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転職で重要!キャリアの定義とキャリアビジョンの考え方を解説!


キャリアとはどんな意味の言葉かご存知でしょうか?
使われる場面は多いものの、正しい意味を知らない人は少なくありません。
「目指すキャリアが分からない」
「キャリアビジョンはどう考えたらいいの?」
という悩みを抱えている人は多いといえるでしょう。
 
そこでこの記事では、キャリアの定義について解説し、さらにキャリアビジョンを持つことの重要性について説明していきます。
キャリアを理解し、キャリアビジョンの考え方を理解することで、転職活動をぶれずに進めていくことができるでしょう。
詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

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キャリアの定義

様々な場面で使われるキャリアという言葉ですが、初めにその意味を確認しておきましょう。
まずは、厚生労働省・文部科学省のキャリアの定義を確認していきます。

キャリアとは「職業・技能上の経験や経歴」

キャリアという言葉には様々な意味が含まれますが、転職市場でのキャリアは「職業・技能上の経験や経歴」を指すことが多いです。
 
転職活動では、履歴書に加えて職務経歴書の提出が必要です。
これまで経験してきた仕事や、持っている資格などを記入してアピールします。
応募先企業はその内容を確認し、任せたい仕事に見合う能力があるのか判断します。
 
これまでどのようなキャリアを築いてきたのかが、書類選考の合否を決める要素といっても過言ではないでしょう。

厚生労働省によるキャリアの定義

厚生労働省ではキャリアを以下のように定義しています。

「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」、さらには「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念とされています。「キャリア」を積んだ結果として、「職業能力」が蓄積していくのです。

厚生労働省 キャリア・コンサルティングQ&A

厚生労働省の定義では、キャリアとは遂行する過程であり、結果として職業能力(スキル)が獲得できるということです。

文部科学省によるキャリアの定義

一方、文部科学省ではキャリアを以下のように定義しています。

人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが、「キャリア」の意味するところである。

文部科学省 キャリア教育の必要性と定義(8ページ)

こちらでも過程という言葉が出てきますね。文部科学省の定義では、仕事での役割を遂行すること、その積み重ねをキャリアと定義しています。

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企業が採用試験で注目するキャリア

キャリアは「職業・技能上の経験や経歴」です。
では企業はどういったキャリアを採用試験で重視しているのでしょう。
具体的に注目されているポイントについて紹介していきます。
 

仕事上のスキルや経験

転職とは人材を中途採用することですので、学歴よりも仕事で得たスキルを重視します。
転職では実務能力が採用の決め手となり、即戦力として働くことができるのかがポイントとなります。
 
中途採用の場合、事業の拡大や人員補充のケースが多く、求められるスキルや経験も比較的はっきりしています。
応募企業に貢献できる人材としてアピールできる方法を考えることが転職成功の近道です。

転職履歴

転職市場では、転職履歴もキャリアとして判断されます。
企業は入社した後の定着率も重視します。
人材採用にはコストがかかるため、せっかく採用してもすぐに退職されては困るからです。
 
短期間に転職を繰り返している人は、入社しても早期離職する可能性があると判断されてしまいます。
転職理由に合理性があるなら印象が良くなりますので、提出書類に、転職を判断した背景や考え方などを書いておく方がいいでしょう。
また、面接で質問されることも想定して、具体的な説明ができるように準備しておいてください。

人間性

人間性や仕事に対する考え方もキャリアとして扱います。
面接で人間性を判断する目的は、どんな仕事の進め方をするのか、コミュニケーション能力があるかを、詳しく知りたいということです。
自社にマッチするか確認するために、人柄や強みが判断材料になります。
 
中途採用では、これまでの仕事への取り組み方が評価基準になりやすいです。
また、企業の理念によって評価が変わるケースもあります。
そのため、自分の考えにあったビジョンを掲げる企業を選ぶと、転職のミスマッチを減らせるでしょう。

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キャリアビジョンを考えることは生き方を考えること

キャリアプランを考えることで、今何をするべきか明確になります。
迷わずに進むためには、しっかりとしたキャリアプランを立てる必要があります。
 
厚生労働省・文部科学省どちらでも、継続する過程(プロセス)と連続した積み重ねをキャリアだと定義しています。
 
「就職できた」「出世した」ことは結果であり、それを獲得するための過程や、これから続いていく生き方そのものを指している言葉ともいえますね。
 
キャリアプランを考えることは自分が将来どうなりたいのか、どう生きたいのかを決めて、そこに至るまでにどういう過程(プロセス)を踏んでいくのか計画することです。

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キャリアビジョンの考えるときの流れ

キャリアビジョンを考えるための流れを3つに分けて解説します。
順番に進めて、自身のキャリアの理想像を思い描く参考にしてください。

5~10年後までの将来像を具体的に描く

最初から10年先の自分を思い描くのは難しいことです。
しかし、1年後や3年後といった近い将来であればイメージしやすいでしょう。
現在のスキルを習得するのに何年かかったのか思い出せれば、5年後にはどうなっているかイメージできます。
 
このように近い将来から順にイメージしていく方法は、これまでの経験を基準にして10年後まで考えられるので、着実にステップアップしたい方に向いている方法です。
 
また、10年後の理想像を決めてから、そこへたどり着くには5年後、3年後、1年後にはどうなっているべきか逆算してイメージする方法もあります。
独立を考えている方は、この方法で考えることが多いようです。

現在の自分をしっかり分析する

まずはキャリアの棚卸で、現在の自分のスキルや経験を可視化していきます。
現状を把握することで将来像を描きやすくなるでしょう。
 
次に、自己分析で自分の価値観を明確にします。
仕事・プライベートのどちらを重視するのか、給料・やりがいのどちらか大切かなど、仕事に限定せずに洗い出していきましょう。
 
現状が把握できたら、思い描いたキャリアビジョンと比較して、実現させるために足りていないスキルや行動を洗い出していきます。
選択肢が多すぎる場合には、すべて書き出した後、実行しやすいものから進めていくといいでしょう。
 

転職で実現したいことを明らかにする

転職で実現したいことを紙に書き出してみると目的がはっきりするでしょう。
転職する理由や志望動機とも関連付けられます。
経験したい仕事の領域や、身に付けるべきスキルなど必要なものを確認しながらキャリアビジョンを立てていきます。
 
自分がゼネラリスト指向なのか、スペシャリスト指向なのかを考えてみると方向性が見えてくるかもしれません。
ゼネラリストなら将来は管理職やマネージャーを目指すことになります。
スペシャリストなら専門性を高めていくことになるでしょう。
どちらかに狙いを絞って考えてみると将来像が見えやすくなりますよ。

まとめ

キャリアとは国が定義する意味として、過程(プロセス)を意味する言葉です。
 
転職市場で重視されるキャリアには、スキルや経験、転職履歴、人間性などがあります。
これは採用したい企業が、人材を判断するときの判断基準として使われ、即戦力として働くことができるのかを重視してキャリアを判断されますポイントとなります。
評価してもらえるキャリアを積み上げて、適切にアピールすることが転職では重要です。
 
自分の将来を計画し、それを達成するためにどういう手順を踏むのかをプラン立てることをキャリアビジョンを持つといいます。
このキャリアビジョンを持つことが重要です。順序だてて考えて、自分の目指すキャリアビジョンを描けることを目指しましょう。

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