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事実と解釈

この話を知るまで、夫との喧嘩が絶えなかった。

夫の勤務時間は長く、朝が早く(夜中)夜は平均的な定時くらい。
必然的に育児の負担は私の方が大きい。
その中で私は常に、夫へ不満を抱いていた。

寄り添ってくれない
並走感がない
私ばかりが子供のことについて考えている

そんなことを思っていた。

自分が個人でビジネスを始める時、この話を聞いた。
起きた事象を事実と解釈に分けてみようと。

例)私が家事をしている間、夫が手伝ってくれない
解釈→私ばかりが動いている。本当寄り添ってくれない。私のことなんて飯炊婆さんくらいにしか思ってないんでしょ。
事実→仕事のことを考えていて、私が家事をしていることに気づかなかった。

あれ?別に夫悪くない…?
手伝って欲しかったら声かければ良くない…?
え?勝手に私が怒ってただけってこと?

最初は苦戦して、すぐイライラしてしまい、怒りを感情のままにぶつけてしまうことも多かったですが、最近は癖がついてきて、喧嘩にならなくなりました。

実は昨日も、夫にイライラしてしまうことがあったんですね。
夫が肺炎になり、私は月曜からワンオペ家事育児。
ご飯を食べ終わった後、早々に部屋に籠った夫。
イヤホンを探していた私は夫の部屋に聞きに行きました。
すると、部屋でのうのうとくつろいでいる夫。
(おいおいおいおいおいおい。私も体調悪いんですけど〜?卵巣腫れてて出来るだけ安静にとのことなんですけど〜?具合悪くて寝てると思いきや、めっちゃYouTube見てくつろいでんじゃん?)
口を開くと罵詈雑言しか出てこなさそうだったので、早々に退散。

うん、ちょっと落ち着け。
よし、事実と解釈に分けてみよう。(予想)
解釈→私が体調不良の中、バタバタと家事育児をワンオペでやっている中、彼は私のことを気遣わずくつろいでいた。
事実→私が見ている時に、たまたま体調が良くなりかけていたのかもしれない。他はスーパー具合悪かったのかもしれない。

うん、聞いてないからわからないけど、とりあえずさっきほどの怒りはない。
まだ、具合悪そうで話はできてないんだけどね。

ということで、こういう風に分けて考えてみると意外と勝手に自分が怒っているだけだったりすることが多い。
本当に、相手が悪いこともあるんだけどね。

本当に相手が悪い時も、事実と解釈に分けた後だと不思議と冷静に話ができたりする。
怒りのピークが過ぎているからかな?

そんな感じで、家庭マネジメントすると無駄に衝突が避けれるんですよ。
それでもぶつかることはあるんだけどね。

特に、環境が大きく変わる時。
うちの場合は
・引越し
・妊娠、出産
・会社を立ち上げる時
ここで絶対にぶつかってます。
でも、なんとか乗り越えられた。

絶対にこれのおかげ!!!!っていうわけではなくて、色々な要因があって乗り越えられたことは確かなんだけど、これも1つの大きな要因だと思う。

そんな感じで、色々な技を駆使して、色々な問題を夫婦で乗り越えられたらいいね。

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