
 ドラマCDの魅力に惹かれそっち方面ばかり」掘削していたある日、
弊TLにとあるツイートが流れてきた
「○○のソロ曲で一番好きなのは?」の文章とアンケート
アンケートの選択肢は4つだった。
そう、4つ
ミリシタを遊んでいるPなら把握している通り、各アイドルのソロ曲はまだ3週目、つまるところマックス3曲(真美にいたっては1つ)しか把握していなかったのだ。
※BC特典CDに収録された『スタートリップ』や、4thライブで披露された『恋愛ロードランナー』、話題に困らない『気まぐれユモレスク』等、ミリシタ未実装の曲に触れる機会自体はあった
が、最新の4曲目がほぼほぼノーマークだったA.Tidenは衝撃を受けたのだった。
「リプライが知らん曲で盛り上がっとる…!でもそのうちミリシタにも実装されるしそん時に話の輪に入ればいっか」程度に考えていたのだ。BKG(バカが)

時をほぼ同じくして、3月9日(土)
ほぼほぼミリPの集いみたくなってる豊洲防災フェス2024が開催された。
それと同日に、ミリアニ全話応援上映も。
応援上映。act4は配信での参加だったのでミリPの熱量を感じるのはこれしかないだろう
と考え、上映に乗り込んだ。ペンライト未所持コール未履修のクソガキが。OOBKG(大馬鹿が)

ここがA.Tidenにとって第二の転機だった。

ほんの些細なきっかけでミリPの先輩方と飲み会に参加した際の会話だった
「○○の4曲目は聞いとけ」
最初に言い出したのは誰だったか、言い始めると他のミリPからもお勧めが来るわ来るわでもうすごかった。とにかく楽しい一夜だった。

この時お勧めされた曲をメモに残せていた自分を褒めたい。
それからA.Tidenの収集CDリストに「○○のドラマCD」だけでなく「○○のソロ曲」が追加されたのだ。

前置きが長くなってしまったが、そんな思いの中、手に取ったのが

この絵だけ見せて「最年長だーれだ?」って聞いたら十中八九響いくでしょ

ランティスHPより「『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 07」ジャケット

リリース情報|アイドルマスター ミリオンライブ! THE IDOLM@STER MILLION LIVE! | Lantis web site

この「『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 07(以下、マスパ27)」である。

マスパ27 収録曲

01.Play GO! Round
作詞・作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
歌:大神 環 (CV.稲川英里)

02.Super Funky Piece!!
作詞・作曲・編曲:ダンス☆マン
歌:我那覇 響 (CV.沼倉愛美)

03.it's me
作詞・作曲・編曲:KOH
歌:馬場このみ (CV.髙橋ミナミ)

04.パーフェクトゲーム
作詞・作曲・編曲:重永亮介
歌:永吉 昴 (CV.斉藤佑圭)

05.しあわせエンドロール
作詞:唐沢美帆
作曲・編曲:原田篤(Arte Refact)
歌:春日未来 (CV.山崎はるか)

パーフェクトゲームをミリシタ並びにact4で浴び、「こらCD聞かなアカン」状態になってから探していた…気がする
件のおすすめ表には確か無かったんじゃないかナ~~…?違ってたら俺を殴ってほしい

とりあえず聞いてみる

01.Play GO! Round
カッケェ!環ちゃんの曲って「可愛い!元気」みたいな方面に寄ってたからアニメのOPみたいな曲に衝撃を受けた。
元気ない朝にはお世話になってます

02.Super Funky Piece!!
なんか見たことある名前の人が作ってる…!
ダンス⭐︎マン氏に詳しく知っているわけではないけど、A.Tidenの幼少期はケロロ軍曹で育ってきたためなんだか懐かしい気分になった
なんか時間にとらわれない作業してる時に聴きたくなる、スーパーファンキーイェーイ

