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赦すこと。

昨日は職場で娘との一連をぶぁーと話してみた。

一応それ相応の専門家の職場で(恥ずかしいかな私もなんだけどね…)、
また人も優しい人ばかりだから、
いつも相談側(わたし)を責めることなんて絶対ないから、
本当にありがたい。

それは大変だ!困ったね!
と優しい相槌とともに、
話しながら整理されていく私の話をうんうんしてくれ、
経験談もまじえてくれ
おかげさまで
わたしは整理された!!(ぴっかーーーん!!!)

まぁ要は、言ったって子は変わらない(笑)ということ
友だちといるのが楽しいもん。そういうお年頃。のデビュー期!

絶対に言わなければいけないことは伝え続けるけど、
それが親と子の関係でできなくとも、
それがどうこうなる訳じゃない。
それでも、受け入れる(いやな顔やぶつくさ文句は言いつつでもね)

それでいいじゃない。

そのうち自分でけがして学ぶ。
その方がしっかり自分のものとなる。

赦す。
それで自分も赦される。
ルールにしばられなくて済む。

育児の時間なんて
絶対的に一瞬なんだから
笑ってる思い出が多い方がいいよね。

こどもにも、実家の思い出が笑顔であふれてほしい。




職場で思って帰宅。
17時30分。

娘のランドセルは、
まだない。
ん?なーぜなーぜ?

いや、赦す。赦すのだ。
ゆるすと決めたばかりではないか。
落ち着くのだ。


そして時は18時15分。

ガチャっとドアの音。
申し訳なさそうでもなく、反抗的でもなく、なんとも言えない、
言うなればひょっこりはんみたいな顔で帰宅し、
そのあとの書道の予定表を見ながら
もくもくと準備を始めようとする娘。

おそらく母が予想するに
朝も母と気まずく出発し(朝まで持ち越したのは初めて)、
帰ってもバツが悪いから、書道ぎりぎりまで外にいて、
そっから書道に行ってお褒めをもらおう、
そういう魂胆かな、て。
(ぎりぎりまで外にいて怒られそうなことは考えられないのだろうかとも)

ほら、怒らなければちゃーんと分析できる。

「おかえり」

そう声をかけてみた。

そしたら少しほころんだ表情で「ただいま」
て小さな声。

ごはん、先食べていきなよ、どれくらいいれる?
今日何?
中華丼。
じゃ、大盛り。

そのあとはいつものようにぺらぺら話しだす娘。

だよなー。
だよなー。

かわいいんだよなー。

そして書道へ。
行く前、それから帰ってからちゃんと褒めました。

明日はまた塾の日だけど、
きっとちゃんと行く気がする。

もし行かなかったら、もう辞めよう。
でもそれはポジティブな話。

ひさしぶりに心があったかくなった日。

写真は富士さんと虹と変な雲。


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