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②『釘崎 野薔薇』を『尾行』してみた【呪術廻戦 二次創作】

~①のつづき~

~渋谷スターバックス~


虎杖『と、ここまで尾行してきたけど、なんで俺たちコーヒー飲んでんだ?』

東堂『それは、簡単だな。釘崎がここでバイトしてるからだ。』

釘崎『ありがとうございました~🎵(満面の笑顔)またお願いしま~す🎵(満面の笑顔)』

虎杖『みろよ、東堂。あの釘崎が接客してるぜ』

東堂『ああ、普段は不満が服着て歩いているみたいな女だからな。あの接客態度は意外だ。』

虎杖『あ!あのオッサン!釘崎の手を触りやがったぞ!』

東堂『落ち着けブラザー…お釣りを受け取っただけだ…』

虎杖『くそ~なんか腹立つな、あのオッサン!』

東堂『…』

虎杖『あっ!あの高身長メガネ!釘崎のこと、変な目でずっと見てやがる!』

東堂『…』

虎杖『気持ちわりぃメガネだな…ちょっとあいつのメガネ割ってくるわ!』

東堂『ヘイヘイ、落ち着けブラザー!俺達は釘崎を尾行していることを忘れるな。あと、面倒事を起こすと、店にも迷惑だ。無論、釘崎にもな』

虎杖『うっ…まぁそうだけど、なんかムシャクシャする…くそっ!』

東堂『…』

虎杖『東堂?』

東堂『ん?いや、少し前の俺をみているようだ。と思ってな』

虎杖『じゃあ、東堂もムシャクシャとかしたのか?』

東堂『あ、ああ…まぁな』

虎杖『そっかぁ…あ!釘崎が…なんか先輩から怒られてる!』

東堂『あぁ、そうみたいだな…注文の間違いか、何かか?』

虎杖『あぁ…釘崎、落ち込んでる…東堂!俺、ちょっと行って元気付けてくるわ!』

東堂『まてまて、ブラザー!同じことを2回言わせるな!店にも釘崎にもだな…』

虎杖『じゃあ!落ち込んでる仲間をほっとけっていうのかよ!東堂!』

周囲の客『ざわざわ…』

東堂『…いや、そこまで大事でもない。たかが、バイトの失敗を注意されてるだけだ…』

周囲の客『ざわざわ…』

虎杖『確かにそうかもしんねぇけど!落ち込んでる釘崎を見るのは嫌なんだよ!』

周囲の客『ざわざわ…』

東堂『わかった!わかった!ブラザー!わかったから、少しボリュームをだな…』

周囲の客『ざわざわ…』

虎杖『そりゃ…少しは大袈裟かもしんねぇけど!俺達はいつ死んでもおかしくない!…だから、俺は釘崎を大事にしてぇ!…間違ってるか!?東堂!?』

東堂『…いや、間違ってない。間違ってないけどな…もう無理だな…すまん!ブラザー』

周囲の客『ざわざわ…』



パンっ!!!(東堂が手を叩く音)




虎杖『えっ?東堂?』

高身長メガネ『あれ?あれぇ?なんで?僕、こここ、ここに座ってるの?さささ、さっきまで、そそそ、外の席に座ってたのにぃ!』

虎杖『東堂の術式…入れ替わったのか、高身長くそメガネと…』

高身長くそメガネ『ひひひ、酷くない?ぼぼぼ、僕の扱い…』





ポンポン(背後から肩を叩く音)




✕×✕『あの~🎵お客様~🎵』

虎杖『はい、何でしょ…く、釘崎!?』

鬼の形相の釘崎『ちょっと面を貸していただいて!!!!!!よろしいでしょうか~!!!???』

虎杖『…は、はい…わかりました…ごめんなさい』






パンダ『青春だね~✨(コーヒーを飲みながら)』

狗巻『…しゃけ(コーヒーを飲みながら)』




つづく





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