ただただ聞いたことない曲を楽しんでいた。
次の曲にA.Tidenは大きく狂わされる事になるとは思いも知らずに。

イントロからやばいよね

「このみさんのソロ曲はどれをとってもハズレがない」
そう言っていたのはミリマスを勧めた友人だったか
事実、ミリシタ実装曲の「dear…」は大人のラブソングらしい切ない歌詞とメロディ、「水中キャンディ」の届きそうもない夢への憧れとそこへ踏み込んでいく決意の姿勢は担当Pでない筆者の心にもブッ刺さった。
※「To…」もミリシタ未実装なものの、BNS2巻で存在を知り、5thライブの円盤で聞いて無事にハートを鷲掴みにされました。

ここまでの筆者はまだ「馬場このみ」というアイドルの魅力を理解しきれていなかった。

A.Tiden「2曲目の響ちゃんのやつ可愛いな〜、俺もスーパーファンキーしてぇやな」
「3曲目ってなんだっけ…このみさんの曲か
たかみなの歌唱力はグンバツだしどんな曲が流れてくるか

からのあのイントロである。
俺は悲鳴をあげた。

これまでの曲長や当人へのイメージから「可愛らしい曲」がくるだろうとばかり思っていたA.Tidenにあのイントロは恐ろしいほど響いた。
何より「check it and it's me」の発音がやったら艶やかなのだ。
このみさんに対して今まで「頼れるお姉さん」「見た目は小さいのに最年長」「年相応の振る舞いをしても可愛らしさにフィルターがかかる」なんて捉え方を筆者がしていたばかりに、ここまでアダルト方面に寄せてきた曲が唐突に流れてくるのは心臓への負荷がヤバかった。心臓が止まらない
担当Pでもない自分がこんな衝撃を受けているのだから、リリース時にこれ聞いたこのみPは果たして何人が声を上げずに聞けたのか、非常に気になる

ここすき歌詞とか

可愛い(ei)は
褒め言葉じゃない。(ない?)
大人っぽいのほうがずっと良い。(ei,ei)

作詞作曲:KOH 2022年 馬場このみ(髙橋ミナミ) 「it's me」歌詞より引用

ずっと彼女が言い続けていた文言
この曲調に合わせて言われるだけで影響力はダンチである。
この後の「la la la la la la la la la」の色っぽい雰囲気、メロディーの破壊力も恐ろしい
筆者の語彙がカスなのでうまいこと言語化出来ないのが最悪だが、メロディーの流れがアニソンっぽくないのがまた刺さる。「全然CDショップとかで流しても違和感ないじゃん」という感想に収束してしまう、残念語彙力で申し訳ないのだが、ニュアンスだけでも伝わってくれると嬉しい

i can remember溢れ出た涙も
but,never無駄になんてしないよ
辿り着いた
今日の未開拓地も
出会えれば希望(ヒカリ)だって絶対
感じてit's me

作詞作曲:KOH 2022年 馬場このみ(髙橋ミナミ) 「it's me」歌詞より引用

サビの歌詞。
「i can remember溢れ出た涙も but,never無駄になんてしないよ」はこれまでの苦難の連続だった人生を振り返ってのものか、彼女の味わった挫折も無駄にならない、社会人経験のあるアイドル故に歌える歌詞だよな〜と思う
「辿り着いた 今日の未開拓地も」とはアイドルとしてステージに立つ姿の事だろう。事務員志望が拗れ拗れてアイドルに、なんて背景の彼女がこう歌う姿、グッとくるものがある

アダルティだもん
夢見ただけだもん
知ってほしい(ねぇ)
見ててほしい絶好調だもん
check it, it's me

作詞作曲:KOH 2022年 馬場このみ(髙橋ミナミ) 「it's me」歌詞より引用

Cメロの歌い出し、末尾の「もん」の使い方がエグい
アダルティだもん:大人っぽさを出したい気持ちの表れ
夢見ただけだもん:憧れとの乖離をどことなく強がりながらも道の遠さを感じている

