デマ情報にだまされないコツ③

・・・やっと本題に入ります(;´Д`)長くてすいません💦
それでは、いよいよ、デマ情報を見極めるために、重要だと私が考えるポイントを解説します。

★重要ポイント①『情報の正誤は関係ない』

 その理由は、
『よっぽどの専門家でない限り、情報の正誤は判断できない』
『あなたは正しく文章の意味を理解したが、他の人は勘違いをして受け取ってしまう可能性がある』
『人から人へ情報が伝達する中で改編されている可能性がある』
からです。

★重要ポイント②『発信元をあなた自身が確定できないなら、その情報は誤っている可能性がある』

(もちろん、この発信元が揺らぎようのないその道の専門家だと断定できることが必須条件です。)

★重要ポイント③『あなたが回した後、どうなるかわからない』

 あなたは間違っている部分を見分けられるかもしれないけど、他の人は間違っている部分がわからない可能性があります。
 あなたは正しく文章の意味を理解したかもしれませんが、他の人は勘違いをして受け取ってしまう可能性があります。
 人から人へ情報が伝達する中で改編されている、または改編されていく可能性があります。
 ・・・ということもセットで『ほぼ間違いなくあること』として、肝に銘じることです。

★そんなこと言ってたら、拡散メールなんて流せないじゃない!

 とお思いになるかもしれません。

 その通りです。

 結局、拡散メールって、情報伝達方法としてはふさわしくない。というのが私の考えです。

 特に医療関係の情報は、人命や健康に関わることも多いため、責任重大なのです。

 それほどの重要な情報を、このようなリスクの高すぎる方法で広める、というのは、この手法を選ぶ時点で、発信者に疑問を持たざるを得ないなぁ・・・、と私は思ってしまいます。

 本当に正しい情報で多くの人に広めたい、と思っているのなら、ご自分でTwitterなりブログなり開設してやって欲しい。匿名にしたいなら今はいくらでも方法がありますから、そこで主語を自分にして発信していただいて、それをリンクしてね!という形で広げていただくのが、情報が一番正確に伝わる手段ではないかと考えています。

★デマ情報にだまされないコツまとめ

①自分が発信元を知らない情報はデマの可能性があることを知っておく。

これだけです。だまされないコツ。

 送ってくれた人に悪意はないかも、いや、むしろ親切心かもしれない。中には正しい情報があるかも。

 でも、デマの可能性があるのです。

 そして、そのデマで、(医療情報なら)どこかで人命に被害が及ぶかもしれない。だから、

 とりあえず回しとこ。

 ではなくて、自分が回すことで、被害が新たに起きるかも。そう思っていただきたいな、と思うのです。
 こういう、一見正しいような、役に立つような情報が送られてくると、人間ですもの、『自分も人の役に立てる』といった役立ち感、『送ってきた相手をムシするのも…』という罪悪感、『送らないで知り合いが悪くなっちゃったらと思うと』という不安感から、回したくなる気持ちはわからなくはありません。
 でもね、それって結局、自己満足の割合が強く、実際のところ人の役に立つどころか害になる可能性が高いと思うのですよね。

 自分が満足して、相手に害を及ぼすかもしれないけど・・・
 自分は不安を抱きつつも相手に害を及ぼさなくてすむかも・・・

 の二者択一、ということです。

 じゃぁ、こういうメールが来たときはムシしとけばいいのか、というと

それもちが~う!

★気持ちは受け取っておく・・・!!

 これ大事!送ってきた人を責めてはいけません。
 だって、その人だって、こんな状況だもの、何か役に立ちたい!あなたが心配!だから送ってきたんです。
 だから、言いましょう。

教えてくれてありがとう✨

 お礼を伝えて、自分を心配してくれる気持ちのありがたみを噛みしめてから、タイミングずらしてでもいいので、チェーンメールの危険性について、是非教えてあげてください。やっぱり知らない人(私に教えてくれた看護師さんも、ネットに疎い人でした)は、結構引っかかってしまうことが多いです。

 そうして、こういった迷惑極まりない拡散メールを、愛💖で断ち切りましょう。

 私が実戦している、デマ拡散情報の対策は以上になります。
 もし、こういったことを知らないお知り合いがいらっちゃったら、是非

 文章の一部をコピペ、とかじゃなくて、この文章のリンクを貼って教えてあげてください°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 他にも、あなたがかつて、チェーンメール回しちゃったよ😞、とか、今まさに回そうか🤔というところの方、自分はこのような対策しているよ、とか、拡散メールでこんな経験があるよ、とか、このnoteに対するご意見やご感想がありましたら、コメントやTwitterのDMでもいいので反応いただけると嬉しいです✨

 で・・・もう蛇足になるとは思いますが、デマ情報にだまされない-具体例
で例として挙げた文章について、私なりのツッコミを・・・もし、聞いてみたい、という方が複数いらっしゃったら、それもまた別に解説してみたいと思います。

 それでは、みなさま、こんな状況下で苦しいとは思いますが、共に戦いぬいていきたいと思っています✊

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