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「救国救世富山県大会」開催 梶栗会長講演に220人

「日本の伝統と家庭を守る運動の先頭に立とう」

10月29日午後、富山市内で「世界の未来を拓く 救国救世富山県大会」(主催・一般社団法人富山県平和大使協議会、後援・国際勝共連合富山県本部、世界平和連合富山県連合会)が開催され、県内から約220人が参加しました。

全員で国歌を斉唱したのち、主催者を代表して鴨野守・富山県平和大使協議会代表理事があいさつし、「私たちの運動は今、逆風の中にあるが、私たちの愛国の覚悟がどれほどのものか、その真価が問われている。個人も組織も強くなるチャンスにしたい」と語りました。

平和大使協議会の活動のビデオ上映に続き、UPF-Japan・平和大使協議会の梶栗正義会長が登壇。「日本の針路と平和大使運動」と題して記念講演を行いました。

講演する梶栗会長


梶栗会長は冒頭、「先ほど私たちの運動の危機について言及があったが、これは単に運動の危機にとどまらず、日本国の危機でもある。私はそのように受け止めている」と述べて、国内外の情勢を語りました。

現在、世界の耳目を集めるウクライナ戦争と、イスラエルとハマスの武力闘争にふれて、「これが局地的紛争に終わるのか、それとも第3次世界大戦の引き金になるか。世界の形を今後大きく変えていってしまう局面だ」と指摘。「アメリカの関心がイスラエルに移ることで、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が焦り、ロシアのプーチン大統領がほくそ笑んでいる」。

さらに、米中ソの力関係の構図の中に、急速な経済発展を遂げて、国際社会において大きな発言権を持つようになったグローバルサウスに言及。会長は「その盟主の立場を自認しているインドのモディ首相にいち早く注目し、最も早く取り組んだのが当時の安倍晋三首相だった」と述べた上で、安倍氏が発表した「自由で開かれたインド太平洋戦略」は欧米に受け入れられ、今日、世界の共通見解になったとして、安倍氏の政治的な先見性を梶栗会長は高く評価しました。

日本はこのグローバルサウスと欧米をつなぐ役割があるが、一方で国内に「伝統文化や家庭を破壊する『文化共産主義』が浸透し、保守系有識者や議員も気づかずに浸食されている現状がある」と警告しました。

最後に梶栗会長は、「私たちの平和大使運動は、神を否定し、日本の文化を否定する共産主義思想から家庭と国家を守る運動である。ともに闘い、この国を守っていきましょう」と力強く呼びかけました。

平和大使協議会の活動案内を荒井雅夫・富山県平和大使協議会富山支部長が行ったほか、後援団体である国際勝共連合の岩城宗寿富山県本部長による閉会の辞、万歳三唱をもって閉会しました。

参加者からは、「覇権主義国による世界秩序への挑戦は地球規模の危機であると認識できた。今こそ日米韓が一体となって内外の共産主義を克服する救国救世国民運動の展開する必要性を痛感した」との感想が聞かれました。

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