ここまでの「もん」は子供の使うような、憧れへの諦めや挫折の誤魔化しの様に聞こえる
結局ここまでこの曲で感じた大人っぽさを見てもらうファンの人に伝えきれていない事から来ているのだろうか、強がって虚勢を張ってしまう様子を歌っていると解釈した

このみさんそういうとこあるよね〜〜!!(大好き)
ミリオンスターズ最年長とはいえ、彼女もまだ24歳、きっと社会全体で見ればまだまだ誰かの下についてて当然な年齢(だよね?)なのだから、頼りになる大人らしい振る舞いの中にきっと「P含め劇場のみんなにみっともない姿を見せられない」といった心境はあるのではないだろうか。
ミリアニ8話にて、本来のステージが使用できずに
人通りの少ないステージでデビューライブの披露をした後のシーンでも、このみさんはPに電話をかけるのをためらうシーンがある。彼女だって、誰かに助けを求めたいしもっと頼りたいはずなのだ。源P(ミリアニのプロデューサーを役者からとってそう呼称させていただく)があまりにもナイスすぎる機転を効かせてこのみさんの不安を晴らしてくれるシーンがあったが、そのシーンでさえこのみさんは「頼れる人に不安を打ち明ける」のではなく、「心配してくれる人がある事を認知してやる気を出す」場面なのだ。彼女の性格もあるとはいえ、誰かに本心を打ち明けることなく立ち直れる、強い人なんだと再認識させたシーンと解釈している。
そんな人の内面歌っちゃったらもうヤバいじゃんか〜〜!!!

そして3つ目に「知ってほしい(ねぇ)
見ててほしい絶好調だもん
check it, it's me」と来るわけだが、
ここで曲がラスサビに向けて一気にアガッてくるのだ。それも踏まえての解釈となる。
知ってほしい(ねぇ)見ててほしい:「見た目だけではなく、大人としての内面を含めた自分を」と補足するのは最早蛇足か
何度も重ねて述べるが、彼女は見た目の小ささをとくに気にしているので、こう歌うのは自然と言えばそうなのだ
そうだけどCメロのこの音楽で言われたらよォ……!
本当に恐ろしい。

そこから「絶好調だもん」に繋がって曲も盛り上がっていく。この構図とっても好き。
これまでのどことなくネガティブを隠す虚勢ではなく、自分を鼓舞するような「もん」の使い方に変なしている点が美しい。明確に歌っているメロディーも異なっているので心情の変化が表現されているように感じられる。

結論:このみ姉さんパネぇっす

ざっと書くだけ買いてみるとこういった好き好きポイントが挙げられる。
全体として、「頼れる大人のお姉さん(ただし訳あり)が急に大人の一面を向けてきてビックリして泣いちゃった」とかいう纏めると味気もくそもない感想に尽きるのを記事執筆中ふと考えてしまった。
A.Tidenはようやく、「馬場このみというアイドルは、しっかり人生の先輩らしく溢れるセクシーで大変な事に出来るアイドル」だという事実に回り道の果てにたどり着いた。この記事を描いてて言いたかった事の結論はコレなのだ。

さいごに

このような駄文を読んでいただきありがとうございました。
当方は千鶴Pで歌織さんのファンを自称してミリPやらせてもらっているので、このみさんについての知識が乏しい箇所に溢れてます。「解釈違いすぎワロタ」「話にならんわカス」「もっと推敲してから投稿しろ」「ミリマスの世界へようこそ!ミリPである事をしっかり自覚し、常にミリPである事を誇りに思いなさい。ミリオンライブは紛うこと無き神コンテンツであり、それを侮辱する、蔑む行為は到底許されません。少しでも至らない点があると判断した場合は私共が然るべき処置を下しますのでご理解ください。」
等々ご意見ありましたら、当方のX(https://twitter.com/a_tiden)まで連絡くださると今後の課題になりますので、どうぞよろしくお願いします。

お付き合いいただきありがとうございました。
次回「TC03が俺のドラマCD童貞」でお会いしましょう

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