Tableau DATA Saberのチャレンジ期間の半分を経過して

はじめに

 お久しぶりです。shinです。
 11月に、5年ぶりほどにDATA Saberに再チャレンジすることにした、という↓の記事を出しました。

 今回はチャレンジ開始から2カ月ほどたって年を跨いだところで、これまでの道のりで達成したこと、感じたこと、前回の思い出などをつらつら書きます。
 読みながら共感していただけることがあれば嬉しい限りです。

現在の進捗

 ・Ordeal 1~10までクリア(12/23に完了)
 ・コミュニティ活動 Public:10pt/30pt 組織内:10pt/20pt
 最終試験を受けるまでには、残りのコミュニティ活動を頑張ればよい、というところまで来ています。
 では、Ordealとコミュニティ活動のそれぞれについて振り返ってみます。

Ordealについて

 一度チャレンジしたということもあり、どのOrdealも自力である程度取り組むことができました。KT氏の推奨する綺麗な作り方ではないものの、設問の答えを導くに足るVizは作成できていた、という自己評価です。

 課題としては、シンプルかつ美しく見せるという観点でスキルが圧倒的に不足していると気づきました。解説を確認するたび、今までに知らなかった新しい機能や設定があることに驚きました。(知らなかったランキング?みたいな記事も今後出したいと思っていますw)
 1つひとつは単純な知識ですが、知っていると知らないでは表現の幅が大きく変わってくることを身をもって実感しました。
(例:マークラベルの最大値or最小値のみ出す方法)

 最終試験への残りの取組としては、問題に対し瞬時に解法が浮かぶレベルまで反復練習を積むのが良いかなと思っています。もちろん、各問題に対し、なぜこの設定や構成なのか?を自分なりに噛み砕き、理解する時間も必要であると思っています。しかし、出題された問題に対し解法が浮かばず手も足も出ない!という状況は最も避けるべきと考えています。

コミュニティ活動について(public)

 前回のチャレンジ時に挫折したのがこのコミュニティ活動でした。当然のことながら0ptで試合終了したのを覚えています。
 正直なところ、何をすればいいか皆目見当がつかなかったというのが当時の所感です。オープンデータでvizを作る。。。?オープンデータ?でviz?をつく。。る。。?作ってどうするんだ。。?(意味があるのか?)というようなことをグルグル考えていました。
 今思えば、自分が選んだデータから「このデータにはこんな面白い特徴があるよ!」であるとか、「地図を使って綺麗に表現してみたよ!」とかメッセージを定めて表現すればよかった(難易度を問わず)のですが、、当時は地獄のような研究生活から抜け出したばかりのこともあり、発信することの意味、意義を過剰に重く捉えて自縛状態になっていたのだと思います。
 ですので、Viz作成についてもし手が付けられない、何をしていいかわからない、という方に対しては、「まずは何でもいいんだぜ!」と声をかけてあげられます。今なら。

コミュニティ活動について(組織内) ~前回のチャレンジ~

 こちらも前回チャレンジ時はどうすればいいのか死ぬほど悩み、結局として何もできなかったのを覚えています。当時の私の所属していた組織の特徴として、以下のような3点がありました。

  • 何かを発信できる文化、環境がない

  • そもそもデータを扱う業務がない

  • 勉強会の企画~実施まで1年以上かかるのがザラ

 当時も何とか足掻こうと思い、少しでも興味のありそうな有志のメンバーに声をかけてみました。しかし実際に勉強会を行う前に、各メンバーそれぞれの上司に事情を説明し、さらにその上司の了解を得る(!?)(当然得られない)というプロセスまで発生し、挫折しました。
 チャレンジ前に周囲に根回しをしておくことができればよかったとも思いましたが、当時はそこまでやる余裕も気力もありませんでした。。(猛省)

コミュニティ活動について(組織内) ~今回のチャレンジ~

 今回のチャレンジでは、転職をしたこともあり上記で触れた課題はなく、スムーズに取り組むことができています。転職したこともあり、環境も変わりました。前回とは打って変わって↓のような特徴です。

  • 組織内のどのメンバーも何かを発信できる文化、環境が整っている

  • データを用いた意思決定が一般的である

  • 勉強会の企画~実施まで1週間単位でできる

 環境が違うとこうも変わるか?と新鮮な気持ちになったのを覚えています。現在の職場では、自由に発信できる社内コミュニケーションツールがあり、様々な分野の専門家たちが日々ハンズオンやユーザ会、資格勉強会などを開催しています。
 今の環境でならば私でも組織内活動をやり切れると思っています。記事執筆時点ではまだ最低ライン(組織内20pt)をクリアできていませんが、達成することはきっとできるでしょう。

 また後日改めて記事にしたいと思いますが、今の職場のような土壌が存在しない環境で、土壌づくりからチャレンジし、実際に成功した方は本当に尊敬に値します。活動開始するために体力の8、9割を使わなければいけないといっても過言ではない思うのです。挫折した私からすると強くそのように思います。
 その記事では、前回チャレンジ時のような環境でチャレンジするとなった場合、どんなプロセス、マイルストーンが必要なのかを整理し、言語化を試みます。同じように苦しい環境からでもDATA Saberチャレンジしてもらえる方が増えたらいいなという思いです。

残りの期間

 あと20~30日ほどとなりましたが、最後まで油断せず走り切りたいと思っています。このチャレンジは認定はもちろんのこと、認定後の活動が非常に重要になってくると確信しています。
 今回のチャレンジで得た、知識、熱意、コミュニティを維持して今後の活動に存分に生かしていきたいと思っています。

 長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり本当ありがとうございました。
 それではまた。


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