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第29回Jr.大賞について


ジャニーズJr.のオタクをしていて外せないMYOJOのJr.大賞に初参加したので思い出として綴る。
(今まで日常の愚痴しか書いてなかったのにジャニオタのはてなブログみたいになってしまった。)

私が今一番好きなアイドルグループの7 MEN 侍はジャニーズ事務所のジャニーズJr.内のユニットである。

デビューはしていないけど、個々に舞台やテレビ、雑誌の仕事があり全員でライブもする。
ジュニアといえども立派なアイドルで毎日新しい仕事のお知らせが流れてきてこちらも充実したオタクライフを送っている。

そんなジャニーズJr.を応援する上で絶対に外せないのがMYOJOのJr.大賞である。
こちらの1つの部門である恋人にしたいJr.ランキングは毎年、毎年各グループのオタクが自分の担当を上位にランクインすべく時間とお金を犠牲にして取り組む一大イベントである。

恋人にしたいJr.ランキングで1位になった人がいるグループはデビューできるというジンクスがあり、本当にデビューできるかはさておいてお金を落とすオタクがついているという証明にもなりうるため、実際仕事が増えたりするといったこともあるし、注目度もかなり高いため参加するオタクは信じられない量のMYOJOを買い込んで投票する。
オタクにとっては投票期間の2ヶ月はお金だけではなく何十枚、何百枚もの投票用紙を記入するという苦行の日々であり、結果発表までの約3ヶ月は緊張と不安で胃を痛めているのである。

7 MEN 侍のセンター中村嶺亜さんは2013年に18位にランクインしてから2014年からは10年連続このランキングにTOP10入りしており、その歴史はジャニオタ歴が長い人は誰でも知っているほどである。
グループに所属しておらず、ほとんど仕事もなかった時にジュニア大賞にランクインすることで唯一自分の存在意義を感じることができたと本人もブログで言っており、中村嶺亜のオタクにとってはジュニア大賞というのは中村嶺亜とオタクが築いてきた絆の象徴でかなり大切にしているイベントであり、今年こそは1位をとらせてあげたい花を持たせてあげたいという思いがかなり強かった。

私が7 MEN 侍を好きになったのは2021年の9月頃なのでその歴史や思いの深さを語るにはかなりおこがましいが、嶺亜さんも嶺亜さんのオタクも大賞への思いが別格なことはある程度グループを好きになればすぐにわかることだった。

対して私の担当の今野大輝さんは当初私が好きになった頃は、個人で露出も少なく人気も下から数える方が早いといったような感じだったし、知名度もグループ内で最下位だったのではないだろうか。
口数も少なくブログも短め、当時毎日週替わりでメンバーが短い動画を上げていたが、それも他のメンバーが創意工夫した動画を上げる中で写真一枚しか上がらないといった感じで、私はそういうところも含めて好きになったので本人のやりたいようにやればいい(今野のオタクはみんなそう思っている人がほとんどだと思う)と思っていたけど、売れるためにはもっとちゃんとしろといった意見もよく見た。

ジュニア大賞が始まると、アイドル本人たちも所信表明としてどのランキングで1位をとりたいと発表するのだが、去年今野さんが雑誌発売後に突然恋人になりたい部門で頑張りたいと発表した。
当時他のメンバーのオタクも中村嶺亜に投票しようという雰囲気が流れていた中の今野さんの突然の恋人部門頑張りたい発言だったのでオタクからしたら何言ってるんだ状態だったし当時の今野さんのオタクは非常に振り回されただろう。
しかしそういうところが今野さんのオタクの今野さんの好きなところでもあると思う。
その結果なんと46位から16位という大躍進。
去年私はこの結果を見ていただけで投票はしていなかったけど今野さんの人気具合で16位まで上り詰めたのはかなり本当に凄いことだったと思う。
当時他のオタクも16位?!?!?!と驚いていたのが印象的だった。
一体何人のオタクがその発言の後にMYOJOを買い足したのだろう。

