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書きたいだけ書く日記 2022/02/16

雪の中を太宰府天満宮へ、梅ヶ枝餅は焼き立てが正義、あんかけそば、寒さで体調不良、ずるい話とこれが現実、など。

2022/02/16 太宰府へ

 太宰府天満宮へ。
 この時期に九州一円から太宰府へ向かうことの意味は明白。受験はもう神のみぞ知る領域のことだからこそ神におすがりする他無い。

 前日から予報におののいていた通り、久留米あたりから雪が降り始めて、山際の大宰府は極寒。車載の温度計で3℃。目的は果たそうと祈願受付へ。さすが大神社、手続きがスムーズ。少し待ってあっという間にご祈願。中学・高校と修学旅行の最後に参拝が組み込まれていて、学年全体で来た時は全員外で整列させられたような記憶。初めて御本殿に入った。金色の柱や大きな鏡に、やはり格があるなーなどと考えつつ見回すと、スピーカーまで丹の色に塗られていた。どこのものだろう。お寺だとものすごい確率でBOSEなのだけど。あれはみんな駄洒落なのかしら。オットの方の親戚もうちも本堂のスピーカーはBOSE。ネット情報によると全国的にお寺はBOSEが多く、坊主がBOSEは定説でもあるらしいけれど。ここは神社。こんなことを一瞬のうちに考え、すぐ打ち消して真面目に臨んだ。真面目に、などと思ってる時点で真面目さが足りないとも思う。

 祈願でいただいたものの他に、絵馬を書いて奉納。良い教科と悪い教科の差が大変な息子2のためにお守りもいただく。飛梅は良い咲き加減。辺りの梅はみんな咲いているようで、マスク越しにもどこからか梅が香る。
あらためて飛梅に見入る。有名なエピソードなのでずっと前から知っていたけれど、飛んできたから飛梅。ご主人さまを慕って梅の身でありつつ飛んでくるなんてなんて健気。こういうものに弱いわー。すぐ情を寄せてしまう年頃であることよ。

 寒くて泣きそう。本当のところ九州国立博物館に行ったり、周辺の神社へ寄ったり、自分のためにお参りもしたいところなれど、そもそもの目的から照準をずらしたくないのでここで退却。泣きそうになりつつ、うそ餅が欲しくて梅園さんまで行くも、水曜定休。諦めて梅が枝餅を食べつつ車へ戻る。梅ヶ枝餅は焼き立てに勝るものはない。焼き立てこそが正義。5個パックも買った。

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 帰りはテレビで見て、いっぺん食べてみたかったあんかけそばなるものを食べに行った。蕎麦の上に柚子胡椒の仕込まれた揚げ出し豆腐が乗って、とんでもない粘度のあんがかけられている。とろみと言えばでろんでろんについていて欲しい私としては最高のあんかけだった。ここの手作り品らしい、黄色い柚子胡椒も後学のため食べてみる。ああ、やはりこんな感じになるよね、という知見を得た。

 帰途、どんどん悪くなる体調。どうも冷えすぎたらしい。寒気と頭痛と喉の痛みに気を弱くしながらも、広川SAで「博多通りもん」と「博多の女」購入。かなり満足する。高速は強風でどの車も少し横に流されていてこわかった。
 帰宅してすぐ、本日2個めの梅ヶ枝餅を注入。まだ温かかったから、お餅も硬くない。少し温めたらかなり元通りで気を良くして食べ、葛根湯注入。

 帰宅した息子1が、今日は私立一般の入試日で自習中心…で、朝から塾で勉強するとしてクラスの10人ほど学校を休んだと言う。そういうことが許されるのか。まあ塾ありきの学校だけど。それを許す塾も塾だよなー。社会の先生が「そういうやつに限って落ちる」などと言ったらしいけど、世間ではこれをずると言わず、上手くやっているとしてそんなやつほど得をするよね、などと思う。ああ、だから太宰府天満宮は「学問・至誠・厄除けの神様」であるのかも。菅原道真の生涯を見ると、ああ、と思える。ずるや悪意からも守ってくれようってところがありがたく、切ない。

 カーリング女子の試合があるも見るのを諦めて早寝。寒気と喉の痛みは取れないまま。

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