岡崎ルネ〜夢見ること、それが私の人生〜

愛知県の岡崎市、岡崎市美術博物館で開催中の
「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」
を観てきた。12時頃品川発の新幹線に乗って13時半に名古屋に着いて、美術館に着いたのは15時くらい。

帰宅してから自伝を読んだがこれは必読。絶対に読んだほうがいい。よくわかったけど内藤ルネはお人好しすぎる。買い切りで稼ぎ頭として散々働かされたり、パートナーと二人して七億も騙し取られたりしている。だけど妖精のような前向きさが凄い。死のうと思ったことも、とあるけれど彼の本質的な天然気質というか、楽観的さには気が抜けそうになる。

印象に残ったのは

子供の側がおおらかにしていたから親もおおらかにしていられたのではないでしょうか。本人がこそこそしたり暗かったりすると親も心配になる。けれどのほほんとしていれば、よその子と違っても子供を自然と受け止めていくのではないかと思います。

という言葉。子供側の気質が親に与えた影響、という切り口で語られるものってそう多くないので新鮮だったし、彼が言うならきっと本当にそうなんだろう。ご両親が何かを見抜いていたのか、単に兄弟が多くて手が回らなかったのかわからないけど、この姿勢は頭に入れておきたい。

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