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12/27 木曜日 はれ

大好き和風総本家スペシャル。
初代の方が重厚感があってずっと好きだったんだけど、福くんが司会になった二代目和風総本家でも職人さん達の偉大さは変わらず。
はーーん、素晴らしい…

今日は蜘蛛絞りの染めの師弟関係職人。
師匠は今年96歳で亡くなられたようなのだけど職人歴は89年。7歳の時から絞り続けた 人生をかけた職人さん。倒れて入院する時もベッドに絞りの台を持ち込みたいと言って先生に止められたそうだ。
弟子の瞳さんは60歳から絞りを初めて現在89歳の職人さん。握力を常に使い続ける絞り作業には体力が相当に必要らしく、生活が仕事を作る と毎日の草むしりと愛犬ぺーすけの散歩を必ず。
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師匠が今年亡くなって、蜘蛛絞りの職人は現在日本に2人しか残っていないそうだ。そういう職人仕事って沢山あるんだろうな。そして今も日々減っていってるんだと思う。
素晴らしいなと思いつつ、コスト面で考えると平民生活の私には手が届かない代物だったりするし やっぱり低価格でお値段以上の大量生産にどうしても向いてしまう。


樹木希林が今年亡くなって 森光子や黒柳徹子の番組を見たりして、どんどんと生涯現役の格好良さに心打たれる。
私も現役でいたい。プロにはなれないし 凄い人にもなれないけど、いち凡人の只のいち人間として 何かをずっと作っていたいなと思う。いつになっても、いくつになっても もう少しで死にますよとなっても、もう少しで死にますよと言われたら尚更 何かを作って終えたい。なんでもいいの、本当に。完成度とか 人から見た時の価値とかそういうのじゃなく、ただ自分が あー沢山作って沢山楽しかったなー!良いの出来て自己満足満点!と思えればそれが最高に幸せだな と思う。

そんなこんなで最近暇さえあれば何かしら作ってる。つまり 毎日暇だから毎日作り続けてる。
もしかしたら暇のキャパを超えると 自分がどういう人間なのかわかるのかもしれない。コップから水が溢れるようになった時にやる事はやっぱり何かを作る事らしい。

ハセは何に興味を持つのかな(にゃろめの名前は発覚前からほぼ確定していてハセです。あとは顔を見て漢字決めるくらい)。どんな風に何に興味を持っていって 何をする人になるんだろうか。自分はこれをしてる時間が好き!と、ドンと真ん中に揺るぎなく持った人になってくれたら嬉しいな。