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アウディe-tron GT quattro試乗

アウディの営業さんの強いススメでアウディQ4etronのお披露目と、e-tron GT quattroそして、e-tron sportsbackに試乗させてもらった興奮さめやらぬうちにnoteしておきます。

e-tron GT quattroの試乗

30分ほどの試乗時間でしたが、こんなに楽しい試乗は初めての経験だったと思います。

e-tron GT quattroの印象を一言で表すとしたら、テレビゲームのレーシングカーに乗っているみたい。ただ、そこには取り返しのつかない運転免許と命を載せていることの気持ちを失いそうな錯覚を感じました。

走り出すとハンドリングの重さと車体剛性のしっかり感がレーシングカーと言わんばかりの剛性の高さ。

そして「重さ」という意味では車重2,290kgを車の重厚感に使い、動力性能は0-100km/h 4.1秒。アクセルを踏み込むと瞬時に頭をヘッドレストに押し付けて最大加速に移る怒涛のパワーを出すのですが、車内の感覚は時速30キロでも60キロでも、そして出してはいないですが100キロでも200キロでも一緒な気がするテレビゲーム感覚なのです。

それくらいエンジン音がしないこと、充分な車重があってまるで地面が宇宙船のように動いている感じ。完全に新しい乗り物感でした。

写真をいくつかアップします。

小径かつD型でアルカンタラでも毛足が短くしっとりした感触のハンドル
思いのほかシンプルです
あえてノンレザーのファブリックシート
コックピット全体がアルカンタラ張り
これもオプションですがとても素敵でした

Q4e-tronのお披露目

同時にQ4e-tronのお披露目会にも参加しました。

ダイヤモンドステッチのシートあこがれます。
235/45R21のタイヤサイズ
エンジンはありません・・・。
もはや自動車というよりも家電のような表示に思えます


テールランプを点灯するとアウディーのフォーリングスロゴも浮かび上がります


e-tron Sportsback試乗

最後にe-tron Sportsbackに試乗しましたが、写真を撮り損ねました。

e-tron GT quattroに先に乗ってしまった後に感じるのは、動力性能以外のやたら未来感を演出させているインテリアやカメラ式のサイドミラーの液晶画面の粗さや、凝ったセレクターレバーなどがかえって設計年度の古さを感じてしまいました。

こちらに1,100万円出すのなら、1,390万円のe-tron GT quattroをオプション無しで買いたいと感じてしまいました。

しかし、e-tron GT quattroの今年の日本輸入割り当て分はすでに終了しており、Q4e-tronを狙うのが順当らしいです。。。

今私はEVを買うのか?

まず買いません。というか買えません。
アウディには、いわゆるタワーパーキングに入るサイズのEVがそもそもまだ無い。充電設備も考えるとガレージ付きの一軒家を手に入れてないとなぁ、とじっと手を見るです。。。

e-tron GT quattroの強烈なパワー感にやられましたが、実際公道でそのパワーを使い切ることは難しいし、そんな走り方は下品極まりなくなる。

それこそ速度無制限の道ならば意味もあるでしょうが、日本ではサーキットぐらいしかない。サーキットでは大柄なボディがライン取りよりも、ドッカン加速だけを重視した走りになり早いかもしれませんが面白いかな?と思いました。

また、これから購入するならば、急速充電の可能な150kwh充電機に対応している事は大事だなと思いました。レトロフィットキットが使えるとアナウンスされている車種があるのはメーカーの良心を感じます。

一日500km以上移動するならば大抵1回はどこかで充電しなければならないこと。急速充電機で30分はちょっと長いけど、休憩時間としたらありだとは思います。

特に限られた充電機の取り合いとかの方がずっと厄介な問題で、気にはなってもまだメイン車種として手を出すのは難しいです。

特にアパートやマンションではなかなか充電設備の設置には傾きません。ディーラーや公共の充電器だけで行くのはかなり面倒に感じます。

未来の街みたいなところならば市町村の補助金含めて色々メリットを享受できるかもしれませんね。となると、住むところから考えなければならなくなります。

また、中古市場の難しさもあります。充電切らしてバッテリーの劣化がひどい中古には手を出したくないです。どんなに手を入れても新車時のスペックを発揮出来ないというのはつらいです。

私の性格嗄らしても1,400万円出すよりも140万円で楽しめるクルマを選びがちです。

ただ、未来はもうここに来ていたことを知れたことはとても勉強になりました。


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