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書きたいだけ書くnote日記 2022/03/27

凪の気分、3回目接種後3日目、ますの寿司、私は私の歌を、柿の木ラーメン、など。

2022/03/27 いつも荒れている海のはず

 古くなってきたベッドの、私の重みできしむスプリングが気になって時間より早く起きてしまった。

 スプリングのきしみはそう聞こえるものじゃない。目が覚めたもののもうしばらく寝ようと、必ず寝られる左下の横向きで枕に耳を押し付ける体勢だからこそ聞こえたもの。ググッとか、ググッとムムッの間の音とか聞こえてきて寝てはいられなくなった。

 3回目接種、ファファモの「モ」の副反応は峠を超えた気配。思えば最大の問題である腹痛にろくに効かないので昨日はもう痛み止めは飲まなかったが、それで乗り越えられた。そうして乗り越えられたものの、やっぱり頭の中は副反応とその対処でいっぱいいっぱいで、それしか考えられなかったことは昨日の日記に書いている。そうして頭が一杯になったものから開放されたら、なんだかとても頭がスッキリしている。ここのところの不具合の色々も一掃されたような気分で、なんとなく穏やかな気分で凪いでいる。基本的にいつも荒れている海のはずの私が。

 息子2を送り出して以来、立て直し/充電の時期として1年、もやもやと過ごしてきたのもそろそろ終わりかもしれない。

  前日の日記を上げてから昨日の晩御飯で出した富山のます寿司の、私が食べなかった(私は夜に炭水化物を食べない。朝はたまに食べる)私の分の割当を食べる。ますの寿司は美味しい。昨日息子1の眼鏡作りで行ったモールで発見し、買った自分を褒めてやりたい。

 私にとってますの寿司は子供時代からの好物で懐かしい味だけれど、うちではどんなルートでこれを入手していたのだろう。まだ鶴屋には全国駅弁大会もなかったはず。放蕩の実母がふらふらと全国を彷徨っては買ってきたのだろうか。私の育った家のメンバーは私以外もう誰もおらず、お手伝いさんたちまで皆鬼籍の人なので聞きようもない。

 ますの寿司を食べて、2杯目のコーヒーを入れて、最近の短歌ネプリを読む。その後は作歌。出来る日は出来る、歌。
 私は私の歌しか作れない。歌はわかり易くあるべきだろうか、と考える。私の答えは否で、そんな調整されたものはいらないというか、カルピスの希釈だってうまくいかないのが常なのに、調整なんて出来っこない。全部わからんかもしれないけど、スピリットに対峙したい。読む人がわかるようになんて配慮はちょっと舐めてるというか、こちらの読む力を蔑しているように感じる。書いたあんたは何様かよ、と思うし。いや神様レベルの人であってもそれやった時点で凡人に格下げだ。バッハだってゴッホだって生前全然理解されなくったって手加減せずにやっとったんだぞ。こう言うと、いや私はそんな天才ではありませんから、とかすぐ言い返されそうだけど、作って書いている時点で俺たちは同じ土俵に乗ってるんだぞ、と思う。

 洗濯3回を干し終えて、昼食兼買い出し兼下見の旅。ちょっと遠出したがっていたオットの案に乗る。柿の木ラーメンでお昼。昼時にお客が私たちだけで大丈夫かいな、と思ったものの、タイミングだったようで次々人が来始めた。柿の木は鹿児島ラーメン。

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 行くと鹿児島時代を思い出す。鹿児島系ラーメンはお通しのように大根の漬物が出てくる。それを食べながら待つのが私は好きだった。息子1は漬物に興味なく放っていたものの、ちょうだい、と言うのはやめた。もったいないけれど、彼の権利を取り上げてはいけないと思って。ラーメンは懐かしく、美味しかった。

 その後、ニトリや宇土のCAINZに寄る。お風呂セットの換えを買い、立岡自然公園まで桜を見に。ものすごい渋滞に引く。車からなんとなく見て帰宅。桜はものすごくきれいに咲いていた。

 夜にかけて、おそろしく気が沈んだ。何の理由もない落ち込みだ、と気づいて、あえて普段通りにした。そういう気分に寄りすぎてはいけない、あえて普段通りに、とは祖母の格言だったな、と思いつつ。

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