そんな今野さん、今年は恋人になりたい部門で1位をとりたいと所信表明。
私も始まるまでは雑誌を何冊も買って投票なんてアホらしいと思われるだろうなと思っていたが、実際に本人の口から言われてしまうと気づいたら本屋に電話をしまくって雑誌の予約をし、いろんな人に頼み込んで住所と名前を借り、夜な夜な投票用紙に記入した。
ちょうど投票締め切り付近にコロナになってマジで死ぬかと思った。
ゆーて投票したの30冊くらいだけど、、、。
ほんとにすごい人たちは3桁などザラなので。
でも今野さんは16位に上がってから実際仕事が増えたと思う。
単独で雑誌に載ることも増えたし、初主演舞台も決まった。
テレビに出たらその美しすぎるお顔ときれいな金髪で話題を掻っ攫っているし、、、。

前置きが死ぬほど長くなったけどついに今年のランキングが発表された。
中村嶺亜さんは念願の1位。
今野大輝さんは9位という素晴らしい結果だった。
他のメンバーも他の部門でランキング上位をとっておりオタクの頑張りが通じた結果とも言えた。

私は30冊全てを今野さんに投票したが、中村嶺亜が1位ではない世界を受け入れることができなかったので結果発表まで本当に胃が痛かった。
(今野さんに投票しているのに中村嶺亜さんに一位をとってもらいたいと思っているのが、矛盾しているのもわかっていますが中村嶺亜は絶対なんだよ。)
中村嶺亜のことも中村嶺亜のオタクのことも中村嶺亜を一位にしようと思っている他担のオタクのことも絶対に1位を取るだろうという信頼があったが、なにせこの投票はオタクの札束の殴り合いなので、他のグループのオタクも必死で自担のグループを1位にしようとするからだ。
ここまでやってきて10年目悲願の1位なんてドラマすぎるのに中村嶺亜が1位じゃないなんてありえない。
なによりここまでやってきたオタクも嶺亜さんも報われてくれという気持ちだった。
年明けから生ドラマや個人舞台の発表、地上波バラエティの出演など勢いの止まらない活躍だったが、ここで1位になれないとオタクも心が折れてしまうというくらい7 MEN 侍のオタクにとってジュニア大賞の結果は重要なものだったと思う。

だから中村嶺亜さんの1位本当に嬉しかった。
花束を嬉しそうに抱える姿は涙が出た。
自担じゃなくてもこんなに嬉しいのに中村嶺亜さんのオタクは本当に嬉しかっただろうなと思う。
受賞のコメントで「みなさんといっしょにやっとつかんだ1位という順位が、今後の活動でも僕の背中を押してくれると思います。」とあったが
オタクがあげた称号でアイドルが背中を押してもらえるなんて最高の褒め言葉なんてない。
本当に嬉しかった!

今野さんの9位もめちゃくちゃ嬉しかった。
本当にすごい。
でも正直なところもうちょっと上に行けたなあという気持ちもある。
本人もブログで嬉しかったとコメントしていたけど来年はもっと上にいかしてあげるからねという気持ちになった。
「俺のことを好きになったら、きっと抜け出せなくなると思うから、みんなをもっと沼らせたい」
単独舞台を3月から控えているけど本当に楽しみで楽しみで新しい今野さんを見れるのが嬉しくて、鬱屈した私の今を生きる希望を与えてくれて、頑張る理由も与えてくれて本当にありがとうという気持ちになった。

ただの雑誌の企画の1つにすぎないけど、それが彼らの自信と仕事に繋がるのなら、無力なオタクは頑張らざるを得ないのだ。

初参加の感想はとてつもなくしんどいし、なんでこんなことをやっているかわからない、お金の無駄、26歳にもなってアホすぎる、、、あぁ虚無だとなることも多かったが終わった後はフルマラソンを走り抜けた並の達成感がありました。
フルマラソン走ったことないけど。
本当にお疲れ様でした。

最後にスーパーアイドル中村嶺亜さんによる喜びのスピーチを載せます。
このスピーチ100点満点すぎて全てのアイドルは見習った方がいい。
あとほんとにお顔がかわいいですね、、、。

おわり

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